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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
 自分の興味が向いたものを、自分勝手に調査しています。
 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
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刑事裁判を傍聴してきました(完結編)
 先日書いた鈴木伸元 性犯罪者の頭の中に出ていたアメリカででの研究による性犯罪者の4つのタイプについて紹介しておきます。

パワー主張型(power assertive)
・女性を支配し、犯行を通して自分が「男らしい」ことを誇示したい潜在的欲求がある
・既婚者または恋人がいて、そこで支配関係を築いている
・普段はお洒落な車を乗り回し、身だしなみもきちんとしている
・犯行時刻は夜7時から深夜1時にかけてが多い
・バー等で飲みながらターゲットを物色し、店を出てから犯行
・犯行は残忍。被害者の衣服を剥ぎ取り、あらゆる方法で暴力をふるう
・ひとつの犯行から次の犯行までの周期は20~25日程度
・低い自己評価

パワー再確認型(power reassurance)
・両親や母親と一緒に暮らし、ガールフレンドはいない独身者が多い
・徒歩移動が多い
・自宅や職場周辺で犯行に及びやすい。移動手段を持っていても、活動範囲は広がらない
・ターゲットが決まると、何日も行動を観察し、犯行のタイミングを待つ
・犯行時刻は深夜0時から早朝5時にかけてが多い
・夏の暑さなどで開け放したままの窓から侵入する
・自分で衣服を脱ぐように求めたり、犯行後に被害者の家に電話したり、同じ被害者を相手に犯行に及ぼうとする

怒り報復型(anger retaliatory)
・女性に対する強い「怒り」
・母親からの愛情に対する強い渇望感
・自分を強い男と感じたがっている
・普段の生活でも人付き合いがよく、集団の中でもリーダーシップを取ることが多い
・スポーツ選手のように行動的
・結婚していても他に愛人がいることが多い
・犯行の周期は半年以上
・自分と年齢の近い女性がターゲット
・場当たり的な犯行

怒り興奮型(anger excitation)
・結婚していることが多い
・普段は社交的で平均的な社会人
・犯行は用意周到
・ターゲットを尾行して生活パターンを把握
・目撃者がおらず、捜査は困難
・犯行は暴力的。被害者への感情はうかがえない
・被害者が傷ついている姿を見て喜ぶ。その後殺人にまで及ぶケースも
・周期的ではない


<また傍聴に行ってきました>

 先日、前編後編に分けて、福岡地方裁判所での傍聴体験を書いてみました。
 先日、午後に代休を頂いた日が後編に書いた福岡県迷惑行為防止条例違反事件(平成27年(わ)58号)の判決の日だったので、また裁判所に行ってみました。

 裁判所に行ってみると、所持品検査に長蛇の列ができています。
 並んでいるご婦人に聞いてみると、久留米市のゴミ処理場の裁判があるのだと教えられました。
 福岡地裁には久留米支部があるので、恐らく福岡高等裁判所に来ているのでしょう。
 面白そうだな(関連)と不謹慎にも思いましたが、とりあえず新館1階にある地裁の刑事部に向かいます。
 しかし、くだんの判決は午前中に言い渡されていたようです。

 何だか人が多いなと思って調べてみると、強制わいせつ、児童ポルノ法(関連)違反事件か詐欺事件のどちらかが注目を集めているようです。
 見た方がいいのかとも思いましたが、なんだか嫌な予感がしたので本館5階の高裁に向かいました。

<国家賠償訴訟>

 行ってみると、何だか係の方が「傍聴ですか?」と聞いて誘導してくれます。
 これは重大事件に違いありません。
 入ってみると、支援者らしき人が傍聴席にいっぱい。
 裁判官が3人(合議審というらしい)いて、物々しいですが、原告の席も被告の席も15人は優にいて賑やかです。
 しかし、どうも内容が違います。

 どうやら水俣病の未認定患者さんたちが起こしている国家賠償請求訴訟(参照)のようです。

 事件番号(参照)は「平成26年(ネ)450号」。
 2014(平成26)年に受け付けた事件なのに、今回が2度目のようです。
 どうやら一審被告(国等)が準備書面に時間がかかると話している最中のようで、次は3か月後にしましょうとなっているようです。

 もう一方の一審原告はというと、今までの認定患者3万人分のデータと今回の原告とのデータを比較すると言っているようです。
 裁判官がざっくばらんな感じで、結構時間がかかりそうですけど大丈夫ですかと聞いています。
 すると、一審原告側の一般人っぽい人が、大変だけどやらんといかん。そもそもこういうのは国が今までにやっていなければならなかったんだがそうも言っとられんとこれまた比較的自由な感じで語っています。

 水俣病って、まだ「歴史」ではなく「現実」なんだと改めて認識させられるとともに、日本って色々問題があるんだろうけど一応は民主的な国なんだとも思いました。

 ちなみに裁判官の口ぶりによると、普段は控訴人、被控訴人と呼んでいるようですが、今回はどちらも控訴したようなので一審被告、一審原告と呼んでいたようです。


 で、外に出て確かめると、JFEエンジニアリング県央県南広域環境組合が和解室で話し合っていたようです。
 これかなと思いましたが、こちらは長崎県(参照)。
 うーん。久留米のやつって、地裁だったのか・・・。

<強制わいせつ>

 国家賠償請求訴訟が終わったので、また地裁の刑事部に戻ります。
 たまたま強制わいせつ事件の審理が始まるようなので、入ってみます。

 今回は初めて入った法廷でしたが、今までと違って正面が裁判官の席になっていて狭く、傍聴席が2列しかありません。
 結構高齢の男性が刑務官に連れてこられました。
 どうも、西新パレスの地下で強制わいせつをしたか、西新パレス前のバス停でバスを待っていただけかで争っているようです。
 証拠について検察と弁護士が言いあって、裁判官がまとめておしまいです。

<窃盗2件>

 次に、その向かいの法廷に入ってみました。
 窃盗事件の裁判のようで、いわゆる万引きのようです。
 僕よりちょっと若い感じの男性が証言台に立っています。
 ちょうど裁判官が被告人の話を聞いているところで、「何でやったか分からんならまたやっちゃうんじゃないのと」結構シビアな事を聞いています。

 話を聞いていると、彼女が情状証人だったそうですが、母と未成年の子がいるとのこと。
 わー。立ち直って欲しいと思いました。
 次回が判決との事でした。

 終わると、結構機械的に次に移ります。
 こちらも僕より少し若いような男性でしたが、万引き3件以上に人身事故に車検切れの車の運転に無免許運転で起訴されたようです。
 今回が判決でしたが、裁判官があんた換金目的じゃないと言いよるけど換金目的やろーと前回同様にシビアに判決理由を述べていました。
 懲役2年6か月(80日引き)だそうです。

<強制わいせつ>

 表に出ると、さっき忌避した強制わいせつ、児童ポルノ法違反事件の判決言い渡しが、手書きで16:00からになっています。
 普通に13:30から14:00で判決と書いていたのですが、何らかの事情で延びたようです。
 14:00から16:00まで、被告人は何をして時間をつぶすんでしょうか・・・。
 それはともかく、これも何かの縁なので見ることにしました。

 入ってみると、前回見たバカリズムの人に似た裁判官です。

 内容を聞いていると、被告人はどうも無認可保育園の経営者の元夫だそうです。
 自身が働く無認可保育園内の自室で、6年3か月の間1歳から6歳の14人の女の子に対して105回のわいせつ行為を行ったとのことで、なんだか聞き覚えがありそうな事件です。
 やはりあの人だかりはこれだったのかと思うとともに、判決理由で説明されている具体的な犯行内容に正直気持ちが悪くなってしまいました。

 裁判官は、3~4歳にされたことは覚えていて、後に自分がされたことの意味が分かるようになって苦しむと話します。
 僕も、その時を想像して更に陰々欝々となります。

 判決理由によれば、被告人はカウンセリングや薬物療法を受けたいと話していたとのことです。
 そこには一縷の望みを感じましたが、同時にこの犯行はままごとやお医者さんごっこの様なもので自分にとって心休まる物であったと話していたと聞き、申し訳ないですが背筋が寒くなりました。

 判決理由によれば、被告人は幼児性愛者を自称していたとのことです。
 しかし、幼女を狙う犯罪者が幼児性愛者とは限りません(関連参照)。
 また、冒頭にもまとめたとおり、性犯罪の壁は性欲だけでは越えられないと思われます。

 しかし、今回の傍聴とこれによって、従前からの僕の考え方を修正する必要がありそうだと強く思いました。

 以前住んでいた地域には、女児好きの中年男性がいました。
 その地域では、みな顔馴染み。
 その中年男性も排除されることなく、たまに小学校に来ては子どもたちの写真を撮り、パネルなどにして子どもにあげていました。
 幼児性愛者を排除することなく地域に受け入れる事が出来れば、それはそれで解決するのではないかと考えていました。

 しかし、この事件の被告は保育園の「先生」。
 子どもたちに受け入れられていたからこその犯行でしょう。

 最後に、裁判官が説諭をしました。
 被害女児が自分の受けた被害の意味を知っていくのはこれからです。
 そういった意味を込め、裁判官は「本当の被害が始まるのはこれから」と被告人に話していました。

 確かにその通りです。
 僕は、暗い気持ちで裁判所を出ました。

<まとめ>

 裁判の傍聴は、僕の趣味に合わないと今回心底思いました。
 興味を持った事件の裁判をずっと追っていくのは向いているかもしれません。
 でも、そんな暇はありません。
 様々な事件の一部を細切れにして見ていくだけでは何も分かりませんし、救いのない思いだけが沸き上がって暗くなってしまいます。
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