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どうして「あの恋」は忘れられないのか
 先日、NHKはつ恋というドラマが17日に最終回を迎えました。
 詳しい内容はサイトを見て頂くとして、要は高校時代の彼氏彼女と再会したって話です。

 僕は仕事の片づけ中に2回ほど見ただけですが、このドラマの公式掲示板にはまっていました。
 ドラマの感想はどうでもいいのですが、時々「忘れられない恋」を抱えた方の体験談があり、興味深いのです。
 誰にでも、「忘れられない恋」ってありますよね~。

 え?ないっすか?
 そりゃごめん(^_^;)

<やけぼっくりに火をつけるFacebook>

 でもねぇ。「忘れられない恋」を抱えてる人って結構いるみたいですよ。
 「忘れられない」というのは、「初めて見に行った映画は薔薇の素顔」というような恥ずかしい記憶まで保持してるって意味ではなくて、想いが残っているという事です。
 いわゆるやけぼっくりというやつです。

 言い訳をすると、僕は心理学科にいたので、多重人格云々と宣伝されてた「薔薇の素顔」を見ようって事になったんです。
 行ってみたら言い訳できないようなエロ映画だったので、非常に気まずくなりました。

 SNS(Social Network Service)の普及により、思い出の異性との再会が比較的容易になりました。
 それによる離婚が、英米で急増しているそうです。
 その名も、Facebook離婚。

Facebook離婚 アメリカ・イギリスで社会問題に
 FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、先日電撃結婚したことを自身のFacebookで報告したばかり。そのFacebookが離婚の増加につながっていると言われている。
 アメリカの弁護士会による10年度の調査によると、離婚弁護士の80%はFacebookを含むSNSがからむ事例が増加したと指摘している。また、イギリスの離婚情報サイト「離婚オンライン」によると、11年の離婚訴訟で提示された訴状5000通中、33%が「Facebook」という単語を含んでいたという。

「復活愛」や「ロマンス」に結びつきやすいFacebook

 Facebookと結婚に関する著書のあるK・ジェイソン・クラフスキ氏は、
「Facebookでは浮気は電光石火のスピードで起こる。数回のクリックだけで(恋愛ロマンスが)実現する。」
と述べている。イギリスの離婚オンラインでも、離婚原因のうち「Facebookで異性に不適切なメッセージを送っていたのが発覚した」がトップである。
 Facebookで昔の恋人を発見して思いがけず連絡をとったり、一度しか会ったことのない人でも「友達」になれば親近感が増し、それ以上の仲になったり…。しかもメッセージが公開されるので、友人がFacebook上で浮気の証拠を発見し、報告する場合もある。
 離婚訴訟の際は、Facebook上の投稿が判断材料となる。実名の危険性も理解し、節度を持ってFacebookを使っていきたい。
(浮気がバレて!?【Facebook離婚】急増中・2012年5月25日付婚活ニュース)

 誰と誰が友達で、どんな会話してるってのが丸わかりですからね。
 しかし、そういった場所では肝心のやり取りは普通しないだろうと思うのですが、思ったより無頓着な人が多いのでしょうか。

 何はともあれ、「忘れられない恋」を抱えている人は案外いて、SNSの普及によって顕在化する機会が増えてきているという事でしょうか。

<初恋は甘い思い出>

 しかし、そもそも「忘れられない恋」は終わった恋。
 終わったからには終わった理由があるはずです。
 好きなのに別れざるを得なかった場合もあるでしょうが、恋愛感情が無くなって終わった場合は無くなった理由があるはずです。
 理由があって別れた辛い記憶の筈なのに、なぜとらわれてしまうのでしょうか。

 ライフネット生命が2012年6月19日に発表した初恋に関する調査によれば、初恋の思い出を甘く感じている人が80.4%。
 しかも、苦く感じている人の割合は初恋からの年数が9年以内の場合31.3%なのが40年以上で11.5%と低くなる傾向があるそうで、「初恋の苦さは、時が経つにつれて甘い思い出に変わっていくのかもしれません」としています。

 ただこれは、文字通りの「初恋」であって、ここでの「忘れられない恋」ではありません。

<人は悲しい記憶を忘れたがる?>

 ではなぜ、初恋の思い出は「甘く」なってしまうのでしょうか?
 先日、「嫌な記憶は意識の下に隠そうとする心の働き」について書きました。
 「抑圧された記憶(Repressed Memory)(参照)」という言葉があります。
 これは、「自分の記憶の一部があまりに辛いもので、今自分が健やかに生きてゆくのに極端に妨げとなる時(例えば、自己イメージや自分の心理的な存在基盤等を著しく損なう記憶など)、人によっては『反射的』あるいは『衝動的』とでも呼んでよいような方法でその記憶を抑圧することがあるとされる(参照)」事を指しています。

 つまり、辛い記憶を消して楽しかった記憶だけ残るので忘れられないのではないかというのが1つの仮説。
 しかし、それ程ヘビーな記憶がそんなにあるものかという疑問もあります。
 単純に、単に何でも忘れてしまって(参照)、当時この人が好きだったという記憶だけが残っているのかもしれません。
 とにかく、「忘れられない恋」は時間と共に甘くなってしまったから忘れられないという仮説も成り立ちそうです。

<楽しかったからではなく辛かったから忘れられない?>

 一方で、別の仮説も成り立ちます。

 男性、女性どちらに生まれた方が幸せか――昔からよく議論が交わされてきたことの一つである。「思い出」という見地から言うと、どうやら女性の方が幸せな思い出の多い人生を送っているらしいことが、最近の研究で明らかになった。
 モントリオール大学の研究者らによると、女性は男性よりも嫌な出来事を忘れやすく、逆に楽しい出来事は忘れにくいという。
 実験では男女の被験者らに色々な写真を見せ、一定時間後に再びそれらを見せて覚えているかを調べた。写真は戦争や動物、セクシー写真などさまざま。一度見た記憶のある写真の時にボタンを押してもらい、記憶の分布に男女差があるかを検証した。
 すると女性は戦争写真など悲しいもの、不快なものに関する記憶があいまいで、その代わり楽しいもの、かわいいものなど好きな写真は良く記憶していた。
 反対に男性は不快な写真に関する記憶は良く、楽しい写真は女性ほど良く覚えていなかったという。
 これは自身の体験の記憶にも当てはめることができる。つまり男性が嫌な思い出を忘れられずに悩む傾向があるのに対し、女性は自分に起こった嫌な出来事は上手に忘れ、楽しい出来事は深く心に刻むことができるということだ。女性のほうが「楽しい思い出」の印象が強い人生を送っていると言える。
 また興味深いことに脳波を測定すると、記憶に使用する脳領域が男女で異なっていた。女性が楽しい物事を記憶する時に右脳、不快な物事を記憶する時には左脳を使うのに対し、男性の脳はこれが逆だったのだ。
 性別によって脳の働きも違うとは、男女にとってお互いが不可解な生き物と思われるのも不思議ではないかも知れない。

参照元:DailyMail(英文)
(女性の方が幸せ!? 嫌なことは忘れ、楽しいことは忘れないとの研究結果・2012年2月7日付RocketNews24)


 原文を読むと、University of MontrealのDr Marc Lavoieなる人物の研究のようです。

 先ほどの初恋に関する調査によれば、初恋相手との再会意向は、男性41.0%、女性33.2%と男性が高いとされています。

 エルシーラブコスメティックという会社が行った、「初恋の人に会いたいと思ったことはありますか?」というアンケートでは、男性11名中「ある」と答えたのが10名(90.9%)。女性167名中「ある」と答えたのが109名(65.3%)。全体では178名中「ある」と答えたのが119名(66.9%)という結果だったようです。
 男性のサンプル数が少なすぎるので、これで性差は語れないと思いますが、全般的にライフネット生命の調査よりも再会意向がある人の割合が高いです。

 男性は不快な経験をよく記憶した上で昔の恋人と再会したがるという事は、不快な記憶が再会を望ませているのかもしれません。

 そうなると、恋愛が楽しかったから忘れられないのではなく、失恋が辛かったから忘れられないのかもしれません。
 つまり、「忘れられない恋」ではなく、「忘れられない失恋」なのかもしれません。

<昔の失敗を取り返す?>

 とりあえず、辛かったので忘れられないのではないかと2つ目の仮説を立てたとして、なぜその辛かった相手と会いたがるのでしょう。
 初恋に関する調査によれば、初恋相手と再会したい理由について尋ねたところ、男性は「当時好きだったことを告白したい」というのが25.4%で女性より18.8ポイントも高かったそうです。

 ちなみに女性は「相手のルックスがどう変わったか見てみたい」というのが39.2%で、男性より9.4ポイント高かったそうです。
 全体では、「相手の近況を知りたい」が47.7%で最多だそうです。

 「当時好きだったことを告白したい」というのは、一種のやり直しなのかもしれません。
 「忘れられない失恋」は失敗経験、挫折経験でもあります。
 時が経つと、僕たちは成長します。
 その上で過去を振り返ると、今の自分ならうまくやれると考えてしまうのかもしれません。
 成長した自分によって、過去の挫折をやり直し、無かった事にしようとしているのかもしれません。

 学業に関する調査ですが、失敗経験が現在の自分や未来に及ぼす影響について聞いたところ、「プラス評価・マイナス評価・どちらの判断もしかねる者に等分され(参照)」たそうです。
 過去の失敗をプラス評価している人がやり直して挽回しようという発想になるとは思えないので、再会やり直し仮説は一部の人にのみ通用するのかもしれません。

<思い出の中では生きられない>

 一方で、再会意向がない人たちもいます。
 初恋に関する調査によれば、初恋相手と再会したいと思わない人の中で、「再会したいほどの特別な感情が湧かない(初恋が「忘れられない恋」ではない)」以外の理由は、「綺麗な思い出のままにしたい」が31.9%で、「何を話していいかわからない」が18.2%なのだそうです。

 それ以前に、初恋相手がどこで何をしているか分からない人が84.0%。人づてに近況を耳にする人でも9.1%。
 再会しようと思っても、困難なのかもしれません。
 以前書いたように、遠くにいる人への思いを持続させるのは多分難しい事ですし。

 ちなみに、初恋相手が配偶者や婚約者であると答えた人は1.0%だそうです。


 色々書いてみましたが、実際に調査をしてみないと分からないような気がしてきました。
 誰か物好き(自分ではない)が調査してくれんかいな。
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