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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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海外の奨学金(1)~アメリカ編
 以前、日本の奨学金が「(ある程度)優秀」で、「(ある程度)貧乏」な学生に支払われている(というか貸与されている)ことを書いた。
 では、海外ではどうであろうか?

 キャリアな女のためのアメリカ大学院留学ガイド4~なぜアメリカ?(3)によると、

 日本は文部省がかなりの額の奨学金を出しているので、人数はそれなりに集まるのだが、現状では日米の留学生の質の差はかなり歴然としているといわざるを得ない。別項にも書いたが、日本の奨学金とアメリカの奨学金は考え方が異なっている。日本の奨学金は、機会均等のために出されるが、アメリカの奨学金は優秀な人物に出される。したがって、アメリカには優秀な学生が集まり、日本にはお金がほしい学生が集まりやすい(ひどいのになると、奨学金を母国に送金していたりするらしい)という結果となる。アメリカにいると世界のクリームと席を並べることができる。このメリットは計り知れない。各国の優秀な学生から刺激をうけるというチャンスは残念ながら日本ではなかなか得られない(参照)。


 うーん。僕の知っている留学生はみんな優秀だがなぁ。少なくとも、国費留学生は優秀ですよ。審査にパスしているわけだし。ちなみに、クリームとは「極めて優秀な人物、あるいは最上層の人物のことを英語で(フランス語でも)creamという。上に浮くから。」ということらしい。


 ところが、欧米各国の奨学金制度と日本の現状を読むと、事情はそう簡単ではないらしい。

 まず1階部分は連邦政府が行う低所得者用の給付奨学金で、ペル奨学金と呼ばれている。これは家庭の所得が一定額以下の場合に、申請を行えばほぼ全員が給付を受けることができる公的な奨学金であり、最大で学費の6割までの給付を行っている。ペル奨学金の給付を受ける学生は1995年時点で奨学金を受ける学生全体の約30%を占めており、年平均で約18.7万円の給付額となっている。ペル奨学金は給付式の奨学金であるため学生やその家庭に負担が及ぶことはなく、学生はこのペル奨学金と後述する2つの奨学金や、州政府・民間独自の奨学金を組み合わせることによって在学中の教育費負担をほぼゼロにすることが可能となり、安心して学業に専念することができるようになっている。
 2階部分の奨学金はスタフォード奨学金と呼ばれており、アメリカにおけるメインの奨学金制度となっている。これは連邦政府が保証人となって民間金融機関が貸与を行うもので、全体の約5割の学生が給付を受けており、総額は約220億ドル(約2兆6400億円)にも達している。
 元金の返還は卒業後に行うことになっているが利子が在学中から発生するため、政府が利子補給を行うものとそうでないものに分かれており、給付金額は前者で年額8000ドル(約96万円)、後者が年額10000ドル(約120万円)となっている。民間金融機関は連邦政府が保証人であるために安心して貸与することが可能となり、学生も学費を充分にカバーする金額を受け取ることができる。
 3階部分の奨学金はパーキンス奨学金と呼ばれており、大学生および大学院生のみを対象とした年率5%の利子付き貸与奨学金である。パーキンス奨学金は特に学費のかかる大学生以上の学生に対し、ペル奨学金やスタフォード奨学金でカバーすることのできなかった部分などを保障する、補完的な役割を果たしている。
 以上の3つの奨学金の他に、民間独自ローン、州政府独自ローン、大学独自ローンなども存在し、それら豊富な奨学金制度が多元的に学生生活を保障している(参照)。

 注目すべきは、低所得者向けの奨学金は給付式である点だ。つまり、返さなくても良いのである。
 ちなみに、アメリカの大学生の学費を欧米各国の奨学金制度と日本の現状反社会学講座第14回本当にイギリス人は立派で日本人はふにゃふにゃなのかで調べてみよう。州立大学の年平均が約48.2万円、私立が約207万円だそうだ。有名私大になると、300万以上かかるという。ちなみに、欧米の大学には「入学金」なるけったいなものはないらしい。
 だが、年間授業料が20000ドル(約240万円)を超える大学に通っている学生は全体の約4%であり、75%の学生が年間授業料6000ドル(約72万円)以下の大学に通っているそうだ。
 これはつまり、安い公立の大学が多いということであり、我々にとってはうらやましい限りである(多分続く)。

【2013年7月24日追記】

 旧ブログより再掲しました。
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