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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
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 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
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大坂なおみはアメリカ人か
 テニス選手の大坂なおみさんが、USオープンで優勝したニュースは、天災が続いた日本にとって久々の大きな明るいニュースでした。

 巷では、日本人感が少ないと言う人もいたようですが、確かに英語が上手過ぎてそう思うのも分かります。
 しかし、アメリカ合衆国国籍を持っている方が、僕には解せませんでした。

<大阪で生まれた女 大坂なおみさん>

 ハイチ系アメリカ人の男性と、北海道出身の女性が札幌市で出会い、結婚しました。

 この場合、日本人である女性を筆頭者とする新しい戸籍が編製され、その戸籍に男性の氏名、生年月日、国籍と結婚した事実が記載されます(参照)。
 この時点では、男性はアメリカ国籍のままですし、お互いにお互いの姓を名乗っています。

 その後大阪市にいたその二人の間に生まれたのが大坂なおみさんです。
 中学レベルの知識で考えると、この子は確実に日本国籍を持ちますが、アメリカ国籍は得られません。

<出生地主義と血統主義>

 出生時の国籍取得には、大きく分けて出生地主義と血統主義があります。

血統主義とは、出生時の国籍取得について、親の国籍を継承する方式である。このうち、父親が自国民である場合のみ子に自国国籍を付与する方式を父系優先血統主義と、父親または母親のいずれか一方が自国民であれば子に自国国籍を付与する方式を父母両系血統主義という。
(参照)

 日本は、父母両系血統主義を取っています。

出生地主義とは、国籍取得において出生した国の国籍が付与される方式のことである。
(参照)

 アメリカは出生地主義です。

 そこまでは確か、中学校社会で習った気がします。

<なぜ日本で生まれた大坂さんがアメリカ国籍を持っているのか>

 日本の大阪市でハイチ系アメリカ人の父と日本人の母の間に産まれた子どもが、血統主義の日本国籍を持つのは分かります。
 しかし、なぜ出生地主義のアメリカとの二重国籍を持つのかは分かりませんでした。

 調べてみると、どうやらアメリカ人の親がいる場合は、どこの国で産まれても条件付きでアメリカ国籍を得られるようです(参照)。
 そこでアメリカ合衆国の移民国籍法(Immigration and Nationality Act of 1952)を調べてみると、322条に外国に住むアメリカ人の子どもについて定めているそうです。

① 子どもの両親のうち少なくともどちらか一人が出産もしくは帰化によるアメリカ市民であること
② アメリカ市民である親が、少なくとも14歳以降5年以上の期間、アメリカもしくは外縁属領(アメリカ領土のサモア島やスウェインズ島)に住んでいたこと
③ 子どもの親が上記要件②を満たさない場合は、その親の親(つまり子どもにとっての祖父母)がアメリカ市民であり②の要件を満たしていること
④ 子どもが18歳未満であること
⑤ アメリカ市民である親の物理的および合法的保護のもとで、子どもがその親とアメリカ国外で居住していること
⑥ 子どもがアメリカに一時的に滞在しており、アメリカにいる間は合法的なステータスを維持していること
(参照)

 これらの要件を満たしていて申請すれば、アメリカ国籍が得られるようです。

<22歳までに国籍選択をしないといけないというが>

 日本の国籍法は重国籍を認めていないそうです。
 20歳の大坂さんは、22歳に達するまでに日本かアメリカの国籍を選択しないといけません。
 選択しなかった場合(日本としては)日本国籍を選択したものとみなされます(参照)。

 一方で、アメリカは重国籍を容認しているようです。
 方針として重国籍を支持しないと言いつつ、日本国籍を選択してもアメリカ国籍は失われないとさえ言っています(参照)。

 ただ、国籍離脱の手続きはあるようで、証明書発行料を含めた申請料は2,350ドルです(参照)。

 領事様直々にご面会できるとは言え、正直高いです。
 むちゃくちゃ丸めて1ドル100円とすると、23万5000円もかかります。

 これって、何かの資格取得ができそうな位の金額です。
 そんな金額を、資格喪失のために使えますか?
 僕は、できません。
 居丈高に二重国籍を批判するのは、今後控えようと思います。
 日本国籍を離脱されなかっただけでも有り難いと考えないといけないのではないかと思ってしまう金額ですから。

<住民票はどうなるのか>

 調べているうちに、住民票はどうなっているのだろうという疑問がわきました。
 海外に転出する場合、住民票を残しておくか海外転出届を出して転出するかを選べるようです(参照)。
 大坂さんが法律上日本のどこかに住民票を残している可能性もあるわけですね。

【2018年10月18日追記】

 アメリカ国籍の離脱がべらぼうに高い件について書きましたが、巷ではブラジルとアルゼンチンは国籍離脱できないとされているようです。
 調べてみましたが、ブラジルに関しては国籍離脱できるとの事です(参照)が、手続きが複雑で難しい(参照)らしいです。
 アルゼンチンに関しては離脱する方法が決められていないために離脱できない(参照)との事です。

 ちなみに、日本人が台湾(中華民国)国籍を取得する場合、日本国籍を離脱できないそうです(参照参照参照参照)。
 逆に、台湾からの外国国籍喪失届も日本側は受理しない(参照)そうです。
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