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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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煽り運転はなくならないのでは?
 今から20年ほど前のこと。
 鹿児島県に住んでいた僕は、ある日ふと大隅半島に行きたくなりました。
 色々回って帰路につき、切り立った崖を降りる道から海沿いの国道に出た時の事です。
 直進車両の前に入ったのですが、目測よりも速度が速く、後ろにぴったりと付かれてしまいました。
 かと言って追い抜く事もなく、こちらがスピードを上げても後続車は張り付いたまま。
 海沿いの片側一車線の国道は狭く、行けども行けども退避できません。
 本当に恐かったです。

<煽り運転取締の根拠は?>

 福岡県中間市在住で、東名高速道路で煽り運転をした被告人のお陰で、そんな煽り運転への風当たりが強くなっています。
 警察庁は、「(1)前方の車に著しく接近(2)不必要な急ブレーキ(3)隣接車への極端な幅寄せ-など(参照)」等を挙げ、取り締まりに力を入れているそうです。
 主に「前方の車との距離を極端に詰めたとして道交法違反(車間距離不保持)容疑で」どんどん摘発している(参照)そうです。
 1月には「道交法だけでなく刑法の暴行罪なども適用して取り締まり、悪質な場合は積極的に免許停止にするよう(参照)」警察庁が通達を出したとの事です。

 厳しく取り締まれば、取り締まられた人物の煽り運転は減るでしょう。
 しかし、そんなに劇的な抑止効果があるのかは疑問です。

<煽り運転の要因は何だったのか>

 それは、煽り運転をしている人物には、自分が悪い事をしているという自覚がないのではないか。もっと言えば、正しい事をしていると思っているのではないかと思うからです。

 先の東名高速の煽り運転のきっかけは、以下のような出来事だったようです。

 横浜地裁で開かれた公判の被告人質問で**被告は事故当日、当時交際していた女性と神奈川県内を観光した帰りで、女性を家まで送るために名古屋方面に向かっていたと述べた。
 同県内の中井パーキングエリアで、死亡した****さん=当時(45)=とトラブルとなった経緯を「車を降りて、タバコ吸いよって、吸いよう途中に(**さんに)『邪魔やボケ』と言われて」と説明。「『ボケ』と言われたことにむかついた」と明かした。
 **さんと妻の**さん=同(39)=らが乗るワゴン車を高速道路上に停車させ、**さんに暴行を加えた場面については「交際していた女性に『子供おるけんもうやめとき』と言われて、つかんでいた(**さんの)手を離した」と説明。弁護側から理由を問われると「子供を巻き込んだりしたら悪い」と声を震わせ、下を向いて涙を流し始めた。
(参照)

 東名高速の中井パーキングエリアの建物沿いに被告人が停車(駐車)していた際、被害者が横を通過しながら「邪魔だ。」と声をかけたのがきっかけだということのようです(参照参照)。

 被告人は、「邪魔だ。ぼけ。」と言われたと感じたらしいですが、「邪魔だ。どけ。」と言われたのではとされているようです。

 松本修さんの全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路によると、「ボケ」とは元々「心穏やかな人」という意味らしいのですが、ここは現代なので罵倒されたと「カチンときた」ようです。


<自分なりの正義>

 コールバーグ(Lawrence Kohlberg, 1927-1987)の道徳性発達理論によると、僕たちにとって最初の「悪」は自分を不快にさせるもののようです(関連関連)。
 そもそも僕たちの感情って、直感的なものに後付けで理由を付けてることが多いじゃないですか。

 被告人が事故後も煽り運転を繰り返した事も起訴されたようですが、「追い抜かれたことに腹を立て、文句を言おうとして後続車を停車させて降車を要求した(参照)」り、「警察のくせに速度を守っていない(参照)」とパトカーに急接近したり「クラクションを鳴らされたりしたため、がまんの限界に達した(参照)」りしたようです。
 これらはすべて、被告人にとっては「悪」なのでしょう。
 事故後も交通トラブルを繰り返していた(参照)というのも、マスメディア等からの批判的な評価に苛立ちがあったからかもしれません。

 そう考えると、煽り運転に対して厳しい取り締まりがなされても、このような人々にとってはあまり意味がないように思います。
 でもそれは、被告人の道徳性が幼稚だからでしょ?という意見もあるでしょう。
 でも僕は、運転中に赤ちゃん返りする方は案外多いのではないかと思っています。

 だって、パーキングエリアの通路に駐車されてたら、僕もあなたも立腹するでしょ?
 そんな所に停めるのは、冷静に考えたら緊急事態の可能性が高いのに。
 タバコを吸うためにそんな所に停めるなんて人はめったにいないと思います。

 実際に行動を起こす人は稀かもしれませんが、被告人を責める前に僕らの中の被告人と向き合うべきではないのかなと思っています。
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