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北九州市で震災がれき(災害廃棄物)の試験焼却
 北九州市震災がれきの処理に関連して、先日日明工場新門司工場で試験焼却が行われました。
 その際、広域処理に反対する人たちが搬入を阻止(妨害)しようとしてニュースになっています。

 北九州市での試験焼却のため、宮城県石巻市からトラックで運ばれてきた震災がれき80トンが22日、北九州市小倉北区の不燃物保管施設「日明(ひあがり)積出(つみだし)基地」前に到着した。これに対して、受け入れ反対派の人たち約40人が施設の正門や周辺道路を封鎖し、同日午後0時半現在、搬入ができない状態が続いている。市は23日から試験焼却を始める予定だったが、日程は流動的になっている。
 反対派は午前9時すぎ、施設前に到着したトラックのうち先頭の1台を取り囲んで進めないようにした。市職員が「業務に支障が出る」と移動を呼び掛けたが、反対派は「なぜ響灘で処分するのか」「市長を呼べ」と抗議し応じなかった。このため、福岡県警小倉北署員約15人が現場で「道交法違反の恐れがある」と数回警告した。
 市の予定では、この日はトラック28台で輸送してきたがれきを施設内に搬入し、空間放射線量を測定。23~24日に日明工場(小倉北区)で約32トンを、24~25日に新門司工場(門司区)で約48トンを、一般ごみと混合して焼却する計画だった。
 市は事前に石巻市に職員を派遣して、搬出するがれきの脇で空間放射線量を測定したところ、1時間当たり0・05~0・07マイクロシーベルトで、自然界と同じ平常値だったという。
 震災がれきをめぐっては、3月に細野豪志環境相が北九州市を訪れ、市に受け入れを要請。市は今月1日、専門家らでつくる検討会で、放射性物質の濃度などを測定し安全性を確認するため、試験焼却着手を表明した。宮城県によると、石巻市では震災がれき446万トンが発生し、最大73万トンの広域処理が必要という。
(震災がれき、北九州市に到着 反対派が搬入阻止・2012年5月22日付 西日本新聞夕刊)

 本題ではないのでしょうが、市の清掃工場って一般廃棄物を処理するんですよね。
 がれきって、産業廃棄物に見えるんですがそこん所は大丈夫になってるんでしょうか?

※ 6月5日注 その辺はよく分かりませんでしたが、ダイオキシンについては焼却炉自体が対策済(そりゃそうだ)、アスベスト・PCBについては可燃物なので含まれないと北九州市は言っています(参照)。
<持ち込まれたがれきは放射性廃棄物なのか?>

 まあそんな事は非常時なのでどうでもいいとして、問題はその震災がれきが放射性廃棄物(?)なのかという点。
 記事によれば、石巻市から搬出した際に計測したと言っています。

 がれきの選別作業は、17日に報道陣に公開されたようです。

 宮城県石巻市の震災がれきの受け入れを検討している北九州市は17日、石巻市のがれきの仮置き場で、23日から始める試験焼却用のがれきを選別し、袋詰めする作業を報道陣に公開した。
 ヘルメットや防じんマスクを身に着けた作業員たちは、高さ数メートルのがれきの山を重機でかき分けながら、手作業で、金属類やガス管などの危険物、写真などの思い出の品を取り除いた後、木材などを機械で30センチ以下に破断。ベルトコンベヤーに載せられた木くずなどを改めて点検した後、ショベルカーで、プラスチック製の袋に500~600キロずつ詰めた。その後、北九州市環境局の職員らが袋の横で放射線の空間線量率を計測。毎時0・06マイクロ・シーベルト程度で、自然界で検出される範囲内の数値だったという。
(がれき選別を石巻で公開、受け入れ検討の北九州市・2012年5月17日付読売新聞)

 瓦礫の脇というより、瓦礫を袋に入れてその横で測ったということのようです。
 専門家じゃないので分からないのですが、どうして選別作業中にリアルタイムで測らないんでしょうかね。
 そっちの方が楽なのではないかと思いますし、妙な疑いをもたれません。

※ 6月5日注 瓦礫自体は8ベクレル/kgなのだそうです。

 発表を信じれば、放射性廃棄物とは言えないのでしょう。
 しかし、念を入れて測った印象は受けません。

 ドイツ放射線防護協会(Society for Radiation Protection参照)会長のセバスティアン・プフルークバイル(Sebastian Pflugbeil)博士は、「日本ですでに始まっている汚染がれきの各県への配分、焼却、および焼却灰の海岸埋め立て等への利用は、放射線防護の観点から言えば重大な過ちである。(参照日本語訳全文ドイツ語原文)」と言っているそうです。
 ただ、この発言は「汚染がれき」という前提でなされたものです。

 がれきが放射能に汚染されているかは、重要な問題だと思います。
 ドイツの専門家が言うように、汚染がれきは封じ込めた方がいいのでしょう。
 ですが、汚染されていないならば話は別です。
 反対派にも公開し、慎重に計測して疑いを払拭していった方がいいのではないかと思います。

 でも、放射性廃棄物はどうするのかって問題が残りますよね。
 まだ中間処分場も決まってなくて、最終処分場なんて計画すらされてないんですよね。確か。

<広域処理は非効率なのでは?>

 ちなみに選別作業は15日から行われ、発表されたのは16日。
 公開されたのはその翌日の17日ですからやや拙速な感じを受けます。

 宮城県石巻市の震災がれきの受け入れを検討している北九州市は23~25日にがれきの試験焼却を行うことを決めた。北橋健治市長が16日、記者会見で発表した。試験焼却の結果、受け入れが実施されれば関西以西では初めて。
 焼却するがれきは、木くずを中心に80トン。15日から現地で選別作業が行われており、22日に陸路で同市に到着する。
 市内で出た一般ごみに混ぜ、23日から小倉北区・日明(ひあがり)工場で約32トン、24日から門司区・新門司工場で約48トンを、それぞれ24時間かけて燃やした後、焼却灰の放射能濃度を測定し、市ががれきの焼却灰の埋め立て基準とする1キロ当たり330ベクレル以下かどうかを調べる。灰は小倉北区の倉庫で保管し、受け入れが決まれば、若松区の最終処分場に埋める方針。
(北九州市、がれき試験焼却23~25日に・2012年5月16日付読売新聞)

 本来なら、清掃工場周辺住民や反対派などを広く募って、公開した方が良かったのではないでしょうか。

 そして、早くも19日にはトラック28台分の計80トンが出発します。

 東日本大震災で発生した宮城県石巻市のがれきが19日、試験焼却のため、北九州市に向けて搬出された。西日本で震災がれきが試験焼却されるのは初めて。同市は6月に受け入れの可否を判断する。
 石巻市沿岸部のがれき仮置き場で、袋に小分けされたがれき計80トンが、トラック28台で搬出された。22日に北九州市に到着し、23日から市内2か所の工場で試験焼却される。
 石巻市では、被災地で最も多い638万トンのがれきが発生したとされる。北九州市の渡部誠司・環境広報担当課長は「一日でも早い被災地の復興のため、本格的な受け入れにつなげたい。情報を市民に公表し、安全性を示していきたい」としている。
(北九州市へがれき搬出、石巻の80トン・2012年5月19日付読売新聞)

 前述したように、北九州到着は22日。
 4日間かかって到着したということになります。

 正直、あまり効率的ではない感じがします。
 確かに、被災地復興の助けにはなるのでしょうが、運んでいる暇があったら燃やした方がいいのではないかという気がします。
 被災地の力になかなかなれない遠隔地の我々の、自己満足のような気もします。

※ 6月5日注 被災自治体からの要望があった事と、被災自治体だけでは平成26年3月までに処理が終わらない事、線量が低いため船舶で大量輸送できることなどを挙げて、北九州市は広域処理には意義があるとしています(参照)

<焼却しても放射能は漏れないか>

 そもそも、「汚染がれき」ではないと分かれば、焼却して放射線が漏れていないのか別に測らないでもいいような気がするのですが・・・。
 まあ、焼いて灰になると濃縮されそうですからね。

 東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で発生したがれきの試験焼却を始めた北九州市は23日、同市小倉北区のごみ焼却施設・日明(ひあがり)工場と周辺計14地点で測定した放射線の空間線量率の結果を発表した。平均値は毎時0・05~0・1マイクロ・シーベルトで、自然界で検出されるレベルだった。北橋健治市長は同日、焼却灰の放射能濃度の測定結果も公表する意向を強調。6月にタウンミーティングを開き、自ら説明する考えを明らかにした。
 市は1地点につき5回測定。平均値は焼却前の数値と変わらなかったという。焼却中の排ガスに含まれる飛灰なども採取。24日に取り出す焼却灰とともに専門業者に分析を依頼する。
 がれき搬入時の放射能濃度の基準は、原子力発電所で使用された建材を再利用する場合に原子炉等規制法が定めた1キロあたり100ベクレル程度以下だった。過去の研究で飛灰は濃度が約33倍になると実証されている。市は可燃ごみを混ぜてがれきが10分の1となる割合で実験しており、飛灰を含む焼却灰の放射能濃度は最大同330ベクレルと想定。
(がれき焼却、施設周辺の空間線量「自然界並み」・2012年5月24日付読売新聞)

 焼却炉から出た気体は、煙突から外に排出されるのだと思います。
 そうなると、敷地内や周辺より、遠くの方へ気体が飛んでいくのではないかと思います。

 煙突の出口で計測した方が、より正確な気がするのですがどうなんでしょう。
 技術的に難しいのでしょうか?

 また、焼却灰についても計測するようです。

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市のがれきの試験焼却を行っている北九州市は24日、同市小倉北区のごみ焼却施設・日明(ひあがり)工場で焼却灰を採取した。市内の分析機関で放射能濃度を測定。市が安全基準としている1キロあたり最大330ベクレルの範囲内かどうかを確認し、28日頃に結果を公表する。
 この日の作業は午前9時頃から始まった。防じんマスクやヘルメットを着けた分析機関の作業員や市の担当者ら14人が、ばいじんを除去するフィルターに付着した飛灰や焼却灰をスコップで約1キロずつ採取した。
 また、焼却灰を一時保管する灰ピットなど工場敷地内で、1時間あたりに受ける放射線量を示す「空間線量率」も測った。いずれも自然界で検出されるレベルだったという。
(がれき焼却灰を採取、北九州市が放射能濃度測定・2012年5月24日付読売新聞)

 よく分かりませんが、元々あった焼却灰を空にした上でがれきを焼却したのでしょうか?
 間違って、がれきと関係ない焼却灰を1kg採取してたりして(^_^;)

 また、別の疑問も残ります。

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れを検討している北九州市は23日、同市小倉北区のごみ焼却施設・日明工場で、宮城県石巻市から搬入したがれきの試験焼却を開始した。25日までに2か所の焼却施設で計約80トンを燃やし、灰の放射能濃度などのデータを収集、6月に受け入れの可否を判断する。受け入れを決めれば、関西以西では初めてとなる。
 北九州市は23日午前9時過ぎ、保管している倉庫から約100メートル離れた工場へがれきを搬出し、同市の可燃ごみと1対9の比率で混合した上で、午後0時20分、焼却を開始。がれきや工場がある施設と外部の境界付近、トラックなどを対象にした放射能の空間線量率やアスベスト測定も始めた。
 日明工場では24日までに約32トン、24~25日に門司区の新門司工場で約48トンを焼却する予定。
(がれき試験焼却、北九州市で始まる・2012年5月23日付読売新聞)

 可燃ごみと混合してるということは、その分薄まっているのではないでしょうか?
 恐らく、石巻からもってきたがれきだけでは燃やすのに不十分だったのでしょうが、試験焼却なんですから震災がれき100%でやった方が疑いは払拭できます。

 で、灰の中のセシウム濃度の結果が出たようです。

 東日本大震災で発生した宮城県石巻市の震災がれきを試験焼却した北九州市は28日、焼却灰や排ガスに含まれる放射性セシウム濃度の測定結果を公表した。排ガスを浄化するバグフィルターなどに付着した「飛灰(ひばい)」は最大で1キロ当たり30ベクレルで、国の埋め立て基準値の8千ベクレルをはるかに下回り、市の目標値330ベクレルに比べても10分の1以下だった。煙突から出た排ガスからセシウムは検出されなかった。
 北橋健治市長は「想定通りの値。人体や農水産物への影響はなく市民に安心いただける結果と考える」とコメントした。
 市は23~25日、市の焼却施設の日明(ひあがり)工場(小倉北区)と新門司工場(門司区)でがれき約80トンを焼却試験した。敷地内で測定した空間放射線量はいずれも自然界の平常値で、セシウム濃度の公表が注目されていた。
 焼却灰のうち、放射性物質を多く含むとされる飛灰の濃度は日明が1キロ当たり30ベクレル、新門司が19ベクレルだった。焼却炉に燃え残った「主灰(しゅばい)」は、100ベクレル以下が市の目標値だが検出されなかった。
 排ガスについては、バグフィルターを通る前と後のセシウム濃度も公表。フィルター通過前は日明が1立方メートル当たり0・08~0・26ベクレル、新門司が0・08ベクレルだったが、通過後は2工場とも不検出だった。試験焼却に反対する人からはバグフィルターの能力を疑問視する声もあったが、市は「通過前後の値から、放射性物質も確実に除去できたと判断される」という。
 市は31日の検討会にデータを示し、専門家などの意見を聴取した上で、北橋市長が6月にもがれきを受け入れるかどうかを判断する。
(セシウム濃度基準未満 北九州市がれき試験焼却・2012年5月29日付 西日本新聞朝刊)

 結局、安全だったという結果なのですが、一度疑いだした人にとっては想定された結果でしょう。
 と言うか、フィルターの前後でのセシウム濃度も測ってたんですね。
 疑問が一つ解けて安心感が増しましたが、最初から記事にしてればいいのに。

<問題は、自らが信用されていないと気付いていない事>

 記事を読んでいて気付いたのですが、石巻から倉庫に搬入するだけで1晩かかったようですね。

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れ問題で、北九州市は22日午前、試験焼却する宮城県石巻市のがれき約80トンを北九州市小倉北区の市の倉庫に搬入しようとした。しかし、反対派の人々がトラックの前に立ちはだかり、搬入を阻止する状況が続いている。
 午前9時頃、トラック6台が到着したが、「原発はいらない」などの横断幕を掲げた反対派約30人が取り囲み、市の担当者と押し問答になった。その後、倉庫の門前に立ち、進入を阻んでいる。福岡県警は現場に警察官約40人を配置。反対派の行為が道交法違反(危険行為)に当たるとして、何度も警告を繰り返した。
 同日はトラック28台が到着し、倉庫にがれき搬入を予定。市は23~25日に2か所の焼却施設で試験焼却を実施し、焼却灰の放射線濃度や検討会の結果を踏まえ北橋健治市長が6月に受け入れの可否を判断する。
(試験焼却のがれき、反対派が搬入阻止・2012年5月22日付読売新聞)

 しかも、2人も逮捕者が出ています。

 東日本大震災で発生したがれきの試験焼却に向け、宮城県石巻市の木くずなどのがれき計約80トンを積んだトラック28台が22日、北九州市に到着し、27台分が同市小倉北区の保管倉庫へ搬入された。反対派の妨害活動で、搬入は予定より8時間半以上遅れた。
 トラックの第1陣は午前9時頃に倉庫前に到着したが、反対派約30人が取り囲み、県警の警告を無視して座り込むなどした。午後4時頃、警察官約40人が強制的に立ち退かせようとしてもみ合いになった。この際、警官に暴行を加えたなどとして、自称、熊本県荒尾市の飲食店従業員(25)ら男2人が公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。
 搬入は午後5時半頃に始まり、午後8時までに27台が倉庫敷地に入った。残り1台分は23日に運び込む。
(反対派妨害の中がれき搬入、警官暴行疑い2人逮捕・2012年5月23日付読売新聞)

 正直、ろくな説明も情報公開も無い現状では、不安に思う人も多いと思います。
「こちらで測った結果、安全です。」
と言われても、そんな言葉を信じて生きてきた結果が、福島第一原発の事故なのですから。

 2011年3月11日以降、行政も政治家も電力会社も学者も、信頼は地に落ちました。
 自分たちは信用されていないと肝に銘じて、行動した方がいいと思います。

 北九州市も、国の安全基準なんか信じずに、市民のために可能な限り安全性を確かめてほしいと思います。
 そして、安全性を確かめる場も含めてオープンにしていってほしいと思います。
 そういう姿を見せていかなければ、疑いは払拭されないでしょう。

 宮城県石巻市から運び込まれた震災がれきを試験焼却している北九州市は24日、北橋健治市長が市民と対話する「タウンミーティング」を6月6日に北九州国際会議場(小倉北区)で開くと発表した。試験焼却で得た科学的データやがれき広域処理の現状を市長が説明し、受け入れをめぐり市民と意見交換する。
 申し込み不要で定員500人程度。市長が講演し、質問に答える。市は「安全性について理解を深めるため、多くの人に来てほしい」と話している。今月31日には、がれき問題検討会の第2回会合を開き、専門家などの意見を聞く。
 23日に市の焼却施設「日明(ひあがり)工場」(小倉北区)で始まったがれき約34トンの試験焼却は24日夕に終了した。焼却灰を積み込んだトラックのそばの空間放射線量を市が測ったところ、1時間当たり0・06~0・08マイクロシーベルトで、自然界の平常値だった。
 「新門司工場」(門司区)では24日、残りのがれき約46トンの焼却が始まった。約2時間半後に敷地境界の空間放射線量を測定したところ、焼却前とほぼ変わりなかった。試験焼却は25日に全て終わる。
(市民対話6月6日 がれき焼却で北九州市長・2012年5月25日付 西日本新聞朝刊)

 自分たちの計測した数値を見せればいいという発想が、もう時代遅れな気がします。
 そんな数字だけで説得できる時代は、多分終わりました。

<福岡市議会もがれき受入れ決議>

 そんな中、福岡市議会も震災がれき受入れを決議しました。

 東日本大震災で発生したがれきの広域処理を巡り、福岡市議会は18日の臨時議会で、受け入れを検討するよう市に求める決議案を賛成多数で可決した。
 決議は整合性のある安全基準を示すよう国に働きかけ、その上で安全性が確保されれば受け入れ方法の検討を行うよう要請している。
 閉会後、高島宗一郎市長は報道陣に対し、「真摯(しんし)に対応したいが、がれきの安全性について国が納得いく説明をするのが前提。市議会と一緒に説明を求めたい」と述べた。
 市議会は同日、整合性のある安全基準を示すことなどを国に求める意見書案も賛成多数で可決した。
(福岡市議会、がれき受け入れ検討要求を決議・2012年5月19日付読売新聞)

 安全基準が国任せなのがどうだかなぁという気がします。
 確かに地方自治体には国のような専門家はいないのかもしれませんが、専門家に任せ過ぎて今痛い目に遭ってるわけですからね・・・。

【2012年6月5日追記】

 小倉タイムスツイッターによると、石巻市から北九州市までの瓦礫輸送費は1400万円で、宮城県が負担しているとの事です(参照)。
 ただし、「船舶による大量輸送により運搬コストを抑えることが可能(参照)」と北九州市はしています。

 また、6月4日の北九州市議会環境建設委員会で、4万6000ベクレル分の放射性物質が、「どこへ行ったのか把握出来ていない」ことが明らかになったそうで、市側は「どこに行ったのかは差し控えさせていただきたい」と答弁しているそうです。

 内訳として、日明では8ベクレル/kgの瓦礫を34t焼却し、27万~28万(単純計算では27万2000)ベクレル分のところ、30ベクレル/kgの「飛灰」が約8万t出たので24万ベクレル分。差引4万(単純計算の結果だと3万2000)ベクレル分が行方不明になっているとの事。
 また、新門司では同じく8ベクレル/kgの瓦礫を約44t焼却したので、35万6000(単純計算で35万2000)ベクレルのところ、19ベクレル/kgの「飛灰」が約18t出たので約35万(単純計算で34万2000)ベクレル分。差引約6000(単純計算で1万)ベクレル分が行方不明になっているとの事(参照参照参照参照参照)。

 いや。外で検出されていないとすれば、焼却炉内の主灰に含まれてるわけでしょう。違うんかな。
 それ以前に、瓦礫が8ベクレル/kgってどこで測っていたんでしょうか。最初から言ってくれればいいのに・・・。

 と思ったら、「広域処理にかかる放射能の検査としては、環境省が、一次保管場所で放射能濃度を測定し、二次選別施設から搬出する際に放射線量で管理することを広域処理ガイドラインで示している(参照)」そうで、今回は、計画上は「1 日に2 回以上、放射能濃度の測定を行い、100Bq/kgを下回ることを確認し、フレコンバッグごとに放射線量の測定を行うこととしている(参照)」そうですが、具体的な方法は分かりません。
 まあとりあえず測っていたということのようです。
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