湾鉄調査部
元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
広告


プロフィール

therapie

Author:therapie
 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
 自分の興味が向いたものを、自分勝手に調査しています。
 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
 お問い合わせはメールフォームからお願いします。



最近の記事



カテゴリ



最近のコメント



最近のトラックバック



ブログ内検索



月別アーカイブ



RSSフィード



リンク


ブログパーツ類
あわせて読みたいブログパーツ

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村 鉄道ブログへ

ジオターゲティング


検索






Join the Blue Ribbon Online Free Speech Campaign


仲良しグループ
 先日、気分転換に福岡大学の図書館に行きました。
 とはいえ目的は特になく、ジャーナルのコーナーをうろうろしていると、他大学の研究紀要のコーナーがありました。
 で、目的もなく鹿児島大学教育学部研究紀要を読んでいると、中学生の仲間集団の排他性に関する研究というものにぶち当たりました。

 玄人的に書くと、有倉(2011)とでも書くのか。

 仲間集団の排他性って、中学生だけじゃないよね~(関連)。

<成長すれば異質性への許容度が増す>

 先行研究の紹介を読むと、黒沢・有本・森(2003)において、思春期前期の仲間集団の特徴としてチャムグループ(同質のグループという意味らしい)に代表される興味関心によって結ばれあう仲良しグループであって、「互いの類似性を言葉で確かめあい、仲間の間で通用する言葉を作り、通用しない者を疎外する」とされてるそうです。
 ますます中学生だけじゃないよね~。

 で、チャムグループについてとりあえず引用しておきます。

ギャング・グループ(gang group)……児童期後期(9~12歳頃)に形成されるメンバーの人数が多い徒党集団で、仲間と同じ『同一行動』を取ることによって『仲間からの承認(仲間との一体感)・集団の凝集性・秘密の保持』を実現する傾向がある。仲間と同じようなファッションをしたり同一の行動様式・価値観を身に付けたりすることが重視され、集団内のルールを守らなかったり秘密を漏らしたりすると仲間はずれや無視などの制裁を受けることがある。

チャム・グループ(cham group)……思春期前期(13~15歳頃)に形成される3~5人程度の複数のメンバーがいる仲良し集団で、一般的に『親友』と呼べるような友達関係が作られていくことになる。仲間と同じ行動や態度を取る外見的な『同一行動』よりも、内面的な『共通性(類似性)』のほうが重要視される傾向があり、集団内での異質性に対する許容度はギャング・グループよりも高い。

ピア・グループ(pear group)……精神的な成長や人格的な成熟に基づいて形成される安定した人間関係で、1対1の関係であることもあれば、集団の一員としての関係であることもある。『自己と他者との差異・対立』を受け容れて認めることができる関係であり、『他者の権利・感情・価値観』を自分と同じように尊重できる態度に最大の特徴がある。『集団への同調圧力』による排除(仲間外し)や『価値観の対立』による攻撃性(いじめ)などが起こりにくい関係性であり、『相手の立場や考え方への想像力・配慮性』の発達によって相互的な信頼関係を深めることができる。
([C.H.クーリーの第一次集団(primary group)と集団の発達過程]: Keyword Project+Psychology:心理学事典のブログ)

 大人になるにつれ、徐々に異質性への許容度が増していくんですね。

 また、有倉・乾(2007)によると、所属する集団が排他的であればある(排他性規範が高いほど)ほど、学級への適応感が低いのだそうです。


<大人になっても異質性を許容できない>

 しかし。と思います。
 大人になっても、異質なものへの許容度が低い集団はあるような気がします。
 悪口を肴に連帯している集団ってのは、よく見ます。
 しかも、仲間集団のようなインフォーマルな集団でなく、職場とかフォーマルな集団でも許容度が低かったりする気がします。
 それは、学校でも同じだったかもしれませんね。

 今週は、月曜日に同僚の言葉に引きずられて自分も不安定になり、火曜の昼辺りまで不安定でした。
 火曜の夜に回復したはずでしたが、水曜の夕方に嫌なものを見てしまい、昨年嫌だったことがフラッシュバック。木曜の朝まで引きずってしまいました。
 その後、愚痴大会をして、週末には落ち着けましたが。

【参考文献】
有倉巳幸(2011).中学生の仲間集団の排他性に関する研究 鹿児島大学教育学部研究軌要(教育科学編),63,29-41.
【孫引き文献】
黒沢幸子・有本和晃・森俊夫(2003).仲間関係発達尺度の開発-ギャング、チャム、ピアグループの概念にそって- 目白大学人間社会学部紀要,3,21-33.
有倉巳幸・乾丈太(2007).児童・生徒の友人関係の排他性に関する研究 鹿児島大学教育学部研究紀要(教育科学編),58,101-107.
関連記事
スポンサーサイト

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログへ

テーマ:心理学いろいろ - ジャンル:心と身体


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://wantetsu.blog61.fc2.com/tb.php/1688-2070af44
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



当ブログはリンクフリーです。
ただし、匿名掲示板からのリンクは管理者であろうとも禁止します。
不適当だと判断したコメント・トラックバックは掲載しません。
情報の正確性には常に留意しておりますが、その検証能力には限りがあります。
このサイトにより生じたいかなる損害においても責任は負いかねますのでご了承ください。