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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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水鏡天満宮が買収される?
 4月から、部署の名目上の責任者になりました。
 「名目上」というのは、まあつまり、自分の思い通りにはならないってことですな。
 僕の部門は売り上げが大きいので、直轄地みたいになっているのです。
 まあ、そうでなければ、どんな部署であれ名目上であれ、僕は責任者にはされないでしょう(^_^;

 それはそれとして、福岡市中央区天神にある水鏡天満宮が買収されるかもという報道がありました。

 だいぶ古い話題ですが、そんなこんなで暇がなく、塩漬けしておりました(^^;


「天神」という地名の由来にもなったと言われる、福岡市の「水鏡天満宮」について、西鉄が土地の取得を検討していることが分かりました。
隣接する「毎日福岡会館」とあわせ、周辺一帯の大規模再開発をめざす方針です。
西鉄が新たに取得をめざしているのは、福岡市天神の明治通りと昭和通りの間に位置する「水鏡天満宮」のほか、周辺の飲食店街がある土地です。
西鉄をめぐっては、県道をはさんで隣接する「毎日福岡会館」について、所有者である毎日新聞社から取得することで、既に合意しています。
関係者によりますと、西鉄は、「毎日福岡会館」単体ではなく、水鏡天満宮などの周辺一帯の土地も含めて、大規模な再開発をめざす方針です。
既に地権者への打診を始めていますが、水鏡天満宮側はRKBの取材に対し「その話についてはいっさい言えません」と話しています。
(西鉄 「水鏡天満宮」も取得検討・2016年5月23日付RKB)


<西鉄は毎日福岡会館も取得>

 さて、その西鉄。
 記事にもある通り、先日近接の毎日福岡会館も取得しています。

 西日本鉄道(福岡市)は7日、6月末に取得する福岡市中央区天神1丁目の「毎日福岡会館」について、近接する水鏡天満宮も含めた一帯約2・6ヘクタールを「ホテル・オフィス」ゾーンとして関係地権者と共同開発する計画を明らかにした。周辺で同時並行して進む他の再開発施設と地下通路で結ぶ案も検討している。九州最大の商業地、天神を再構築する「天神ビッグバン」が一段と加速する。

地下通路で直結構想、水鏡天満宮は移設も

 市が募集する天神地区の西側にある旧大名小(中央区大名2丁目)の跡地利用についても、複合施設の建設計画で応募する方針を明らかにした。跡地は約1・2ヘクタールある都心の「超優良物件」。西鉄グループの老舗ホテル「西鉄グランドホテル」に隣接しており、同社は宿泊、商業、オフィス、憩いの場を併せ持った計画を7月下旬に提出する。
 天神地区の東端にある毎日福岡会館の西側には、一帯を南北に貫く複数の道路があるが、道幅が狭く、街づくりのネックにもなっているのが現状。このため、再開発に合わせ、行政と連携して道路を付け替える案も浮上している。
 会館一帯の再開発に合わせ、「天神」の地名の由来となった水鏡天満宮については「地域の歴史・文化を顕彰する」(地権者)ため、ビルに囲まれた現在地から会館と入れ替える形で那珂川沿いの目立つ場所へ移設する案も出ている。
 西鉄は、会館取得を天神再開発の「布石」(幹部)と位置づけ、既に水鏡天満宮も含めた関係地権者と勉強会を始めている。西鉄は会館の東側で、市の水上公園の再整備も進めており、7月15日に開業する。
 西鉄は、天神に所有する「福岡ビル」と、隣接する商業ビル「天神コア」「天神ビブレ」の一体開発を計画中。毎日福岡会館や旧大名小跡も含め地下通路で結ぶ検討では、市に開発を働きかける。
(天神再開発さらに拡大 西鉄、毎日会館周辺も整備・2016年06月08日付西日本新聞)

 地元紙ではこのように報道されていて、どうやら選択肢は神社の買収だけではないようです。
 ちなみに、この毎日福岡会館についてのニュースリリースは、こちらです。
 当の毎日新聞は、以下のように書いているようです。

 毎日新聞社(本社・東京都千代田区、朝比奈豊社長)と西日本鉄道(本社・福岡市、倉富純男社長)は19日、「毎日福岡会館」(同市中央区天神1)と「西鉄日本橋ビル」(東京都中央区日本橋3)の全ての権利を互いに譲渡することで合意し、基本合意書を締結した。西鉄日本橋ビルはJR東京駅八重洲口近くにあり、毎日新聞社は不動産事業での収益力強化を図る。
 西鉄日本橋ビルは地上8階、地下1階建てで、敷地面積は約890平方メートル。八重洲口直近のビジネス拠点地区にあり、2012年5月に完成したばかり。毎日新聞社は不動産事業を収益の柱の一つと位置付けており、今後も優良な不動産資産を積極的に活用し、収益力の向上を図る。
 西鉄は天神地区で広域再開発構想を推進しており、毎日新聞社は同構想に全面的に協力するとともに、両社はより一層の関係強化を図る。福岡会館に置いている九州・山口の取材・営業拠点である「福岡本部」は、再開発事業が始まり同会館が解体されるまで毎日新聞社が現状のまま賃借する。
 毎日福岡会館(地下1階、地上16階、敷地面積約2310平方メートル)は1969年8月完成。オフィスとホテルに分かれており、ホテルには2007年7月から「西鉄イン福岡」がテナントとして入居している。
 福岡市の中心市街地である天神地区では、西鉄を中心とした「天神明治通り街づくり協議会」が17ヘクタールの地区計画を策定し、四つのブロックに分けて再開発構想を練っている。毎日新聞社も同協議会発足時からの会員で、同地区を活性化させるために協力してきたが、再開発構想は長い年月を費やすことから単独再開発も検討していた。しかし、福岡会館は同地区の玄関口に位置しており、単独で建て替えると再開発構想の全体像に影響を及ぼすことになるため西鉄に譲渡し、日本橋ビルとの交換に応じることにした。
 西鉄は福岡会館取得後、西鉄イン福岡の客室リフレッシュ工事を行うなどしてホテル経営を継続させつつ、再開発構想を推進する。
(東京・日本橋のビル取得 西鉄と権利交換・2016年5月21日付毎日新聞)

 天神明治通り街づくり協議会は、こちら

<西鉄は福岡ビル・天神コア・天神ビブレも再開発>

 さて、西鉄は福岡ビル、天神コア、天神ビブレの入っているブロック全体を再開発する意向だそうです。

 西日本鉄道が福岡市・天神に所有する「福岡ビル」と、隣接する商業ビル「天神コア」「天神ビブレ」を一体的に再開発するため、ビブレの地権者に対して土地の売却・貸借の優先交渉権を求める文書を提示したことが分かった。地権者の大半は応じる意向で、早ければ4月にも交渉が始まる。天神中心部で、新たな大型再開発計画が動きだす。
 天神ビブレは、商店街を再開発して1976年に建てられた。地権者は旧商店主など41者。空調や電気設備の老朽化が進み、機器の交換だけでも数億円はかかることから、地権者たちは昨年、ビルの今後の方針について協議。不動産開発業者に各地権者が権利を売却か賃借し、建て替えてもらう方針を決めた。
 西鉄は本社の入る福岡ビルを10年以内に建て替える方針で、倉富純男社長は自社が建物を区分所有するコアと、ビブレも合わせた「一緒の建て替えがベスト」との考えを表明している。ビブレ地権者が建て替え方針を示したことを受け、西鉄の開発担当者は地権者たちと意見交換。一体開発に前向きな地権者が多く、優先交渉権の獲得へ動いた。
 西鉄が今月上旬に提示した文書は、福岡ビルやコアと一体的な建て替えをすることを前提に、西鉄と各地権者が2年間の個別交渉を行うとしている。地権者によると、現時点では数人が優先交渉権の付与に反対しているものの、残りは同意する見込みという。
 福ビル、コア、ビブレが並ぶブロックは、福岡市が進める都心再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の中核をなす「天神1丁目南ブロック」(約3・1ヘクタール)にある。3棟の敷地を合わせると約8600平方メートル。国や市が容積率や航空法による高さ制限を緩和しており、従来より大型のビルを建設することができる。
 隣接地で福岡地所が2020年完成を目指す大型オフィスビルに続く再開発計画は、周辺のビル建て替えにも影響を与えそうだ。
(天神商業3ビルを一体開発へ 西鉄が地権者交渉元記事・2016年3月24日付西日本新聞経済電子版)


<2010年にもビル取得>

 西鉄は、2010年にも天神で日土地福岡ビル(参照)を取得しています。

 西日本鉄道は福岡・天神の本社に近接するオフィスビル「日土地福岡ビル」を取得する。このほど同ビルの信託受益権を特別目的会社(SPC)から取得する形で購入した。引き渡しは15日の予定。買収額は明らかにしていないが、30億~40億円とみられる。天神交差点に近い好立地で物件の状態もいいため、高収益が見込めると判断した。
 日土地福岡ビルは天神1丁目の明治通り沿いにある。地下1階、地上8階建てで延べ床面積は約8600平方メートル。約500万円をかけてビルの入り口を改装し、来年2月からビルの名称を「西鉄天神ビル」に変更する。
 同ビルの既存テナントは引き継ぐが、残りの22%の空室のテナント誘致は西鉄が行う。西鉄の天神地区での知名度を生かしてテナントを埋め、収益性を高める考えだ。西鉄は賃貸用のオフィスビルを福岡市内に12棟所有している。福岡市内でのビルの取得は2008年以来2年ぶり。
 天神の明治通り沿いを巡っては今後予定される再開発を見据え、地権者らによる街づくり組織がつくられている。主導的な立場にある西鉄が同エリアの物件を取得することで将来的な再開発をスムーズに進める狙いもある。
(西鉄、天神にビル取得 本社近く、オフィス向け ・2010年12月2日日本経済新聞)


<福岡地所も西日本ビル等を建て替え>

 この辺りでは、福岡地所も西日本ビル等のブロックを再開発する予定になっているそうです。

 福岡市・天神の明治通り地区の再開発で、地場大手開発業者の福岡地所(福岡市)が計画している新しいビル「天神ビジネスセンター(仮称)」の概要が分かった。所有・賃借する5棟のオフィスビルや商業ビルの跡地に、地上16階建て(高さ約75メートル)の大型ビル1棟を建設する。2017年にも着工し、20年頃の完成を目指す。建物の高さ制限などに関する規制緩和の適用を受ける方針で、福岡市が提唱する再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の先行事例となりそうだ。
 同社は昨年までに、明治通り地区の天神セントラルプレイス、福岡日興ビル、西日本ビル、因幡ビルの計4棟を取得、福神ビルは用地を賃借した。敷地の合計は約4000平方メートルになる。天神セントラルプレイスは解体し、現在は駐車場で利用したり、仮設店舗でカフェが営業したりしている。
 明治通り地区では、福岡市が国家戦略特区の制度を活用して14年11月、航空法に基づくビルの高さ制限を従来の67メートルから76メートルに緩和させた。さらに、昨年9月、今回の福岡地所の再開発予定地を含めた区画について、ビルを建て替える際の容積率(敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合)を大幅に緩和する都市計画を決定した。
(天神再開発 75メートル・16階建てビル着工へ・2016年06月07日付読売新聞)

 なんかいろいろ変わりそうです。
 とは言え、エリアマネジメントの観点から見た天神史を見ると、今だってなにかから変わった結果なんですよね。
 それは分かっていますが、ちょっと寂しい気もします。

【2016年10月30日追記】

 次のような記事を見つけました。

 福岡市・天神1丁目の「毎日福岡会館」を取得する西日本鉄道(福岡市)。再開発の「天神ビッグバン」では表だった動きを見せてこなかった「大地主」が水面から顔を出したのは、一帯を再構築したい思惑があるためだ。街の魅力やにぎわいが薄れたら、保有する不動産も企業価値もつられて下がりかねない。「ホテル・オフィス」ゾーンとしてエリアの浮揚を目指すが、もう一つ、生み出したい「価値」があった。

 ■他社に渡せない

 「高い代償だ」。西鉄の会館取得をめぐって、不動産業界では、こんなささやきが聞かれる。
 会館は築47年。所有する毎日新聞社と互いの物件を交換する形で6月末に取得するが、西鉄が「対価」に持ち出したのは、築4年の真新しいビルだった。しかも、場所は東京・日本橋。JR東京駅の八重洲中央口に近い一等地だ。
 延べ床面積は会館の方が2・5倍広いとはいえ、先々予想される地価上昇を考えると、「西鉄は高い買い物をした」との見方も出ている。
 そこまでして入手したい理由が、会館一帯の再開発にある。
 西鉄幹部は「他社に買われるわけにはいかなかった」と打ち明ける。
 対象エリアは、毎日福岡会館一帯の約2・6ヘクタール。「ホテル・オフィス」ゾーンとして、約80に上る関係地権者と共同開発を目指すが、ここに、新たな「価値」を生み出したかった。

 ■“主役”は神社?

 キーワードは「歴史」と「水辺」。その主役となるのは、「天神」の地名の由来になった水鏡天満宮とみられる。
 関係地権者たちの間で浮上している案の中には、神社の移設がある。
 会館の西側にある現在地はビルに囲まれ、「外から見えにくい」(エリア内のある地権者)。それを、一帯の再開発に伴い、会館と場所を入れ替える形で那珂川沿いの目立つ場所へ移設しようというのだ。
 天神を訪れる人々に、街の歴史と文化に触れてもらうきっかけも増える、とみているようだ。そして、神社がビルの合間から移れば、結果的に、ビル用地も集積されることになる。
 7月15日には、西鉄が再整備を進める市の水上公園が開業する。会館そばの那珂川に突き出した場所で、世界的な有名レストランもオープンする。水辺の魅力が高まり、観光拠点としての役割も増す。水辺に神社が移れば、ビジターに、天神の街の「奥深さ」も伝えられる、というわけだ。
 西鉄幹部は振り返る。
 「会館は単に建て替えるだけではもったいない」
 「天神の景色を変えたい」
 「そのためには取得するしかなかった」
(吉武和彦・西鉄が「毎日福岡会館」を取得する本当の理由・2016年06月08日付西日本新聞)

 そうなると、水鏡天満宮買収というより、移転が主眼なんですかね。
 何はともあれ、ビルの屋上に神社みたいな形にはなりそうもないので、ちょっと安心しました。

【2017年1月4日追記】

 こちら福岡地所の天神ビジネスセンターに関する福岡市のニュースリリースが出ています。

【2017年8月22日追記】

 大名小学校跡地関連はこちらにまとめました。
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