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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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再度「自己中心性」について考える
 岩手県議会議員の****さん(参照)がブログに書いた内容がシュールすぎると、全国的に話題になっていたようです。

 二戸選挙区の****県議(56)=無所属=は17日、県庁で記者会見し、盛岡市の県立中央病院を受診した際に受け付け番号で呼ばれ、「ここは刑務所か!」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと自身のブログに記していたことを認め「不適切な表現で著しく思慮に欠けていた」と謝罪した。県議会議会運営委員会でも陳謝し、予定していた6月定例会での一般質問を辞退した。
 **氏は5日のブログで、受け付け番号で呼ばれたことについて「僕を呼んでいるの?と気付いた瞬間、頭に血が上りました」「ここは刑務所か!。名前で呼べよ。なんだ241番とは!と受付嬢に食って掛かりました」などと書き込んだ。7日に「不適切な表現がありましたので、削除の上お詫びします」などと記し、9日にブログを閉鎖した。
 **氏はブログの内容について「公人としての立場を忘れ、一患者の思いを書いてしまった」と説明。同病院の職員や県民に謝罪したいと話し「身の至らなさと軽薄さを猛省し、県議会にふさわしい議員となるべく日々努力する」と陳謝した。県議を辞職する考えはなく、料金は後日支払ったという。
(**県議、放言ブログを謝罪 批判殺到で閉鎖・2013年6月18日付岩手日報)

 いや分かります。
 番号で呼ばれると、人間性を否定されたような気になりますものね。
 友人のFくんも、某大手引っ越し業者でのバイト時に番号で呼ばれたために、二度とそこのバイトには行きませんでした。

<相手には相手の理由がある>

 ただ、人を番号で呼ぶのには理由があると思うのです。
 思いつくままに挙げてみます。

 一つ目は、名前を呼べるけど呼ぶと結構大変な場合。
 合格発表の際に名前を掲載していたら、見難いし、探しにくいし、一々名前を入力しなければいけないので作業量が増える事でしょう。
 出入りが激しく、毎回のクルーが入れ替わる引っ越し作業の現場では、毎回相手の名前を覚えて呼ぶわけにはいきません。

「お、おい!えっとそこの、誰だっけ?さっき聞いたけど名前が出てこない。えーと。そうそう!田中!じゃない。中田か!後ろの冷蔵庫が倒れるぞ!気を付けろ!」
「リーダー。もう潰れてます。それに、こいつ上田です。」
だと話になりません。
「5番!避けろ!」
の方がはるかに合理的です。
 そうだろ、Fくん?あまり気にするなよ。

 二つ目は、相手の名前が分からない場合。
 名前を聞く前に呼ぶ、銀行の窓口などがそうですよね。分からない名前は呼びようもありません。

 尤も、「俺はこの銀行にン千万預金しとるんじゃボケ~」とか、「毎日、新聞を読みに来てる俺の顔を忘れたんか!」みたいな方もいらっしゃるかもしれませんが。

 三つ目は、名前を奪う事で人格を否定するため。

 恐らく現代の刑務所では、そういう理由で行われているわけではないと思います。

 そして四つ目は、最近出てきたプライバシー保護のため。
 結構最近増えてきていますよね。個人情報保護法の影響でしょうが。

 ではこの岩手県立中央病院はどれなのか。

6月上旬、3日ほど県立中央病院に通い続けていますが、当職と、ひと悶着がありました。
“241番”、“241番の方”、“お名前でお呼びします。241番の****さん。”
→ん!僕を呼んでいるの?と気付いた瞬間、頭に血が上りました。
ここは刑務所か!。名前で呼べよ。なんだ241番とは!と受付嬢に食って掛かりました。
会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません。
(参照)

 これは、プライバシー保護で行っている場合の典型例です。「お名前でお呼びします」と断ったうえで、名前を呼んでいますよね。
 最近こういった窓口は結構多いです。

<でも、相手の見方を知るのは難しい>

 僕が、他人と自分との違いを意識しだしたのは、小学校中学年頃の事でした。
 交差点で信号が変わるのを待っていた時に、1台のバスが前を横切りました。
 バスには沢山の人々々。
 ああ、あの人たちは僕と関係ない所からやってきて、関係ない所へ行ってしまう。
 きっと、もう一生会うことはないんだなと思いました。

 目の前に、自分とは一切関わりの無い人がいる。
 それは、当時の僕にとって大きな衝撃でした。

 でも、それ以降他者の立場が理解できるようになったわけではありません。
 ずっと、他者の視点に立つ難しさを痛感し続けています。
 相手の意図には色々な可能性がありますけれど、自分にとって都合のいい意図であってほしいと考えるのが人情からね。

 スイスの発達心理学者のピアジェ(Jean Piajet,1896-1980)は、「自己中心性」が児童心性の特徴と考えていたそうです(参照)。
 しかし、色々な職業、色々な立場、色々な人々がいる現代社会で、「相手の視点に立つ」というのは大人にとっても結構難しい事だなぁと最近思います。

 他者の視点に立つためには、その他者の情報が必要です。
 最近は情報技術も発達してきました。メールのような非言語的(non-verbal)な情報がまったくない交流手段も出てきています。
 そういった意味でも、他者の視点を知るのが難しくなっているような気もします。

【2013年7月6日追記】

 最初に出した県議ですが、6月25日早朝に死亡しているのが確認されたそうです。
 自殺の可能性もあるとみられています(参照)。
 当ブログでは、公職にある人や著名人以外は匿名で扱う事にしています。
 政治家は顕名で掲載していますが、事が事なので匿名に切り替えたいと思います。
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