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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」を読んだ
 その大学の教育学部は、不思議な場所だった。
 教員養成系に分類されるその学部では、在学生はみんな県内出身の教員志望者だと思われていて、卒業するとみんな県内で教員になると思われていた。

 教養部の助教授は、面と向かって言っていた。
 妙に詳しいと思ったら、学科の先輩に当たることが後に分かった。今でも僕と仕事上は近くにいるらしい(参照)。

 中には、在学生がみんな県内の教員の子弟であると疑わない教授もいた。
 知っている苗字の学生を見ると、
「きみ。**先生の娘さん?」
と聞くのが常だった。

 他県出身で、子どもは好きだが教員になる気があるのかどうかはまだ分からず、安ボーナスを嘆く教員に「うちの父なんてボーナスないよ」と言い放った過去がある僕には、何となく居心地の悪さも感じる場所だった。
 そんな中、寮の同期の部屋にあったのが、このフィッツジェラルド(Francis Scott Key Fitzgerald,1896.9.24-1940.12.21)が書いたグレート・ギャツビー(The Great Gatsby・青空文庫で読む)。

<こういう小説を「アラフォー」で読むマヌケ>

 と書くと、同期から借りて読んだような流れですが、その時は読んでいません。
 今回読んだのが初めて。

 また映画化されたから(参照)読んだというわけではありません。
 読んだのは、たまたまそこにあったから。
 1989年夏の、「少年少女をやめた夏」という新潮文庫の100冊の帯が懐かしく、つい捨ててあった本を手に取ったのでした。

 エアコン無いんで、最近寝苦しいですしね(^_^;)


 読み始めて、何だか既視感が・・・。
 何となく、サリンジャー(Jerome David Salinger,1919.1.1-2010.1.27)のライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye・感想文)っぽいと思ったら、訳者が同じ野崎孝(1917.11.8-1995.5.12)さんとやら(参照)でした。
 しかも、ライ麦・・・の作中にグレート・・・が登場していたという。
 既に、影響を受けた作品を読んでいたんですね(参照)。

 で、ライ麦・・・と同様に村上春樹さんが新訳を出しているようです(^_^;)

 それならもう読む必要はないかもしれませんが、そんなに厚い本じゃないんですよね。
 油断して読んでしまいました(^_^;)
 こういう(当時の)若い人が読むような小説を、年をとってから初めて読むって結構つらいです。
 若い頃には共感できたであろう内容に、共感できなくなってしまっていますからね。
 若い頃は本を読まねばならないってのは、こういったトラップがあるからなんですね(^_^;)

<で、内容は・・・>

 現代風に内容を言うと、ストーカー観察記録です。
 どうやら主人公(参照)のジェイ・ギャツビー(Jay Gatsby)さんが5年間思い続けたデイズィ・ビュキャナン(Daisy Buchanan)さんを手に入れるために努力した話です。
 たぶん。

 うーん。
 何十年と思い続ける事は出来ても、そのために金持ちになろうとかいうのは僕には無理だな。
 僕がバカなのかオッサンになったのか分かりませんが、理解しがたい小説でした。

 なら感想書くなよ。


<とは言え、多少なりとも共感は出来ましたよ>

 ただ、語り手のニック・キャラウェイ(Nick Carraway)さんが周囲に感じていた違和感ってのは、やはり自分も故郷を出て感じていたのと似ている気がします。
 いや。冒頭にあった僕が大学に進学した際の違和感に近いのかもしれません。
 違う価値観の中に身を置いた際の違和感。

 僕が大学に進学した当時は、バブル末期でした。
 高校の担任が勧めたように都会の私大に行っていれば、もっと共感できたのかもしれません。


 著者は、「ギャツビーを貫く観念は、貧乏な青年は金持の女と結婚することができないということの不当さ」と書いていたそうですが、実際は結婚した後の方が大変な気がします。
 結婚すると、価値観の違いがモロに出てきますからね。
 結果的には破綻する場合だってあるかもしれないし、そうなるとやはり「結婚することができない」事になっちゃうわけなんでしょうが。
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