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「決められない政治」と「決められない国民」
 参議院議員選挙も近くなったようで、色々騒がしくなってきています。
 最近ごちゃごちゃしてよく分からないのですが、どうやら自公連立政権は参議院で過半数を取っていないようで、次の選挙ではねじれを解消したいと言っているようです。
 「決められる政治にする」、「決められない政治を解消する」といった所でしょうか?
 確かに、ここの所のねじれ現象が「決められない政治」の要因の一つなのは間違いないのでしょう。

 しかしねぇ。
 両院ともに与党が過半数取って、本当に「決められる政治」になるのかいな?
 ねじれ国会だと、絶対に「決められない政治」になるのかいな?
 そもそも、「決められる政治」っていい事なんかいな?

<ねじれは必ず「決められない政治」を招くのか?>

 そもそも、貴族院がなくなって参議院ができた頃は、ねじれのようなものでした。
 と言うのも、党議拘束をしない参議院独自の院内会派である緑風会がかなりの勢力を持っていたからです。
 ただ、緑風会は「基本的に保守政党に協力した」そうで、大きな問題が常態化していたわけではないようです(参照)。

 ねじれが本格化したのは、1989年の参議院選後のこと。社会党が躍進したいわゆるマドンナブームの時のようです。この時は、自民党が公明党と民社党と協調路線を取っています。
 その次は、1998年の参議院選挙後の事。この際も自由党や公明党と連立をしていく方法で最終的に解消してます。

 その次は、2007年の参議院選後。
 で、今回のねじれは2010年から続くものらしいです。
 それまでのねじれは、野党の政策も取り入れて協調していったり、野党と連立を組んだりすることで問題を解決していました。
 決して、ねじれがあると決められなくなるわけではありません(参照)。

<ねじれを解消すれば「決められる政治」になるのか?>

 一方、ねじれを解消すれば決められるようになるわけでもありません。
 失われた10年と呼ばれる1991年3月から2002年1月までの間(参照)、確かにねじれている状態の方が長かったようです。
 しかし、どうも決められなかったのはねじれのせいだけではないようです。

 さっき出ましたが、1989年7月23日の参議院議員選挙では、いわゆる「マドンナ旋風」によって自民党は参議院での過半数を失いました(参照)。
 直後に発足した海部内閣(参照参照参照)ではリクルート事件の影響もあって(参照)政治改革関連法案を国会に提出しますが、「与党内でも難色が強く廃案とされ、それに端を発した政局により退陣(参照)」しています。
 あとを継いだ宮澤内閣(参照参照)でも政治改革関連法案は「自民党執行部は反対派で固められており、内閣は最終的に政治改革法案の成立を断念(参照)」という運命をたどります。
 この内閣はバブル崩壊直後に発足したわけですが、「1992年8月30日、宮澤首相は軽井沢における講演で、初めて金融機関への公的資金の導入に言及したが、大蔵省をはじめ金融機関、経団連などの財界、マスコミが猛反対に遭い断念(参照)」という目にも遭っています。
 この頃は、野党との関係で決められないというよりも、自民党内の事情で決められない事も多かったようです。

<「決められる政治」はいい事か?>

 そもそも、衆議院と参議院とでは選挙する時期も違いますし、選挙の方式も違います。
 ある程度、結果にずれが生じるように作られているのです。
 何のためかにそうなっているかと言えば、安全のため。

たとえ、1回の選挙で勝利し1院で過半数を取ったとしても、第二院があるため法改正を自由に行えない、法改正を自由に行うためには2回続けて選挙に勝利しなければならないという仕組みは、法律の改革の迅速性を犠牲にしながらも、間接民主主義の問題点である多数党が民意を離れて暴走することを防ぐのに有効であり、1回の選挙で勝ったからと言って暴走すれば2回連続では選挙に勝つことはできず、国民は多数党の行動を見ながら真に立法権を託せるか時を置いて第2院の選挙で決することができる。この「1回の選挙の結果では大きく法律は変わらない」というシステムは、「保守対革新」「資本主義対共産主義」「右翼対左翼」といった2極対立の戦後社会において、社会の安定性に寄与したと言える。
(参照)

 今、「決められない政治」に対して批判が出ていますが、現在の「決められない政治」は選挙によってねじれを作った「決められない国民」の表れでもあります。

 でも、今日のようにいろいろ複雑化してる現状では、僕ら素人はなかなか決められないものです。
 僕はいまだにTPPの賛否や原発再稼働の賛否をすっぱり割り切れません。
 だからこそ、ねじれた国会でプロに熟考してもらいたいのです。
 多くの国民にとって何が良い選択なのか、きちんと話し合ってほしいのです。
 僕たちも、選挙で言ってた事と違うと揚げ足を取るのではなく、真剣に議論して考えが変わったのなら認めていくべきなのでしょう。

 それができなくなったのは、下手に政権を取れそうな政党が2つできたからなのでしょう。
 野党の時は独自性を主張しようと、お互い反対ばかりしてしまっています。
 大所帯になると主張が薄まってぼやけてきますから、反対する以外に独自性を出せないという事なのでしょう。
 結局、僕らがよく考えないで投票してるって事なのかなぁ・・・。
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