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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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ISD個性心理学とは何か
 ISD個性心理学なるものを学んで、知人がインストラクターになったそうです。
 ほほう。個人心理学ですか。
 いわゆるアドラー心理学ですな(参照)。
 そう思っていました。

<動物占いやんか!>

 でも、よく読むと、「個人心理学」ではなくて「個性心理学」。
 「人間性心理学」(関連)でもないようです。

 そこで、一般社団法人 ISD個性心理学協会のサイトを見てみました。

 ちなみにISDとは、Institute of Self Discoveryの略らしい(参照)です。


生年月日から膨大なデータを収集し「性格」「思考」「行動」の統計と分析の積み重ねで構築された「個性心理学」。人と人とのコミュニケーションを見つめなおし、深く掘り下げるために生まれたのが「ISD個性心理学協会」です。世界中のコミュニケーションを、もっとスムースに―。その使命を果たすために培ったノウハウをマルチチャンネルで世界に広める活動をしています。
(参照)

 つまり、誕生日を独立変数にして、性格と思考と行動を従属変数にして(参照)統計処理したということかな?

 用語はうろ覚えです。

 これは、誕生日で性格が分かるということですか。
 確か、血液型占いも統計処理の結果だと言っていたような(参照)。

 で、個性心理學研究所なるもののサイトも見てみました。

個性心理學(個性心理学)は、個性心理學研究所により世界ではじめて人間の個性を動物のマスコットにあてはめることで、だれにでもわかるイメージ心理学として体系化されたものです。
(参照)

 ・・・動物占いの事ですね。

<個性心理学は心理学なのか>

 そういうわけで、「従来の心理学と食い違い、科学的な手法で検証もせず、学問としての蓄積も無視する『個性心理学』を、心理学と表現することはできないでしょう(参照)」との批判があるようです。

まず大前提として、心理学は科学です。科学は、仮説を立てて→妥当な方法の実験や調査で検証し→次の仮説を立てるというプロセスで真理を明らかにする手法です。臨床心理学などはこのループを辿らない場合もあるようですが、少なくとも社会心理学はここから外れることはめったにありませんし、この理解で問題ないでしょう。
(参照)

 彼らは、「これまで10万人以上のサンプルから生年月日という切り口で膨大なデータを収集し『性格』『思考』『行動』の統計と分析、検証を繰り返してきました(参照)」と主張しています。
 本人達が「統計と分析、検証」を用いていると言っている以上、「科学」ではないと否定するのは難しいです。
 論文等を読んで検証するまでは、何とも言えません。

 そういった意味で、その学説が検証可能かという問題が出てきます。

 もう1つ。心理学は科学であり、科学は学問です。学問は過去に明らかになった知見を重要視します。過去に明らかになったことは、今までの間に何人もの人が「本当か?」と思って批判したり検証したりしたからです。それでもなお正しいと考えられるからこそ、今にその知見が伝わっているのです。
 そういうわけで、新しい発見が過去の知見と食い違うと、まず新しい発見の方が疑われます。新しい発見の方が検証した回数も期間も少ないからです。新しい発見が今までの知見をひっくり返すほどの証拠が見つかって初めて、過去の知見は訂正されます。
(参照)

 心理学と名乗る以上は学問なわけですから、論文等を発表して他の研究者の検証を待たなければいけません。

 しかし、個性心理学研究所の弦本將裕氏とISD個性心理学協会の服部磨早人氏の論文を発見することはできませんでした(判決は見つかりましたが・参照)。
 そういう意味では非常に疑わしいのですが、東北大学の教授と政令指定都市の教育委員会が検証不能な研究成果を誇っている例(参照参照参照)もあるので、直ちに「科学ではない」と僕が断じる事はできません。
 ただ、検証不可能なので、科学とか学問とかであると主張することもできないでしょう。

<心理学かどうかは関係ない?>

 ただ、現在の心理学(参照)では、性格を類型化する類型論は少ないのではないでしょうかね。
 多分、特性論が優勢なのではないかと思います。
 そういう意味では、まず学会に論文を発表して、まずは既存の心理学の枠内で弦本説を位置付けるのが先決のような気がします。

 と言うか、よく読むとどこにもうちらは心理学だと書いていませんね。
 既存の心理学以外は心理学を名乗ってはならないというわけではないので、従来の心理学とはまったく別物なのだとご本人たちも主張しているのかもしれません。

 「個性心理学」が普通の心理学ではないのは、間違いないようです。

 ちなみにこちらでは、人間性心理学や来談者中心療法と個性心理学が並んでいます(^_^;)

 個性心理学は統計学であるとの説もあるようです(参照)が、統計学の手法を使っている可能性はあっても、検証不能なので統計学であると主張することもできないと思います。

 「個性心理学」という用語自体は心理学で使われていたので、「個性心理学」は心理学でないと言い切れないという説(参照)もあるようです。
 しかしこれは、単に名前が同じ講義があったというだけですからね(参照)。

 この論文を書いた日本大学の大村政夫さんは、血液型占いを批判してFBI効果というものを唱えた事でも有名な方です(^_^;)
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