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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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Author:therapie
 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
 自分の興味が向いたものを、自分勝手に調査しています。
 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
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鹿児島県立高校一年生自殺事件
 先日、仕事場でテレビを見ていると、Superflyのgiftsという曲が流れていました。
 アーティスト本人がプロモーションビデオを見て泣いたと話していたので、僕も見てみました。
 涙が出ました。

 少しばかりの違和感と共に。

 2009年に福岡県古賀市の九州縦貫自動車道古賀サービスエリアのトイレにて、乳児が発見されました(関連)。
 児童相談所に保護され、乳児園に入り、古賀市長が名前を付けて戸籍を作ったまでは報道されたと記憶しています。
 あの子がこの歌を聴いて、誇れる愛を感じられるのだろうか。

<鹿児島県でいじめ認定>

 鹿児島県で自殺した高校生がいじめに遭っていたと先日認定されました(参照)。
 高校側のアンケートではいじめを確認できず、県教育委員会が設置した第三者委員会もいじめを認定するに至らず、知事部局が設置した再調査委員会が今回中間報告としていじめを認定したようです。
 第三者委員会にお世話になった方がいたので、複雑な想いがしたニュースでした。

<経緯>

 この高校生は、2014年8月20日夜に自室で自殺を図った状態で見つかったそうです。
 2015年3月に高校が母の依頼でアンケート調査を実施しましたが、いじめを確認できず、県教育委員会は第三者によるいじめ調査委員会(以下再調査委員会)を設置。
 2015年12月17日に初会合が開かれ(参照)、2017年3月に調査報告書が提出されました(参照)。

 その後2017年12月に、再調査委員会の調査は不十分とする意見書を母親が県に提出して、報告書全体や意見書を県のホームページに公開するよう要望しました(参照)。
 そして、2018年2月2日に遺族側が、遺族側が推薦した委員を第三者委員会に半数入れることなどを求める再々調査の「要綱案」を県に提出したそうです(参照)。

 それを受けて、県が2018年2月9日に調査報告書の概要を公開し(参照参照)、県知事部局に第三者委員会(再々調査委員会)を設置する事になりました。

 委員会の人選が遅れていると2018年4月28日に報道された(参照)ものの2018年6月24日に初会合を開き(参照参照)、2018年11月18日に発表した中間報告でいじめを認定した(参照)という流れらしいです。

<なぜいじめ認定されたのか>

 再々調査委員会の委員長は、「前回、判明していない部分についても、相当な数の個別調査を積み上げることでいじめと認定した」と話している(参照)そうです。
 再調査の際は、受験を控えているため事件当時の2年生(当時の3年生)の聞き取りができていませんでした。
 詳細な報告書が公開されたわけではないのでよく分かりませんが、当時の同級生も既に卒業しており、新証言が出た可能性は否定できません。
 もし新証言が出たのであれば、今後は長期的に調査をした方がいいという教訓になるでしょう。

<認定されるまで再調査する恐れ>

 一方で、このような報道もありました。

中間報告によると、周囲の生徒の多くは調査に「いたずらや遊びの延長だった」と答えたが、県の第三者委は「これらの生徒は男子生徒の心理的苦痛を感じ取れていない」と指摘。かばんに納豆巻きを入れられたり、スリッパを隠されたりした他にもいじめが繰り返されていたと結論づけた。
(参照)

 こういった行為を高校生本人がどう捉えていたかという証言は、再調査の際は見つかりませんでした。
 そのため、いじめを認定するのは難しいという結論になっていました(参照)。

 恐らく再々調査も、本人がどう思っていたかの証言は得られなかったのではないかと思います。
 どうやら、「男子生徒が心理的苦痛を感じる行為がそれなりの頻度で発生していた(参照)」ということで認定したっぽいです。
 報告書を読まないとよく分かりませんが、再調査の際より基準を下げたように見えます。
 被害者が亡くなっているいじめ自殺の場合、そうしなければ認定は難しいのでしょう。

 このように基準がいくつもあると、関係者の満足する調査結果が出るまで再調査を繰り返す事になりかねません。
 それを危惧して、結論ありきの調査をしてしまう恐れも出ます。
 そう考えると、いじめ認定の基準を作る必要があるのかもしれません。

 再調査の際にも、報告書を見ればいじめと本人が取りうる事象はあった事が明らかになっています。
 報道のように「いじめがあったとは認定できない(参照)」と単純化さず、いじめと取りうる事象はあった事を重く受け止める必要があるのでしょう。
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