湾鉄調査部
興味ある事を興味あるままに調査しています
広告


プロフィール

therapie

Author:therapie
 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
 自分の興味が向いたものを、自分勝手に調査しています。
 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
 お問い合わせはメールフォームからお願いします。



最近の記事



カテゴリ



最近のコメント



最近のトラックバック



ブログ内検索



月別アーカイブ



RSSフィード



リンク


ブログパーツ類
あわせて読みたいブログパーツ

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村 鉄道ブログへ

ジオターゲティング


検索






Join the Blue Ribbon Online Free Speech Campaign


再度カリタスの家事件を考える(1)
 今まで何度か書いた(関連関連関連関連)、2004年11月のカリタスの家虐待事件(「カリタスの家」問題特集(上)2004年福岡県 「カリタスの家」の障害者虐待・概要 - 明日、虐るかも・・・・「第1回障害者虐待防止についての勉強会資料」(抜粋))についてもう一度振り返ってみようと思います。

<カリタスの家の沿革>

 社会福祉法人かいたっくすは、1997年12月、社会福祉法人として認可(参照)され、1998(平成10)年9月1日にカリタスの家を開設(参照)しています。

<事件前の評価>

 2003(平成15)年12月(参照)には福岡県の委託を受け、自閉症・発達障害支援センター ハレルヤ館を開設します。
 この際、少なくとも僕が以前勤めていた社団法人なども手をあげたようですが、かいたっくすが選定されています(関連関連関連関連)。
 このような意見もありました。

2.「自閉症・発達障害支援センター」は十分な検討もなく、設置されたといわれており、関係者からは疑問視する声も出ていた、設置の根拠は何なのか。
(参照)

 確かに、その後ある学会でお会いした大学の先生に、自分は療育で実績のある僕らのいた法人を推薦をしたと伺いました。
 しかし、かいたっくすが選定されたのは無理もないと思います。

 ◇指導要請も「なしのつぶて」
 福岡県頴田町の知的障害者更生施設「カリタスの家」で発覚した虐待問題。指導すべき立場の行政はなぜ見抜けなかったのか。

 虐待問題が取り上げられた8日の県議会代表質問。「(虐待を)把握するまでに至っていません」という麻生渡知事の答弁に、虐待問題に関心を持って傍聴に訪れた男性は耳を疑った。「原田秀樹施設長自ら記者会見で虐待の事実を認め、謝罪しているのに……」
 入所者の父親も「暴走を許した自らの責任を放棄する答弁」と知事の姿勢に憤った。
 暴力に抗議して辞めた元職員や虐待を疑っていた保護者らに共通するのが、こうした県への不信感だ。これまで何人もの関係者が県に実情を訴えたが「改善されることはなかった」と口をそろえる。NPO法人「人権オンブズ福岡」も今
年3月以降、再三処遇面への指導を県に求めていたが「なしのつぶて状態」(貞池和生代表)だった。
 さらに、県側には虐待の事実を記述した資料も渡っていた。カリタスの家の運営母体「かいたっくす」の理事会議事録。00年3月25日版では理事が「見えない所で日常的に(暴力は)行われていると思う。指導が必要」と指摘してお
り、十分チェックが可能だったはずだ。だが、問題発覚後、県側は「情報も告発もなく動きようがなかった」と、責任逃れともとれるコメントをしている。
 今回の虐待発覚まで、県障害者福祉課の担当者はカリタスの家を「重度の人たちを積極的に受け入れる立派な施設」と評価。一方、原田施設長も「監査では、いつも礼を言われる。県からは感謝されている」と胸を張っていた。
 行政と施設の“なれ合い”ともとれる構図だが、県関係者は打ち明ける。「どんなに重度でも受け入れ可能な施設はここだけと言っていい。受け入れ先の拡充に消極的な県の怠慢もあり、便利な施設に強くは言えない」
 「施設内虐待」の著書がある、茅ケ崎リハビリテーション専門学校教員の市川和彦さん(44)は「県のズサンな対応が虐待の温床を招き、関連施設での死亡事故や施設内感染につながったのでは。県も責任を問われるべきだ」と指摘している。【虐待問題取材班】
(届かない悲鳴:施設虐待の深層 背景/下 行政、ズサン対応・ 2004年12月11日付毎日新聞西部朝刊 )

 僕らのいた法人には通所しかありませんでしたし、子どもさんへの療育に特化していました。
 何よりも、保護者への負担が大きいと僕は感じていました。
 金銭的には、年間で100万円かかるとも言われていました。
 当時は公的なお金があまり入っておらず、保護者からの負担金に負うところが多かったからです。
 そういった意味では、どんな人でも使える場所ではありませんでした。

 最終的には、使用料としてで年間20万円ほど徴収していた記憶があります。

<資金調達>

 しかし、まあ、かいたっくすもそう変わらなかったようです。

 ◇子供「人質」家族に強腰
 福岡県頴田町の知的障害者更生施設「カリタスの家」の虐待問題の背景には、重度の障害をもつ子供を抱え、沈黙せざるを得ない家族の存在と、それを逆手にとった資金調達への奔走ぶりも見え隠れする。【虐待問題取材班】

 「私は壊れそうです。娘も壊れそうです。助けて下さい」「(入所が許可され)母子心中しなくてすむ。娘を殺さなくてすむ」
 開設3周年の記念誌に寄せた母親の手記からは、度重なる入所拒否の悲哀や、施設にすがる思いが伝わってくる。
さらに、入所してもいつ退所させられるか分からないという不安もつづられている。「年度末になると親は戦々恐々となる。肩たたきである。電話が鳴るたび動悸(どうき)がし、郵便受けで封書を見ると心臓が凍りつく」
 「ここから出されたら、ほかに行く所がない」。“人質”を取られた家族は、虐待の疑いや処遇上の問題を感じても、遠慮してなかなかモノを言えない。そんな両者の力関係を、運営母体の「かいたっくす」常務理事で、「カリタスの家」の実
権を握る原田芳枝前施設長は最大限に利用した。
 障害者がサービスを選び施設側と直接契約する支援費制度への移行(03年施行)を前に計12回開いた保護者対象の研修会。原田前施設長は案内文で「3回以上出席しないと、来年度よりの利用は無いものとする」と“宣言”。以後、随所に本音をちらつかせるようになる。
 「(我々の)体制に不満のある人とは契約できない。親としてのエゴに注意していただく」(02年10月13日)
 なりふり構わぬ資金要求は職員給与の肩代わりにまで及んだ。原田前施設長は同年10月に「障害の状態では、職員人件費の一部を負担していただく」と主張。職員の冬のボーナス支給のメドが立たなかったからだが、一方で「負担したからといって要望が強くなると、よい療育はできない。(契約を)お断りすることもある」とクギを刺してもいた。
 支援費制度の導入で、入所者側が施設を選べるようになり、サービスと入所者の権利意識の向上が期待されている。が、家族側の沈黙は今も続いている。
   ◇   ◇
 「カリタスの家」の虐待問題が8日の福岡県議会代表質問で取り上げられた。公明党の新開昌彦議員が「(虐待の)うわさは以前からあり、市民オンブズマンが調査するよう求めていた。なぜ把握出来なかったのか」と追及した。
 これに麻生渡知事は「3月以降、施設長らから事情を聴くなどしてきたが、把握するまで至っていない。今後事実関係を解明したい」と答えた。
 同党の北原守議員団長は「県は暴行の事実が明らかになれば行政責任が問われると恐れているのだろうが、徹底究明しなければならない」と話している。
( 届かない悲鳴:施設虐待の深層 背景/中 カリタスの家、資金調達へ奔走 ・2004年12月9日付毎日新聞西部朝刊)

 なぜ、資金要求をしていたのか。
 そこを調べないと、解決には繋がらないと思います。

<預金流用>

 カリタスの家の虐待発覚後、利用者さんの預金を建設資金等に借用していたことも判明しています。

 ◇前施設長が900万円
 ◇他に350万横領容疑、刑事告訴へ

 虐待問題が明るみに出た福岡県頴田(かいた)町の知的障害者更生施設「カリタスの家」を運営する社会福祉法人
「かいたっくす」の原田芳枝常務理事(カリタスの家の前施設長)が97年、北九州市内の同法人運営の施設に入所して
いた女性の預金口座から、900万円を勝手に引き出し、カリタスの家の建設資金に流用していたことが分かった。今
年6月、原田氏は流用を認め、女性側に返済した。しかし、他にも同じ口座から約350万円を無断で引き出している疑
いがあるとして、女性側は原田氏を横領容疑で刑事告訴する方針。【虐待問題取材班】

 この女性は96年12月、かいたっくすの関連施設に入所。97年2月以降、施設側に「近くに身寄りがいない」と銀行
通帳と印鑑を預けていた。
 女性の親族によると、原田氏はカリタスの家開設(98年9月)直前の97年10~11月、預かった通帳と印鑑を使っ
て、口座から2回にわたり無断で計900万円を引き出していた。
 一方、原田氏は97年10月から99年5月にかけて「関連施設を生涯利用する契約料」として3回にわたり、無断で同
じ口座から約350万円を引き出していた。原田氏はこの金で、女性に相談もなく生涯利用契約の手続きをしていた。
 引き出された金は、事故で死亡した女性の家族の死亡保険金。保険会社から昨春、女性の親族に再度保険金の支
払い通知があり、通帳類を確認して流用が発覚した。
 親族側が原田氏に返済を求めたところ、今年6月末になってようやく900万円が返済された。しかし、残りの約350
万円について原田氏は「生涯利用契約料だ」として返済を拒否している。
 施設の規約によると、生涯利用の場合、330万円を施設側に支払う必要がある。女性はカリタスの家開設とほぼ同
時に移り、流用発覚後の今年3月にカリタスの家も退所したが、規約には「退所すれば利用年に応じて残金を返還す
る」と明記されている。
 これに対し原田氏は「カリタスの家を建設するための自己資金が不足していたため、(女性の)900万円を借りて建
設費にあてた。350万円は入所の際に納めてもらうもので問題ない。(女性は)浪費癖があり、(本人に)言うべきでは
ないと思った」と釈明している。
 原田氏は、カリタスの家の開設当初から昨春まで施設長を務めた。現在は県運営の自閉症・発達障害支援センター
「ハレルヤ館」のセンター長。カリタスの家の原田秀樹施設長は原田氏の長男。

   ◇    ◇

 カリタスの家の問題で、障害者らの権利擁護活動を行っているNPO法人・人権オンブズ福岡(貞池和生代表)が1
日、福岡県にカリタスの家の正常化を求める要望書を出した。貞池代表は「県の対応の遅れが事件の根幹にある。徹
底調査し、改善してもらいたい」と訴えた。
(届かない悲鳴:施設虐待の深層 福岡・カリタスの家、入所者の預金流用で告訴へ・2004年12月2日付毎日新聞西部朝刊)

 なぜご本人やご親族に無断で引き出したのか、よく分かりません。
 恐らく、承諾を得ようと思えば難しくはないと思うからです。

 福岡県頴田(かいた)町の知的障害者更生施設「カリタスの家」の原田芳枝前施設長が、関連施設の入所者の預金
を流用していた問題で、保護者が入所者の将来のために積み立てている福祉基金が解約され、流用金900万円の返
済に充てられていたことが分かった。同基金は、2年前に関連施設であった転落死亡事故の賠償金にも転用されてい
た。相次ぐ資金流出で基金は破たんしている。
 カリタスの家などによると、福祉基金は02年に設置され、一時は千数百万円に達した。
 昨春、原田氏が関連施設の女性入所者の預金口座から無断で計900万円を引き出して流用が発覚。この金を「カリ
タスの家」の建設資金に使っていた原田氏は、女性側と今年6月末までの返済を約束した。
 6月下旬になって、原田氏は、カリタスの家の運営母体「かいたっくす」常務理事として保護者を集め「建設資金に借
りた900万円を返さないといけなくなった」として、福祉基金の利用に言及。規約上「かいたっくす」にしか貸し出せない
ため「(保護者に)積立金をいったん解約してもらい、私に貸してほしい」と訴えた。大半の保護者が基金への積立金を
解約したうえで原田氏に貸した。【虐待問題取材班】
(カリタスの家・入所者預金流用:基金解約、流用金900万円返済に使う 前施設長・2004年12月5日付毎日新聞東京朝刊)

 やろうと思えば承諾を得た上で流用できる。
 そういった恐ろしさが僕たちの仕事にはあるのかもしれません。
関連記事
スポンサーサイト

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログへ

テーマ:現場職員のぼやき・悩み - ジャンル:福祉・ボランティア


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://wantetsu.blog61.fc2.com/tb.php/1725-41ac4486
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



当ブログはリンクフリーです。
ただし、匿名掲示板からのリンクは管理者であろうとも禁止します。
不適当だと判断したコメント・トラックバックは掲載しません。
情報の正確性には常に留意しておりますが、その検証能力には限りがあります。
このサイトにより生じたいかなる損害においても責任は負いかねますのでご了承ください。