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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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コミュニケーションができなかった頃
 東京大学の入学式で、東京大学先端科学技術研究センターの福島智准教授が式辞を述べたのだそうで、その内容が話題になっています。
 福島准教授は1962年生まれ、小学3年生で視覚を失い、高校2年で聴覚を失った「盲ろう者」で、現在先に書いた肩書きでバリアフリー論や障害学の研究に取り組んでいらっしゃる方です(参照参照)。


 私は盲ろう者になって、その体験から二つのことを学んだように思います。一つは、人間は一人ぼっちでは生きていけないということです。他者とのかかわり、他者とのコミュニケーションがなければ、どのように知識や情報があっても、あるいは、すばらしいご馳走を食べていても、生きる上での魂のエネルギーは湧いてこないということです。そしてもう一つは、どのような困難な状況にあっても、可能性がゼロになるということはない、チャレンジし、現状を変革していく可能性は必ずある、ということです。
 皆さんは、これまで大変な困難を乗り越え、チャレンジし、そして東京大学に入学なさいました。これはすばらしいことです。これからも、学生時代や大学を卒業して社会に出てからも、様々な種類の困難やチャレンジを経験なさると思います。最後に、困難に挑戦するということについて私が考えることを申し上げます。
 私は「挑戦」とは、一人だけでがんばって一人だけで成果を得ることではなく、常に有形・無形の他者の手助けと共にあるものだと思います。
 挑戦とは、単に無謀な危険を冒すことではなく、地道な努力と準備があって、成功するものです。
 挑戦とは、相手を打ち負かして競争に勝つことを意味するのではなく、その本質は、自分自身に挑戦することです。
 挑戦とは、他者の立場を想像する力と、他者と協力しながら新しいものを生み出していく営みです。
 挑戦とは、ときに孤独なものですが、一人だけで生きている人間は世界中どこにも存在しません。周囲の人とのつながり、他者とのコミュニケーションを常に重視すべきです。
 そして、挑戦とは、常識的な意味での社会的な名誉やステータスを得ることだけがその目標なのではなく、自らがしっかりと生きていくこと、そして自分と他者が共に生きていくことを支えていく営み自体の中に、本当に困難な部分があり、その営みこそが最も重要な挑戦なのだと思います。
(式辞・告辞集  平成19年度入学式(学部)祝辞)

 入学式だから挑戦をしろというのはよく言われることでしょうが、挑戦とコミュニケーションを絡めているのはご自分の経験からの意見でしょうし非常に説得力があると感じました。
 福島准教授は「私が最もつらかったのは、見えない・聞こえないということそれ自体よりも、周囲の他者とのコミュニケーションができなくなってしまったということです」と話していたようですが、そうだろうなと思います。
 しかし思えば、この手のことは小学校の入学式でよく言われるような気がします。「お友だちと仲良くしましょう。」というのはよく聞かれる台詞です。
 身近な人と協力して何かを成し遂げるというのは、言うほど簡単なことではないのでしょうね。
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Keyword : 心理学

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術


この記事に対するコメント
なくなって分かるありがたさ
五体満足な人(私も含みます)は当然のように目でものを見て、耳でものを聞いてる訳ですが、例えばこれが突如としてなくなったら…と考えると、とてもありがたいものだと気づきます。
そして、身の周りにいる友人や家族、上司や部下など、当然のように接触して影響しあって生きていますが、やはりこういう人がいなくなると、その人のありがたさが分かりますね。
【2007/04/22 09:57】 URL | やひ@久留米 #MkWzKcno [ 編集]

そういうわけで
 関係ないかもしれませんが、アメリカの研究では職場の人間関係がよければ人は仕事を辞めないという結果が出たそうです。人間関係が退職の一番の原因であるというのはよく聞く話ですしね。
 僕も職場の皆様と協力して仕事していきたいと前向きに考えている所存であります(^_^;)
【2007/04/24 02:26】 URL | therapie #SFo5/nok [ 編集]


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