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福岡東医療センターが第一種感染症指定医療機関に
 以前書きましたが、地方独立行政法人福岡市立病院機構福岡市立こども病院・感染症センターが移転新築の陰で第一種感染症指定医療機関を返上するという騒動がありました。

 ちなみに全国の政令指定都市の第一種感染症指定医療機関を見てみると、札幌市市立札幌病院横浜市横浜市立市民病院新潟市新潟市民病院静岡市静岡市立静岡病院名古屋市名古屋第二赤十字病院京都市京都府立医科大学付属病院大阪市大阪市立総合医療センター堺市市立堺病院神戸市神戸市立医療センター中央市民病院岡山市岡山大学病院広島市国立大学法人広島大学病院熊本市熊本市立熊本市民病院となっています。
 加えて、千葉県内という事では成田赤十字病院埼玉県内という事では埼玉医科大学病院があり、仙台市に隣接する山形市山形県立中央病院があります(参照参照)。

 まあしかし、福岡市周辺にまったくないというわけにもいかないのか、結局「福岡東医療センターなど福岡都市圏の5病院が受け 入れる方向で最終調整している」との新聞報道が2011年7月2日にあったようです(参照)。

 5病院というのは恐らく、福岡東医療センターの他に福岡都市圏の第二種感染症指定医療機関である九州医療センター医療法人西福岡病院県立精神医療センター太宰府病院九州大学病院を加えた5つの事(参照)だろうと思いますが、どこを調べても載っていませんでした。


 結局、福岡東医療センターが引き受けることになったようです。
 それを受けて、「福岡東医療センター・あり方 検討委員会」が設置されたそうです。
 検討委員会の委員は12名。
 委員長は古賀市議会議長。副委員長は粕屋医師会会長。
 委員は古賀市から市長と保健福祉部長。市議会からは文教厚生委員長。地域住民としてでしょうが区長会会長。
 病院側からは院長、副院長、事務部長、看護部長。
 第三者という事でしょうか、九州大学病院長と弁護士も入っています(参照)。

 第1回検討委員会は2011年8月29日に行われ、規定を確認したそうです。
 第2回は9月21日。検討委員でもある九州大学病院長が報告を行ったようです。
 第3回は10月13日。福岡市立こども病院・感染症センター院長が報告を行ったようです。
 11月4日には委員10名が横浜市立市民病院感染症病床を視察(参照)。
 そして11月27日に地元古賀市の保健福祉部長が司会をし、福岡県の保健医療介護部の担当者等4~5名が説明する住民説明会が開かれたそうです(参照)。
 その後11月30日に第4回検討委員会が開かれて傍聴要領の確認と視察のまとめを行い、12月27日の第5回から公開。翌2012年1月13日には第6回が行われたようです(参照)。

 そして、2012年1月20日には市民説明会も開かれたようで、どうやら院長が説明に立ったようです(参照院長説明スライド在り方検討委員会説明スライド)。

 その結果を受け、2月3日には院長が文書を公開しています。

市民の皆様へ

当院の感染症センターの件では、大変、お騒がせしました。
住民説明会にご出席いただき、活発な質疑を大変ありがとうございました。
福岡東医療センターは感染症センターの話を受けて、思いを巡らしました。

① 引き受けの条件は不安が払拭され、皆さんに理解して頂きたい。
② 古賀市の医師以外の皆さんを含めて、感染症センターへの不安と思いを集め、活用法を考え
   て頂きたい。
③ 病院の思いを皆さんにお伝えしたいし、皆さんの思いをお伺いしたい。
  その思いを、住民説明会で話しましたし(スライドを添付しています。)、在り方検討委員会の設
   置に繋がりました。

福岡東医療センターは、在り方検討委員会での検討も踏まえ、感染症センターは地域と病院に有益なことが多いと判断いたしました。

① 感染症センターは新築で、国の基準を完璧に満たし、多くの感染症センターと比べて、安全度
   が高いと思われる。
② 本院の敷地は広く、独立した病棟の建築が可能で、隣接する公道や住宅地からの距離がとれ
   ると思われる。
③ 陰圧の2種病床を活用して、感染症が疑われる発熱患者を収容し、地域における感染症の蔓
   延を抑えることが期待される。
④ 導線を分離した陰圧ICUを新設し、重篤な感染症(結核やインフルエンザ等)の集中治療が可
   能になる。

福岡東医療センターは在り方検討委員会や粕屋北部在宅医療ネットワークの経験、そして市民の皆さんとの触れ合いを通して、感染症に限らず、病院は地域の皆様との交流と情報の共有で力を発揮することを確信しました。在り方検討委員会に

① 病院は地域の皆さんに感染症に限らず地域医療に関する情報を発信します。そして意見交換
   の場を設け、開かれた病院を目指します。市民の皆さん、是非、交流の場にご参加ください。
   病院の活用法、病院への注文、ご意見を率直にお聞かせ下さい。
② 特に、感染症センターが安全に機能を発揮し、地域医療に寄与するためには、病院と地域の皆
   さんで、地域全体の意識と知識の向上を図る必要があると思います。どうぞ、宜しくお願い致し
   ます。

        平成24年2月3日 

                                福岡東医療センター
                                   院 長  上 野 道 雄 
(市民の皆様へ・2012年2月3日付)


 そして2012年3月2日には在り方検討委員会委員長名で福岡東医療センター・在り方検討委員会の意見という文書が出されています。
 文書中で検討委員会は、福岡東医療センターが第一種感染症指定医療機関を引き受けるという最終判断を「適切な判断であると評価」するとともに以下の6点を「福岡県、古賀市並びに福岡東医療センターに引き続き求め」るとしています。


  1. 感染症センターの安全対策の十分なる確保を求めます。国の基準を完璧に遵守することはもとより、必要に応じそれを上回る対策を講じることを求めます。

  2. 感染症の専門スタッフの確保、定着ならびに研修・訓練の充実を求めます。配置状況や研修・訓練の計画、進行状況の報告を求めます。

  3. 福岡県は、施設整備ならびに管理運営に要する十分なる財政措置をとることを求めます。ハード、ソフト両面の十分なる支援策を求めます。

  4. 地域住民に対する説明、意見交換の場をもつことを求めます。感染症センターの概要や工事着工前の説明、進捗状況の公開なども積極的に行うことを求めます。

  5. 感染症や地域医療について地域住民対象の講演会などの開催、情報の更なる発信を求めます。

  6. 在り方検討委員会を継続することを求めます。感染症センターはもちろんのこと福岡東医療センターの地域医療における役割や在り方に関して、地域が一緒に話し合える場として継続・発展させることを求めます。




【2016年2月13日追記】

 このような記事を見つけました。

 福岡市立こども病院(福岡市中央区)の移転に伴い、閉鎖される感染症センターで、移転先が未定だった病床4床を、市立福岡市民病院(同市博多区)が受け入れる方針を固めた。
 こども病院感染症センターは、エボラ出血熱など致死率の高い感染症に対応する第1種2床と、新型インフルエンザや新型肺炎(SARS)など第2種22床の感染病床計24床(うち4床は移転済み)を有する九州最大規模の感染症指定医療機関。
 同病院が福岡市東区のアイランドシティ(人工島)に移転・新築される2014年秋までの指定返上を市が県に申し出たため、県が複数の病院に病床受け入れを交渉。24床のうち、20床の移転先が固まっている。
 市民病院には現在、感染病床はないが、関係者によると、感染症法に基づき、県から第2種指定医療機関の指定を受ける見込み。敷地内に専用棟を新築し、14年度から、新型インフルエンザなどの感染患者に対応する予定。
(福岡市民病院 感染病床受け入れへ 新型インフルなど対応・2013年02月17日付西日本新聞朝刊)
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