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指宿枕崎線の一部区間が存廃の危機に
 事の発端は、産経新聞がJR九州の青柳俊彦新社長に行ったインタビューのようです(参照)。

 JR九州は平成28年度末の株式上場に本格的に動き始めた。上場は、昭和62年の国鉄分割民営化の完成であり、関係者の悲願といえる。国土交通省も現時点は上場に前向きな姿勢を示すが、先行きには不透明な部分もある。難しいかじ取り役を託された青柳俊彦氏は「外国人客誘致で鉄道事業収入を増やす」と語った。(大森貴弘)

                   ◇

 私の使命は株式上場、つまりJR九州を完全な民間会社にすることです。国土交通省や国会の審査に耐え、投資家に株を買ってもらえる会社にする。そのために、何をおいても鉄道事業の収支改善が急務です。
 平成26年3月期決算では、鉄道事業は149億円の赤字でした。国から経営支援策として与えられた経営安定基金の運用益は120億円ですから、これを加えても赤字です。
 上場には、鉄道事業の「収支とんとん」を目指し、立て直さなければなりません。
 まずコスト削減を進めます。
 昭和62年夏、収益改善などを図る経営管理室にいたとき、日南線(宮崎県)と大村線(長崎県)を担当しました。
 JR九州は、ワンマンカーを導入しようと考えていました。沿線を歩き、地元の首長と意見交換しましたが、地元は猛反対です。私は「路線を残すためにも、地元と一緒に効率化をやっていきたい」と申し上げました。少し時間はかかりましたが理解してくれました。今やJR九州のローカル線のワンマンカー比率は9割を超えています。
 こうした効率化を、地元の理解を得ながら、さらに進めます。担当者は「乾いた雑巾を絞るようなものですよ…」とこぼしますが、線路のメンテナンスの効率化など、できることはまだまだあるはずです。
 その上で、鉄道事業に新たな稼ぎ頭を育てなければなりません。
 国内の需要は、大きな伸びが期待できません。九州の鉄道に乗る外国人客に期待しています。
 外国人客の呼び込み策をピラミッドに例えると、頂点は豪華寝台列車「ななつ星in九州」です。わが社の象徴でもあります。その下に来るのが、「ゆふいんの森」などの観光列車です。
 これらの列車は単価やブランド力は高いが、取り込める乗客数は少ない。単価が安くとも、もっと多くの外国人客を鉄道に呼び込む事業を強化しようと考えてます。
 一例が、外国人向けのフリー乗車券「JR九州レールパス」です。1枚7千~1万7千円で、特急や新幹線が乗り放題になるとあって、韓国や東南アジアで人気が高いのですよ。
 平成25年度は10万枚、8億円を売り上げました。26年度は13万~15万枚、10億円以上の売り上げを目指します。
 売り上げ増に向けて、レールパスの種類を増やそうと思っています。すでに九州新幹線を片道だけ乗れる「ワンウェイレールパス」や、「ハウステンボス往復レールパス」の販売を始めました。今後も、利用する空港や観光地を結ぶような多様なレールパスを、海外の航空会社や旅行会社とも連携して発売します。
 こうした取り組みによって鉄道事業の赤字削減に努めますが、上場後はさらなる効率化が必要です。路線存廃に踏み込んだ議論も必要となるでしょう。
 常に市場の評価にさらされるようになるからです。
 現在、鉄道事業の企画部門では、線区ごとの経営実態の把握に努めています。その中で、どの路線を廃止の対象にするかを検討していきます。
 ただ、ローカル線の問題は、単に「廃止するか、それとも残すか」という話ではなく、地域の交通体系をどう機能させるかという観点から、代替交通機関も含めて議論すべきです。
 代替交通機関として、JR東日本が気仙沼線や大船渡線に導入したBRT(バス高速輸送システム)も調べていますし、ジャンボタクシーも有力な選択肢だと思います。
 上場に向けコスト削減に努める中で、(昨年の)電気料金の値上げは大変な打撃です。
 平成25年度は、電車を動かす電気代だけで15億円増加しました。鉄道事業が149億円の赤字を出す中で、15億円という数字は大きすぎる。JR九州は817系や885系などの省エネ電車を作り続けてきましたが、努力が水泡に帰してしまいました。
 電気料金値上げは原発の長期停止のためですが、実は、私は昭和60~61年、日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)に出向していました。原子炉異常時のデータを収集・選別し、提供するシステム作りに携わったのです。
 米スリーマイル島や旧ソ連のチェルノブイリ原発事故のデータを集め、日本の原発を見て回りました。30年前の日本の原子力技術は、世界でトップクラスでした。それを知るだけに、福島第1原発事故を忸怩(じくじ)たる思いで見ていました。
 ただ、原発はしっかりとした管理の下で使う限り、人類にとって必要です。最近の原発の安全対策を見ていると「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」感は否めません。
(JR九州 青柳俊彦氏 上場へ鉄道事業を立て直す・2014年7月16日付産経新聞)


 この記事を受けて、廃止対象として検討されるのは果たしてどこかというのが話題になったようです。
 そこで、鹿児島県の県紙南日本新聞が青柳社長にインタビューしたところ、指宿枕崎線も検討対象であると明言されたとの事です(参照)。

 JR九州は鉄道収支改善に向けた赤字ローカル線の存廃問題で、指宿枕崎線も検討対象となることを明らかにした。青柳俊彦社長は南日本新聞のインタビューに答え、「今すぐどうこうという話ではないが、(区間によっては)検討対象にはなる。いずれ相談し、検討をお願いする時期がくると思う」と話した。
(指宿枕崎線「存廃検討対象」 JR九州社長・2014年7月19日付南日本新聞)

 指宿枕崎線には、モノレールを除く日本最南端の駅がある事で知られていて、結構話題になっているようです(参照参照)。
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