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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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Author:therapie
 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
 自分の興味が向いたものを、自分勝手に調査しています。
 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
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旧大名小学校南校舎で殺人事件
 木下斉さんが書いた、福岡市が地方最強の都市になった理由を先日読みました。
 「地方最強」と題名で煽っておきながら、現在福岡市が人口を増やしているのは数多くの制約から仕方なしに行った策が成功を収めた結果論に過ぎないと喝破し、問題点もきちんと指摘しているのには感心しました。

 次に、牧野洋さんの福岡はすごいも読みましたが、こちらはなんだかバラ色で相当違和感ありました。
 高島宗一郎市長がやたら持ち上げられていますが、ここに来るまでかなりのトライアンドエラー(関連)をやらかしてますからね。

 と、脳内でぶつくさ言っていたのですが、よく考えると起業しやすい環境というのは失敗が許される環境です。
 市長自ら起業しやすい雰囲気を作っているということでしょうかね。
 まあ、でも、まだ福岡はシアトルにはなっていないですから、誉めちぎるのは時期尚早かもしれません。

<Fukuoka Growth Nextで殺人事件>

 そんな高島当局さんが(心変わりして)残してくれた旧大名小学校南校舎にあるFukuoka Growth Nextで殺人事件が起きました。

 24日午後8時ごろ、福岡市中央区大名2の旧大名小学校内の施設で、施設関係者の男性から「人が刺された」と110番があった。IT関連のセミナーの講師をしていた東京都江東区東雲2、インターネットセキュリティー会社員、*****さん(41)が背中をナイフのような刃物で刺され、病院に搬送されたが死亡が確認された。刺したとみられる男は自転車で逃走した。

 福岡県警によると、24日午後11時前、40代の男が福岡・東署管内の交番に「中央区の殺人は自分です」と出頭した。男の持っていたバッグの中から血が付いた刃物が見つかった。県警は男を殺人容疑で逮捕する方針。

 現場は福岡市中心部の天神の西側に隣接する繁華街にある施設。通報者の男性が、施設1階のトイレから「救急車を呼んでくれ」と声がしたため、確認に行くと、刃物を持った男と背中を刺された**さんが出てきたという。

 現場の施設では24日夕方からIT関連のセミナーが開かれていた。【志村一也、石井尚】

サイバー犯罪調査手がける

 勤務先のホームページによると、**さんはインターネットセキュリティー専門のメディアの編集長で、匿名化ソフトを使わないとアクセスできない「ダークウェブ」など最新のサイバー犯罪の調査を手がけているという。

「通り魔かと思って店に避難」

 現場は西鉄福岡(天神)駅から西に約300メートルの繁華街で、事件発生時は多くの人でにぎわっていた。福岡県警の捜査員が続々と詰めかけて規制線が張られ、休日の夜は物々しい空気に包まれた。

 20代の男性会社員は「施設内の飲食店に入ろうとしたらドタドタと足音が聞こえ、振り返ると男の人が倒れていた。血だまりができていて近くの人が『救急車を呼んで』と叫んでいた。通り魔かと思って店に避難した」と顔をこわ張らせた。

 近くの予備校に通う男性(19)は「予備校から帰ろうとしたら『通れない』と言われた。毎日の通学路で、もしかしたら近くに犯人がいたかと思うとぞっとする」と話した。

 現場となったのは2014年に閉校した大名小学校の建物で、現在は官民共働の創業支援施設が置かれて企業や起業を目指す個人が入居している。【宮崎隆、宮原健太】
(殺人「闇ウェブ」専門家刺され死亡 福岡繁華街、男出頭
毎日新聞2018年6月24日 22時02分付毎日新聞)

 痛ましい事件です。
 亡くなられた方や関係者の方々には、言葉もありません。

<被害者は有名ブロガー>

 記事を見た限りではセキュリティ専門のIT企業社員のようですが、被害者は有名なブロガーだったのだそうです。
 Hagex-day infoというサイトを運営していたHagexさんという方らしい(参照)です。

 そちらのサイトに、当日のネットウォッチ勉強会「かもめ」#2「100万PVブログ達成への道」「ブログトラブル110番」というセミナーの内容がありました。

 まずは、「100万PVブログ達成への道」。

現在220万PVを稼ぐHagex-day.infoの中の人であるHagex。どうやったら100万PVを超えるのか、超えた先に何あるのか。ブログPVの稼ぎ方、PR方法、記事の書き方、ネタ見つけ方を伝授。ブログPVをアップしたい人、プロブロガーになって高知に移住したい人は必見。
(ネットウォッチ勉強会「かもめ」#2「100万PVブログ達成への道」「ブログトラブル110番」 : ATND)

 そして、後半は「ブログトラブル110番」。

ブログを長年やっているといろいろなトラブルに遭遇します。喧嘩、誤字脱字の指摘、内容に関する質問、ラブレター、弁護士からの手紙……など、Hagexの人が遭遇したトラブルとその対処方法を解説します。
(ネットウォッチ勉強会「かもめ」#2「100万PVブログ達成への道」「ブログトラブル110番」 : ATND)

 セキュリティに関するセミナーだと勝手に勘違いしていましたが、違ったんですね。
 しかし、泡沫ブログを書いてる僕が言うのもなんですが、今どきブログですか。

 そもそも、ブログでトラブルが起きる大きな要因は、有名になることです。

 アクセスが多かったサイトを閉鎖して以降、僕もほぼトラブルがなくなりました。
 弁護士からの内容証明とか電話とかも、来なくなりましたね。

 そう考えると、後半が心配なら前半を聞かなければいい話です。
 そんな事を言ってしまうと、なにも始まらないわけですが。

 このセミナーの対象者も出ていました。

ブログのアクセス数を伸ばしたい人
ブログが好きな人
炎上やネットトラブルが好きな人
インターネットが三度の飯より好きな方
仕事でブログや会社のSNSを運営している
ネットで世論工作を行っている・考えている国内外の諜報機関、政治団体
(ネットウォッチ勉強会「かもめ」#2「100万PVブログ達成への道」「ブログトラブル110番」 : ATND)

 ネットで世論工作とか無理ですからね。
 ネットでも人は、見たいものしか見ませんから。

 一部では、「地球上の全人口のうちたった2%しか存在しない『極めて高い知能指数(IQ)を有する者』だけが参加できる」MENSA(メンサ)なる会合に出席していたとの(参照)記事も出ています。


<容疑者は有名「荒らし」?>

 一方で、容疑者は有名な「荒らし」ユーザーだったそうです。
 ネット上では、容疑者が書き残したのではないかと言われている文章が転載されています。

おいネット弁慶卒業してきたぞ

改めて言おう

これが、どれだけ叩かれてもネットリンチをやめることがなく、俺と議論しておのれらの正当性を示すこともなく(まあネットリンチの正当化なんて無理だけどな)

俺を「低能先生です」の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ

「予想通りの展開だ」そう言うのが、俺を知る全ネットユーザーの責任だからな?

「こんなことになるとは思わなかった」なんてほざくなよ?

ただほぼ引きこもりの42歳はここで体力が尽きてしもうた

事前の予定では東京までいってはてな本社にこんにちはするつもりだったが、もう無理

足つってるし

なんだかんだ言ってはてなというか増田が俺をネット弁慶のままで食い止めていた面もあるしなあ

逆に言うと散々ガス抜きさせてもらった恩がある

はてブと通報厨には恩など欠片もないが

てことでこれから近所の交番に自首して俺自身の責任をとってくるわ

足つってるから着くまで30分くらいかかるかも
(参照・2018年6月24日22時29分付)


 増田とは、はてな匿名ダイアリーのこと。株式会社はてなが運営しており、同社のアカウントがあれば匿名で日記を書き、匿名で反応することができるようです。
 anonymous(アノニマス) diary(ダイアリー)→アノニ増田→増田という命名過程だそうです。

 一方で「はてブ」とははてなブックマークのことのようです。


 6月27日の読売新聞朝刊によると、容疑者は熊本県天草市出身。
 天草市の高校を卒業後、九州大学文学部に進学してイスラム文明を学んだとの事です。
 7月1日付の読売朝刊では、高校の成績は上位で九大文学部に現役合格するも、8年在籍して卒業できなかったとあります。

 筥松のアパートに住んでいるとの事でしたが、やはり九大出身者だったのですね。
 現在42歳ということなので、1993年から2005年と定義される就職氷河期世代(参照)に当たるのでしょうか。

 被害者もそうなのでしょうが。


 本人と思われる文章では引きこもりと書かれていますが、7月1日付読売朝刊によると「2000年から製麺工場でアルバイトし、08年に正社員に」なったそうです。
 会社側は「仕事ぶりはまじめ」と話しているそうですが、2012年に退社。
 以降は父親の仕送りで暮らしていたとのことです。

<どのようなトラブルだったのか>

 それでは、二人の間にどのようなトラブルがあった(またはなかった)のでしょうか。

 被害者のブログはセキュリティ関係なのかと新聞報道を見た段階では思いましたが、ネットウォッチ的なブログだったようです(参照参照参照)。
 しかし、ネットウォッチ的な「いじり」(一例)への恨みが動機ではなかったようです。

 また、被害者が当該の「荒らし」ユーザーを「低能先生」とバカにしていたわけではなく、当該の「荒らし」ユーザーが相手を「低能」と罵ることからつけられた愛称なのだそうです(参照)。

 被害者が「低能先生」の荒らし行為をサービス運営者に通報する行為をブログで取り上げたために通報が増えて、「低能先生」が現れた途端に通報されて、通報された途端にアカウントが削除される状態になったのだそうです。
 そのような状態になり、行き場を失った「低能先生」が犯行に及んだのではないかという説(参照参照参照)が有力なようです。

 このような出来事が起こるのを(朧気ながら)警告していた人もいたようです(参照)が、不幸にもこのような事件が起こってしまいました。

<被害者はいい人なのか悪い人なのか>

 さて、ネットウォッチャーであった被害者を責める意見も多い中、現実の被害者を知る人たちから、被害者は実生活ではいい人であったという文章も出されています(参照)。

 しかしそもそも、「いじめ」である度を越えた「いじり」はいい人が行うものでもあります。
 集団の有形無形の規範から外れていることへの制裁。
 集団の主流が結束するための仮想敵の設定。
 それらは、仲間からはいい人だと思われる人々の仕業でした。
 いい人であることといじめっこであることは両立するだけでなく、しばし同義であります。

 加えて被害者には、相手を傷付けると分かっていながら「いじり」をせざるを得ない商業的な理由もあったと指摘されています(参照)。

 「増田」という居場所を失った容疑者は、有名ブロガーという地位を維持するために「いじり」をせざるを得なかった同世代に刃を向けてしまいました。
 本人も知っていたであろう本当の敵(参照)に刃を向けることなく。

 ブログの衰退を見る限り、恐らくこのような事件はもう起きないでしょう。
 でも、社会が何かを置き去りにしていく限り、何者かは狙われるのかも知れません。
 今後はYoutuberになるのでしょうかね。

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