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福岡・佐賀両県は国際リニアコライダー誘致から手を引くべきでは?
 前回、国際リニアコライダー(ILC)の国内候補地について研究者グループのILC立地評価会議が7月までに結論を出すらしいと書きました。
 で、7月になったのでちょっと検索してみると、日本学術会議が意義を審議する検討委員会を設置したとか。

 何を今さら・・・。止めるなら早く止めなさいって(^_^;)


 宇宙誕生の謎に迫る超大型加速器「国際リニアコライダー」(ILC)の意義を審議するため、日本学術会議は検討委員会を設置し、14日に初会合を開いた。委員からは、巨額の建設費を負担して日本に誘致することについて「国民の理解が得られるのか」「他分野の研究予算を圧迫するのでは」など疑問視する意見が相次いだ。
 ILCは日米欧の科学者らが進める国際プロジェクト。建設費用は10年間で約8300億円にのぼり、誘致国は半額を負担することになる。
 国内では岩手、宮城両県が北上山地に、佐賀、福岡両県が脊振(せふり)山地への誘致活動を展開しているが、海外で誘致している国はない。
 委員の指摘に対し、ILC計画を推進する駒宮幸男・東京大教授は「ILCの意義が一般的に浸透しておらず、努力が必要。建設費用は、他分野の研究費が圧迫されないよう、科学技術予算とは別に確保する必要がある」と説明した。
 今後7月に計3回会合を開き、審議結果を文部科学省に提出する。【斎藤有香】
(リニアコライダー:日本誘致に懐疑論 学術会議が初検討委・2013年06月14日付毎日新聞)

 「他分野の研究費が圧迫されないよう、科学技術予算とは別に確保する必要がある」って事は、科学技術予算以外なら圧迫されてもいいって事ですかねぇ。
 で、噂じゃ北上山地に復興予算を使って作ってはという事になってるとかなってないとか。
 確かに岩手県の復興基本計画案には、国際リニアコライダーがしっかり盛り込まれているようです(参照)。
 復興予算は平成23年度の岩手県分だけで1兆1000億円弱あります(参照)から、どっかにねじこんどこうって事でしょうか?
 いや、しかし、いくら多いとは言え、そりゃ必要だから増税までして出したんでしょ???

 で、実際どっちが有利なのか、また調べてみました。

 ところが、公平に評価していると思われる人はこちらなどかなり少なく、多くは「こちらが有利」と言ってるだけです。
 それは、不利だと言えばわざわざ誘致をしている正当性が疑われてしまいますからね。

 日本の中の候補地は、東北の北上山地と九州の脊振山地の2つに絞り込まれている。私は東北側のビジョンづくりに携わっていたので、この2つの候補地の中でも東北がやや有利ではないかと思っている。
 北上山地は、花崗岩の岩盤構造が優れていることが、候補地となっている最も大きな理由である。また世界から来る研究者が住むということを考えると、周辺の都市インフラ、広域の交通アクセス条件等が重要であり、それを踏まえると、北上は有利な条件を持っている。
(株式会社野村総合研究所社会システムコンサルティング部担当部長上席コンサルタント北村倫夫氏 東北の持続的成長に向けた震災復興施策 仙台経済同友会報)

 前回、「脊振山地、北上山地はともに31キロの直線トンネルを掘れる地質と強固な岩盤を有する上、活断層もなく、建設に関する大きな問題は見つかっていない(参照)」という報道を紹介しましたし、周辺の都市インフラでは脊振が有利であるというのが大方の見方のようです。
 ただ、地質についてはこのような意見もありました。

岩手県の一関周辺が候補地になっている理由は?

まずもって世界に類のない、日本では唯一といえる硬く安定した岩盤が存在するからです。
ILC は長さが約30 ~ 50km の直線形をしており、そのため、建設候補地にはILC加速器の設置に必要である広大な岩盤地帯が広がっていることが求められます。東北の北上山地は、地下深くからマグマが上昇して花崗岩となり、これが隆起して出来た山地ゆえに非常に硬い岩盤であり、活断層も無いため非常に適しています。
(ILC誘致支援シンポジウム&ウォーキング)

 どうやら約30kmの予定らしいですが、最終的には約50kmに延長する野望もあるようです。
 そうなると、脊振山系が50kmあるのかどうかって事が問題になりますが、一体全体どこを候補地にしているのか分からないのですが、脊振山系自体は東西方向南北方向とも50km取れなくはなさそうです。

大きな地図で見る
 ただ、このような意見もありました。

 小沢市長は「(ILCは)当初30km、最終的に50kmの直線のトンネルを掘るが、奥州市と一関市、気仙沼市の一部にわたって盤石な花こう岩の岩盤がある。東日本大震災後もひずみや断層は見つかっていない」と東北誘致の優位性を強調。脊振山地に比べ、5kmごとに掘るアクセストンネルを整備しやすいことに触れ、「研究施設を設置するコスト負担などの面は北上山地が大いに有利」と続けた。
(東北の優位性強調 ILC誘致で小沢市長(奥州市議会6月定例会) - 胆江日日新聞 ILCニュース)

 確かに5kmごとに縦穴を掘るなら北上山地の方が有利そうです。

 一方で、佐賀大学の佛淵孝夫学長はこう言っているそうです。

また,学長から,立地条件,特にアクセス等を考慮すれば,国内の候補地としては,福岡・佐賀県の方が有利である旨の報告があった。
(平成23年度 第5回 大学運営連絡会議事要旨)

 ただし、佛淵孝夫学長は医学部(参照)。
 本当に分かっているのか分かりません。

 前回書いた通り、北上山地側はILC計画の日本での中心となっている大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)の方々が早くから関わっている節もあります。
 邪推なんですが、KEKは最初から北上にするつもりだったのではないか。
 だからこそ、早くから地元に情報提供もしてきていたのではないか。

 そうなってくると、当て馬です。
 それが分かっているからこそ、前回福岡・佐賀県知事は国内候補地選定の関係者に会いに行くのではなくスイスに行ったのではないか。
 普通は、市大会の出場を前に全国大会の対策は立てませんよね?

 そう考えると、脊振側の誘致活動は無駄な感じがします。
 早よ止めてしまった方がいいのでは??

 まあ、徹頭徹尾邪推ですが(^_^;)
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Keyword : 国際リニアコライダー ILC

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