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中央保育園移転問題
 朝テレビを見ていたらこんなニュースが飛び込んできました。

 相模原市教育委員会は10日、市立小学校で4月に臨時教員として勤務していた女性教諭(44)を採用発令の同月にさかのぼって無効にした、と発表した。教員免許が失効していたことが分かったためで、本人に同日通知した。
 女性はことし2月、臨時教員および非常勤講師として登録する際、既に失効している教員免許状を提示して登録。育児休業中の女性教諭に代わる臨時教員として、南区内の小学校で4年生の担任をしていた。
 ところが、埼玉県内の公立校教諭に採用される際に職歴などに事実と異なる記載をしたとして、同県教委から昨年10月、懲戒免職の処分を受けていたという。
 市教委はこの事実を知らず、失効している教員免許状を信じてしまった。市に提出した登録申込書に「懲戒免職処分を受けたことはない」と記載していた。
 小学校の同僚が1日、インターネットで女性の名前を検索し、埼玉県での処分を知り、校長に報告して明らかになった。
 市教委では「本人は虚偽の登録事実を一貫して認めていない」としているが、無資格を確認して採用無効の措置を取った。
 市教委教職員課は「悪質で許し難い行為」と話し、刑事告発も検討している。
(免許失効で勤務、臨時教員が採用無効に/相模原・2013年7月11日付神奈川新聞)

 テレビによれば、この女性は以前福島県内で教諭をしていたのですが、そこで分限免職処分になったのだそうです。
 その経歴を偽って埼玉県内で勤めていたのがばれ、懲戒免職になったのだとか。
 懲戒免職になると教員免許は失効します(参照)が、今回は免許状を無くしたと言って返納しなかったのだとか。
 まあ、ありうる事件です。
 それより僕がありえないと思った最近の出来事は、福岡中央保育園移転絡みの顛末です。

 この保育所は、以前書いた福岡市立中央児童会館の1階に併設されています。

 福岡市が同市・天神地区のラブホテルなどが立ち並ぶエリアに認可保育所「中央保育園」の移転を計画する問題で、園の保育士や保護者が24日、計画中止と現地での建て替えを求め、記者会見を開いた。保育士たちは計画地周辺の交通量が多く、通園路の狭さを指摘。「今の予定地では安全な保育はできない。市長に直接、思いを伝えたい」として、高島宗一郎市長への面会を訴えた。
 出席したのは同園に勤める保育士約40人のうち23人と、在園児や卒園児の保護者約20人。計画では、現在、入居する中央区今泉1丁目の市立中央児童会館から、約200メートル離れた建設予定地へ移転。車の交通量が多い上、ガードレールのない幅5・5メートルの狭い道路が通園路になるという。裏手にはパチンコ店、半径200メートル以内にラブホテル7軒がある。
 保育士たちは今年5月ごろから災害時の避難路や園児の散歩ルートなどを検討。主任保育士の鶴田敦子さん(54)は「当初から不安があった。具体的に検討する中であそこでは子どもたちの安全が守れないと判断した」と打ち明けた。
 移転後は、定員を現在の150人から300人に増やし、深夜2時までの保育を計画。副主任保育士の安部昌代さん(52)は「緊急時は保育士1人が園児2人を抱えるのが精いっぱい。市側が検討する歩道の整備や避難経路の確保も踏まえて歩き回ったが、全員の安全な避難は非常に厳しい」と強調した。
 保護者たちは18日に市長宛ての面会要望書を提出したが、高島市長は19日の会見で、面会に応じない考えを示す一方、「子どもを深夜まで預け、仕事の後に迎えに行ける保育所がほしいという親のニーズがある」と移転理由を述べた。
 園を運営する福岡市保育協会は着工を延期し、来年4月の開園を断念したことを表明している。
(「安全な保育できぬ」保育士ら会見 中央保育園移転問題・2013年06月25日付 西日本新聞朝刊)

 そもそも中央保育園は、現在地で中央児童会館と一緒に建て替える予定だったのだそうです。
 それができなくなったのは、商業施設を併設する方針になったからだとか。

 福岡市立中央児童会館に併設された同園は、建物の老朽化や耐震対応の必要性が生じたことから建替え計画が進められてきた。
 平成22年度まではこれまで同様、両施設を現地に合築する予定だったが、児童会館と保育園を分離して整備する方針に転換した平成23年のあたりから、雲行きが怪しくなっていく。
 市関係者によれば、方針転換のきっかけを作ったのは高島市長。天神地区の一等地ともいえる場所にある現在の建物を、児童会館と保育園だけに利用するのはもったいないという考え方を示したとされる。つまり、商業施設を併設しろということだ。
 そこで浮上したのが、児童会館と保育園の分離。商業施設と保育園を両立させることはできないからだ。実際、「中央児童会館等建替え整備事業」は、PPP(官民協働事業)の一手法である「定期借地・賃借入居方式」を採用、昨年11月に事業者募集要項を公表し、今年4月に応募を受け付け、事業者選定が進められている。
(揺れる福岡市の保育園移転計画 不可解な土地取得経過(上)・2013年6月12日付)

 確かに都心に定員が多い保育所があるのは何かと都合良いです。
 どんな場所にできようが、保育所が増えるだけでありがたいというのが僕らの本音でもあります。

 それに、以前からあるラブホテルに文句を付けても仕方がない。

 パチンコ店がここ数年の間にできたのは、開店前後にたまたま通りかかったので知っていました。


 しかし、新聞では書かれていませんがどうやら色々問題があるようなんですね。
 まず、そのパチンコ店の営業許可に支障が出ないように、新保育所建設の手続きを遅らせていたのではないかと言われているのです。

 中央保育園移転問題は、高島市政の信頼に大きな疑問符が付けられる事態に発展した。福岡市の調査報道サイト「HUNTER」は、中央保育園(福岡市中央区今泉)の移転予定地に隣接するパチンコ店について、市がパチンコ店の営業許可に支障が出ないよう便宜を図っていた可能性が高いと報じた。
 福岡市は、市民からの反対意見の多い現在の移転予定地について、2011年5月から選定にあたり、同年7月の市政運営会議で決定したと説明。さらに、同年9月、福岡市議会第2委員会に中央保育園移転改築の方針を報告。同年11月、同土地の地権者と土地売買の協議を開始し、12年4月、同地権者と概ねの合意。同年6月福岡市議会第2委員会に移転予定地について報告。同年7月以降は、保護者説明会や新園舎建設に係る意見交換などのワークショップを開いたと主張している。
 経緯を見る限り、12年の夏頃には、現在の移転予定地に保育園を建設することは決まっていたことは明白。ところが、保育園の建築計画の概要を記載した標識が設置されたのは13年3月26日。「HUNTER」は、「パチンコ店側が営業許可の申請をした昨年(12年)12月から、許可が出された今年(13年)2月15日までの間に保育園建設を周知する標識が設置されていれば、パチンコ店が営業許可を受けることは困難になっていた可能性が高い」と指摘。さらには、移転予定地に関する県警からの問い合わせに市側は「決まってない」と虚偽の回答をしていたという。
(中央保育園移転問題 福岡市がパチンコ店に便宜、県警にウソ~HUNTER ・2013年7月10日)

 この記事についての詳細はこちらこちら

 まあ、確かにパチンコ店を建てようと高い金を出して土地を買ったのに、隣に保育所出来るからパチンコ店作れませんよぉ。とか言われたら死活問題ですわな。
 気の毒でしょ。それは。

 パチンコ店の建った土地は、確か旧岩田屋体育館跡地。
 結構高かったはず。

 保育所移転の担当者が逡巡するのも分かります。

 僕はパチンコはやりませんが、別に敵視もしていません。
 孟母三遷とは言いますが、お上品な土地で育てたからってみんなが孟子になれるわけでもありません。

 保育所がたりていないからか、福岡市はこの手の問題にはあまり関心がないようです。

 福岡市が中央区のラブホテルなどが立ち並ぶ地域に認可保育所の移転を計画し、保護者から反発を招く中、西区でも同様にラブホテルが集まる地域に認可保育所の整備を進めていることが分かった。市は「ラブホテルのような建物があることは分かっていたが、近くに保育所を設置することは違法ではないので、詳しい調査はしなかった」としている。
 市保育課によると、長崎県対馬市の社会福祉法人が来年4月、西区内浜2丁目に新設する「すみわたる保育園(仮称)」で定員は120人。福岡市は認可する予定で、建設費など約1億3千万円を助成する方針。
 風俗営業法に基づく県条例は、保育所の半径200メートル以内でのラブホテルの営業を禁じているが、建設予定地はこの範囲内にラブホテルが5軒あり、1軒は道路を挟んで斜め向かいに位置する。同法人は「(認可保育所を募集する)福岡市の要項には規定がないので問題ないと思った。市から指導も受けていない」と説明した。
 中央区の認可保育所移転問題では、反対する保護者の会が移転事業の見直しを求める要望書と、約4千人分の署名を市に提出している。
 同市の待機児童が本年度695人に上る現状を踏まえ高島宗一郎市長は「福岡市は核家族が多く、子どもを預けられる祖父母らが近くにいないため保育所のニーズが高い。立地とニーズをトータルで考えることが大事だ」と述べ、理解を求めた。
 西南学院大の安部計彦教授(児童福祉)は「保育所の近くに風俗施設があるのは健全育成を妨げるというのが風営法の趣旨。風俗施設の有無を調査すらしないのは乱暴なやり方だ。今後も続けるのであれば大変問題がある」と指摘している。
(ラブホテル近くの認可保育所 福岡市、西区でも整備 市「適法、調査は不要」・2013年06月20日付 西日本新聞朝刊)

 量的に不足している段階で、質を云々言う余裕はないのではないかなとも思いますが・・・。

 しかし、どうしてもわからないのが、保育所が移転する土地は最初から決まっていて(参照参照)、所有権はなぜか計画直前に移転(参照)しているという疑惑。
 これについては、きちんとした方がいいと思います。

【2013年7月19日追記】

 このような記事が出ていました。
 こういった訴訟リスクがある以上、市側が仮にパチンコ店の営業許可に気を使っていたとしても、一概に非難できないかもなぁと思います。

 パチンコ店の出店を予定したビルの隣に国分寺市が図書館の分館を設置したため、風営法などで出店が禁じられて損失を受けたとして、静岡県のパチンコ店経営会社などが同市に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は19日、同市側に約3億3400万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
 志田原信三裁判長は「出店を阻止するための違法な図書館設置で、原告の営業上の権利を侵害した」と指摘した。
 判決によると、同社はJR国分寺駅前のビルにパチンコ店を出すことを計画していたが、駅前の再開発を計画した同市などが反対。同市議会が2006年、ビル隣接地に市立図書館の分館を設置するとの市条例の改正案を可決した。風営法などは図書館から50メートル未満でのパチンコ店の営業を禁じており、同社側は出店を断念した。
 訴訟で同市側は「図書館設置は市民の要望に応えたもので、パチンコ店の出店阻止の意図はない」と主張したが、判決は「議会で出店阻止が議論され、市も顧問弁護士らに出店阻止の法的問題を相談していた」と指摘。「市の手法は社会的相当性を逸脱している」として、出店していれば得られた利益などを基に同社側の損害額を算出した。
(「違法な図書館設置で出店阻止」…市に賠償命令・2013年7月19日付読売新聞)


【2013年7月25日追記】

 新園舎の建築工事が20日に始まったそうです。
 運営法人は、来年4月の開園を目指すと表明しています。

 市長は17日に「歩道の整備やパトロール活動などを行うことで、『安全対策のめどがたった』として」いるようです(参照)。
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