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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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自閉症を治す
 (9月22日の続き)やはり、自閉症の子をもつ方のショックは大きかったようだ。
 上司のK氏は週に1回保育園に行っているが、そこで様々な話を聞かされたらしい。土曜日の西日本新聞の記事を読んで泣きながら電話をしてきた方がいらっしゃるそうだ。
「先生。うちの子は大丈夫でしょうか?」

 心配は当然だ。

 (9月11日の続きでも(8月6日の続きでもある)「自閉症を治す」ことは難しい。そもそも自閉症の原因すら定かではない。自閉症の男女比が4:1(2.4~10倍という資料も)で圧倒的に男子が多いこと、第1子が自閉症であった時に第2子が自閉症である確率は2倍であることなどから、遺伝的要因があるのではと言われているが、染色体や脳波やCT検査等でも異常が見られないことが多く、はっきりとした原因がつかみきれていないらしい。
 「自閉症を治す」ことは難しいが、「不適応行動」を減らしていくことはできる。「不適応行動」を減らすことができれば、より容易に社会に適応することが可能となる。そうすれば、「反社会的行動」や「非社会的行動」が起こる可能性は少なくなる。「反社会的行動」や「非社会的行動」の出現率が「自閉症」者において高いのかは分からない。もし高いとしても、「障害があるから」高いのではなく、「障害がある自分が社会に受け入れられないから」高いのだと思う。
 そのためにも、早期に発見し、適切な療育を行うことが重要とされる。しかし、現実には難しい。まず、「自閉症」自体の原因が不明なため、診断自体が難しい。自分の子が「自閉症」だと早期に気がつく家族も少ない。何より、「自分らの家族が自閉症なのではないか。」という不安を打ち消そうとする家族すらいる。

 しかしそれは無理もない話だ。「自閉症」と言われても、普通の人には何がなんだか分からない。大体僕もよく分かっていない。ましてや最近の新聞報道を見れば、「うちの子が自閉症。」というのを信じたくない家族がいても非難できない。隠そうとする家族がいても批判できない。
 「自閉症」の出現率は0.045%(1万人に4~5人)とされている。日本では1927(昭和42)年の文部省の調査で、公立小中学校の児童・生徒の約0.02%が「自閉症」またはその疑いがあるとされている。しかし、今回のPDDを始めとする広義の「自閉症」は1000人に1~2人の割合で見られると言われている。都市部の小学校ならば、必ずいる割合である(10月4日に続く)。

 「自閉症」は、決して社会にとって危険なものではない。また、とても珍しいものというわけでもない。すぐそこに普通にあるものなのだ。今回の報道で「自閉症」が危険視され、家族が隠すようになり、多くの子どもの療育の機会が奪われることのないよう望む。

参考リンク




【2014年1月29日追記】

 旧日記から転載しました。
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