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ダニエル・キイス アルジャーノンに花束を を読んだ
 中学時代だったか、友人に薦められてダニエル・キイス(Daniel Keyes,1927.8.9-2014.6.15)の書いたアルジャーノンに花束をを初めて読みました。
 日に日に変化している自分自身に違和感を感じていた思春期の僕には、手術によって知的障害者が天才になる(そして元に戻る)というストーリーは身につまされるものでした。
 先日、その著者が亡くなりました。

<文庫版が出てるではないか!>

 それで十数年ぶりに再読してみました。
 古賀町立図書館で初めて読んだ後、文庫本しか(場所とるから)買わない僕にしては珍しくハードカバー版で買っていたのですが、(場所とるから)手元にありません。
 そこで、最近出た文庫版を買って来ました。

<人生を変えた一冊?>

 再読してみると、案外この小説は僕の人生に大きな影響を与えていたんだなあと思いました。
 今、知的に障害があるとされる人たちの支援を生業にしていますが、そういう職業に就いたのにも影響があったのかもしれません。
 というか、「あるとされる」って発想が、そもそもこの本の影響なのかも知れません。
 発語がない人や重度の知的障害をもつ人が、明日何事もなかったように急に喋り出したらどうなるだろうとか考えてしまうのも、この小説を読んでいたからなのかもしれません。

<世界は捉え方次第>

 この小説では、本人だけでなく周りも変化します。
 優秀であると思っていた大学教授が実はそうでもなかったり、自分に親切で遊びにも連れて行ってくれる仲間たちが実は自分を馬鹿にしているだけだったりするのは、単に本人の捉え方の変化なのでしょう。
 ある意味、世界は自分の捉え方次第だっていうのもこの小説のメッセージなのかもしれません。

<捉え方を変えれば共感できる>

 再読してみると、この主人公は単に元に戻った訳ではなかったのに気がつきました。
 手術前は自活し、福祉業界で言うところの「一般就労」が出来ていたワケです。
 それが、入所施設に入りそうな勢いですもんね。

 と、言うか、主人公をからかっていた職場の人たちに、主人公との仲間意識が出来てましたね。
 著者は、人間が好きなんだなあと思いました。

 興味深いのは、主人公がからかわれているのをいつもかばっていた人が最後は出て来ない事でしょう。

<変わるべきはどちらなのか>

 さて、この主人公はパン工場の雑用をしていました。パンのこね方を教わりましたがうまくできませんでした。
 今では、パンを作る障害者は珍しくありません。

 この小説が出版された1959年から今までに、この小説のようなすごい手術は実現しませんでした。
 でも、世界は確実に変わっています。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
(1999/10)
ダニエル キイス

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