湾鉄調査部
元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
広告


プロフィール

therapie

Author:therapie
 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
 自分の興味が向いたものを、自分勝手に調査しています。
 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
 お問い合わせはメールフォームからお願いします。



最近の記事



カテゴリ



最近のコメント



最近のトラックバック



ブログ内検索



月別アーカイブ



RSSフィード



リンク


ブログパーツ類
あわせて読みたいブログパーツ

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村 鉄道ブログへ

ジオターゲティング


検索






Join the Blue Ribbon Online Free Speech Campaign


久留米が好き~
 テレビを見ていると、たまに「久留米が好き~♪」と歌っているCMが流れます。
「久留米が好き」篇Aタイプ
 久留米とは、福岡県久留米市の事。
 ブリヂストンの創業地にして、ムーンスターアサヒコーポレーションの本社所在地。
 松田聖子チェッカーズ田中麗奈や豚骨ラーメンを輩出した福岡県では第三の規模の街です。

 結局このCMは、「久留米が好き~♪久留米がすき~♪久留米ガスき~♪久留米ガス♪」とオチになだれ込み、久留米ガス株式会社CMだと明らかになります。

<久留米ガス>

 久留米ガスは、西部ガス株式会社70%、久留米共同ガス20%、筑邦銀行5%、筑後信用金庫5%の出資で設立され、久留米市の都市ガス事業を継承した(参照)ガス会社。

 「久留米市も株主として経営に参画(参照)」と書いている資料もありますが、この後「営業開始までに15億円に増資予定(参照)」とありますから、その後出資したのかもしれません。
 ただ、現在の資本金は14億5000万円で株主は「西部ガス株式会社、久留米共同ガス株式会社、株式会社筑邦銀行、筑後信用金庫」と公式サイトにあります(参照)から、資料が間違っている可能性もあります。


 さてこの西部ガス(さいぶガスと読みます)。戦前に東邦電力のガス部門である東邦瓦斯の福岡、熊本、長崎、佐世保支店の事業を継承して設立された会社です(参照)。
 今でも福岡、北九州、熊本、長崎、佐世保、島原地区に都市ガスを供給(参照)しています。

 ちなみに大牟田ガス株式会社はさらに複雑。
 1913(大正2)年に長崎瓦斯、博多瓦斯、熊本瓦斯、小倉瓦斯等が合併して西部合同瓦斯が設立されました(参照)が、それより前の1910年に西部合同ガスが大牟田市内への都市ガス供給を開始したのが始まりと書かれています(参照)。恐らくどちらかが間違いなのでしょう。
 1918年に西部合同ガスから大牟田瓦斯株式会社が分離され、(株)松屋グループになったり三井鉱山化成傘下になったり三井鉱山傘下になったりして、結局2003年に西部ガスグループになったようです(参照)。

 福岡、北九州、熊本、長崎、佐世保、島原地区をエリアに持つ西部ガスが、その間の久留米の都市ガス事業を他社に渡すわけにゃーいかんって事ですかね。

<佐賀ガス>

 その一方で、佐賀市ガス局も佐賀ガスになっていました(参照)が、こちらは西部ガスが参加していません。

佐賀に関連深い大手エネルギー関連事業者である三愛石油、地元LP事業者数社、地銀で設立。その後、三愛石油がパイプラインを敷設し、佐賀ガスへ天然ガスの卸供給している。
(参照)

 三愛石油が佐賀に関連深いってのはどういう事だろうと調べてみましたが、よく分かりませんでした。
 散々調べると、どうやらリコー三愛グループ創業者である市村清さんが佐賀の出身である(参照)という事のようです。

 その縁もあってか、北九州コカ・コーラボトリング株式会社設立の際も博多でパチンコ店等を運営していた佐渡島匡男さんに口説かれて出資しています(参照)。
 今でも株式会社リコーコカ・コーラウエスト株式会社の15.11%の株をもつ筆頭株主らしいです(参照)。
 創業者出身地周辺に出資しやすい体質なのでしょうか。


<佐賀ガスと西部ガス>

 西部ガスは無関係の佐賀ガスですが、気になる記述を見つけました。

 市当局の提案は不真面目で不誠実です。ありもしない西部ガスとの覚書を「存在する」 と嘘をつき、随意契約の相手先の事業計画も提出せずに「民営ならこうする」と勝手にデータを捏造するなど、市当局の姿勢は、許されるものではありません。
(参照)

 なぜ「西部ガスとの覚書」が必要なのでしょうか?
 それには理由があるようです。

 都市ガスをやるには、どこかからガスを運んでこなければなりません。
 佐賀ガスの場合、「三愛石油がパイプラインを敷設し、佐賀ガスへ天然ガスの卸供給している(参照)」のだそうです。
 調べてみると、久留米市から佐賀市への佐賀天然ガスパイプラインを敷設している(参照)ようです。

 しかし、なぜ久留米からパイプラインを引くのでしょうか?

 これは、西部ガスから子会社の筑後ガス圧送株式会社(久留米市)を経由して、筑紫ガス(筑紫野市)、鳥栖ガス(鳥栖市)、久留米ガス、三愛石油(佐賀ガス)、MCKBエネルギーサービス(参照)に供給しているから(参照)らしいです。

 結局、西部ガスも儲かってるって事なんでしょうか。

<地元プロパン業者への配慮>

 市ガス民営化はどう転んでも大手都市ガス事業者は損をしそうにないのが分かりました(^_^;)
 では、中小業者はどうなのでしょう。

佐賀市では、市営ガスの供給が市の1/3程度であり、ほかの地域はプロパンガスでガス供給が行われています。市営ガス事業を民間に譲渡した場合、それらのプロパンガスを供給している事業者に対する影響は計り知れなく大きいと考えられます。
又、ガス局と協力関係にあるガス工事店は致命的な打撃を受けることが予想されます。
地場産業の育成と雇用安定は、市の行政施策としても極めて重要な課題であると考えますが、市の考え方を明らかにしていただきたい。
(参照)

 この解決策として、プロパンガス販売会社が共同で新会社に出資するという方法がとられているようです。

西部ガスは、福岡県久留米市のプロパンガス販売会社79社が設立した久留米共同ガス(同)などと共同で8月5日付で久留米ガス(同)を設立し、久留米市からガス事業を譲り受ける。金額は48億円。2009年4月1日から営業を開始する。久留米ガスの出資比率は西部ガス70%、久留米共同ガス20%、筑邦銀行、筑後信用金庫各5%。社長には、西部ガス広域エネルギー総括の岩崎敏幸取締役が就いた。営業開始日までに資本金を1億円から15億円に増資する予定。久留米市は、九州で唯一残った高栄ガス事業の民営化方針を2007年に決定し、譲渡先を公募していた。同市の行財政改革の一環。
(西部ガス、久留米共同ガス(受け皿会社:久留米ガス)が福岡県久留米市から事業譲渡)


 一方の佐賀ガスも、「地元LP事業者数社も出資(参照)」したようなので、公開質問状の懸念はある程度払拭されたかもしれません。

 ただ、佐賀ガスに対する三愛石油の出資比率は46.90%(参照)。
 それが2012年には増資の影響か71.43%まで拡大しています(参照)。
 中小企業にとって、大手企業に対抗していくのは結構難しいようです。
チェッカーズチェッカーズ
(2003/06)
高杢 禎彦

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログへ

テーマ:福岡 - ジャンル:地域情報


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://wantetsu.blog61.fc2.com/tb.php/1285-ab7cdbb4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



当ブログはリンクフリーです。
ただし、匿名掲示板からのリンクは管理者であろうとも禁止します。
不適当だと判断したコメント・トラックバックは掲載しません。
情報の正確性には常に留意しておりますが、その検証能力には限りがあります。
このサイトにより生じたいかなる損害においても責任は負いかねますのでご了承ください。