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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
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「障害特性」とは何か
 精神的に疲れていると、些細なことが気になったりします。

<「障害特性」>

 僕たちは、様々な障害の特徴を「障害特性」と呼ぶ事が多いです。
 「自閉症の障害特性」という感じですね。
 しかしなぜ、「障害特徴」とか「障害特質」とかではなく、「障害特性」なのでしょうか。

<「特性」の特性>

 まずは、「特性」という言葉について調べてみます。

 特性とは、「そのものだけが持つ性質。特有の優れた性質という意味(参照)」という定義が、最初に見つかりました。
 コトバンクでも、デジタル大辞泉によるとされる「そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質。特質(参照)」という定義が出ていました。
 special qualityと訳す(参照)そうです。

 優れているかは別にして、その物だけが持つ性質という定義が多かった(参照)です。
 例えば、新選国語辞典によるとされる「そのものだけが持っている性質や能力。特質。(参照)」という定義や大辞林 第三版によるとされる「あるものに特別に備わっている性質。特有の性質。特質(参照)」という定義が出ていました。

 その一方で、「他のものとの機能的な違いを指し、普通は外見には使わない(参照)」という説明もありました。

<類型論と特性論>

 しかし、僕が「特性」と聞いて思い起こすのは、人格心理学における特性論と類型論です。
 大学等の一般教育レベルの心理学でも、「類型論」と「特性論」は出てくるのではないかと思います。

 類型論とは性格をいくつかの類型に分けるもので、クレッチマー(Ernst Kretschmer, 1888.10.8-1964.2.8)による(性格ではなく)気質の3類型が有名です(参照)。

 特性論とは、「特性を人格の構成単位とみなし、いくつかの特性の組み合わせによって人格を記述し理解しようとする方法(参照)」であり、特性とは「種々の状況を通じて一貫して現れる一定の行動傾向(参照) 」の事です。

 現在では1981年にルイス・ゴールドバーグ(ゴルドベルクとも・Lewis R.Goldberg,1932.1.28- )が提唱した(参照)特性5因子論(Big Five理論、Big Five,、Five-Factor Model)が一般的なようです。
 これは、神経症的傾向(Neuroticism)、
外向性(Extraversion)、開放性(Openness to Experience)、調和性(Agreeableness)、誠実性(Conscientiousness)の5つの因子で説明する(参照参照参照参照)ものです。

 特性論は、「人間のパーソナリティは、心理的特性の構成とその量的差異によって表すことができる(参照)」というものなので、性格は特性の組み合わせであり、特性は量的なものです。

 つまり、「障害特性」という時の「特性」も、量的なものであるのではないかと思ってしまいます。

<「trait」の意味>

 性格特性論の「特性」は、traitと訳され(参照)、性格特性論はpersonality trait theory
と訳す(参照)ようです。

 ちなみに、性格類型論はpersonality typologyと訳されます(参照)。


<「trait」の意味>

「特徴」という意味をもつ英単語には、characteristic、property、quality、attribute、featureなどがある(参照)ようです。

 その中でtraitには、

1〔人の性格の〕特徴、特質
2〈文〉〔鉛筆などの〕筆運び
3〈文〉わずかな気配[痕跡]
4《遺伝》形質
(参照)

というような意味があるようです。

 traitは「特に、人に備わった特徴」なのだそうで、

人の性格など、「人に備わった特徴や特質」を表します。
特定の習性や傾向、属性など。
(参照)

ということです。

< 「障害特性」の「特性」も「trait」?>

 それでは、「障害特性」の「特性」も「trait」から来ているのでしょうか?

 どうやら「障害」は「Disabilities」と訳すのが一番一般的なようです(参照)ので、「trait of Disabilities」のような表現が見つかれば「障害特性」の「特性」も「trait」から来ていると推測できます。

 ところがそのような例文は見つからず、「Characteristics of Intellectual Disabilities(知的障害の特徴)」とか「Characteristics of autism(自閉症の特徴)」とかいう例文が出てきました。
 「障害特性」における「特性」は、どうやら「Characteristics」の訳のようです。

 characteristicとは、「特徴」を表わす代表的な言葉だそうで、「他のものとを区別することができるような、あるいは区別させるための特徴を表わ(参照)」すそうです。

 そう考えると、「障害特性」という単語自体を作っているのは日本語特有なのかもしれません。

<「障害」は「特性」>

 これとは別に、最近では「障害」をその人の「特性」と表現する用法もあると指摘されています(参照)。

 ちょっとややこしいですね。

【2018年12月8日追記】

 類型論についての説明を加えました。
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