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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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昔の政治家
 日本共産党の宮本顕治元中央委員会議長(参照参照)が亡くなったそうです(新聞記事)。
 宮本顕治氏といえば、浜田幸一氏(参照)に宮澤賢治(参照)と呼び間違えられた挙句に何とかかんとかあった(参照)ことで僕には印象深いのですが、そういや6月28日には宮澤喜一元総理大臣(参照)も亡くなりましたね。
 宮本顕治氏については、以前少し触れましたが、評論家小林秀雄が若い頃に評論で負かしたことで有名です。
 で、小林秀雄は詩人中原中也を恋の争いで負かしたことで有名です。

 と書いたところで、僕が生まれた頃の衆議院決算委員会の議事録を読む機会がありました。

○野中委員 いま大臣からありがたいおことばをちょうだいしたわけでございます。ぜひ調査の上、厳重御処断を願いたい、こう思うわけであります。
 いよいよ時間になりまして恐縮でございますが、最後に一言申し上げたいのでございます。この折原昭夫君、二十七歳は、昭和四十八年六月一日の一時二十分、自宅の二階六畳の間において典型的な首つり自殺をしたわけでございます。二十七歳でございます。地球よりも重いといわれる人命を一人失ったわけであります。これが実は小松原副検事の三年間ぶち込んでやるという一言から来たものであります。それは当時検視した萩野好美君の状況調書がここにありますが、五月下旬ごろからさらにノイローゼが高じて、寝言にも、おれはそんな悪いことはしていない、こういうことを口走っていたということを書いてあるわけです。これは検察庁が私のところに資料として出しているのです。こうして折原君は死んだ。残された者は、ことし十月に生まれるであろう、女か男かわかりませんが、この子、ただ一人遺児を残して彼は死んでいったわけです。
 そこで、小松原君が行なったこの行為を私は許せない。この罪を償うものは金だけではない。精神的なものもありましょう。しかし金でも、この生まれいずるであろうところの子供のためにも私は国家賠償を請求しなければならぬ、かように考えるのでありますが、大臣、どうお考えでございましょうか。国家補償をお支払いになるお気持ちがありましょうか。いま、これから部下を派遣して調査すると言われた。その調査の結果によっては国家賠償をやるかどうか、それをお尋ねしたい。私としては、どうしても小松原副検事に対して求償権が届く国家賠償でなければならぬと考えている。
○田中(伊)国務大臣 人権擁護の立場から先生のなさる熱心な御主張というもの、えりを正して承りたいのでございます。しかし、そう飛躍をするわけにもいかぬので、現実にそういう暴言が行なわれたかどうかということをまず調べてみよう。行なわれておったとするならば、憲法十七条に基づく国家賠償――憲法十七条に基づく国家賠償というものは、非常に条件のむずかしい十七条でございます。故意、過失、これを原因といたします不法行為が存在をする、その不法行為の結果損害賠償が算定できるという基礎が明白にならないとこの国家賠償というものは通らない、これは一般論でございます。そのむずかしい国家賠償の問題までここで論じますことはいかがかと存じます。まず事実を調べてみたい。
 私は、ここにおって、部下は事実はありませんとこう言うておるのに、私はもう一ぺん調べてみたいとこう言うのです。部下のごきげん悪いですよ。ごきげん悪いことを私があえて言うのは、折原青年が浮かばれないからですよ、これでは。先生が公の席に出てきて、幾多材料を片手に持ってこれはどうだと詰め寄っていらっしゃる。これを水かけ論で捨てておいては死者に申しわけがない、こういう気持ちでおりますので、まずそこに資料があれば資料を私にちょうだいをしたい。一時お預かりをして、あとで返しますが、得心のいくまで調べてみて、暴言があったかなかったか、それを調べた結果を見て、国家賠償はどうだ――賠償になれば私が相手になるわけです。法務大臣が国家を代表してお相手をするということになる。これはいやな立場ですね。いやないやな立場ですよ。だから、そんなことまで言わずに、私の気持ちをおくみ取りいただいて、まずその事実の有無を調べ上げてみる、こういうことでいかがでございましょう。
○野中委員 これで結びますけれども、大臣は私を説得調で、まあ親子ほど違うのでございますから、私が説得された形だ。しかし大臣、まだあるのですよ。現実にいま進行されているあの事件、上尾署で取り調べている問題があるのですよ。次々に私はやりたいと思う。刑事課長、もしあなた方が私の納得のいくような調査ができなかったら、何べんでも私はこの問題を繰り返す。私の生ある限りこれは質問し続ける。
 以上をもって、ぜひ大臣、その当を得た――部下、下僚を擁護するという大臣のお気持ちはわかるのですけれども、それを越えて人権はとうといものだ、この基本的な観念に立って、少なくとも国務大臣や国会議員は憲法を擁護しなければならぬ。九十九条に規定してあるとおりです。その憲法の擁護者である大臣は、憲法擁護のために部下、下僚を一人や二人切ってもいい。勇往邁進をしていただきたいことをお願い申し上げまして、質問を終わります。
(衆議院会議録情報 第071回国会 決算委員会 第21号)

 この会は1973(昭和48)年7月8日に行われたそうで、委員長は宇都宮軍縮研究室でお馴染みの宇都宮徳馬氏(参照)だったようです。
 それはそれとして、この2人の質疑を読んでいると、政治家と政治家というより人間と人間のやりとりであることに感心します。
 まあ、これは質問している野中英二氏が自由民主党だからというのもあるでしょうが、児童手当について調べていた時もこのようなやり取りを読んだことがあります。
 どうして今のようになったんでしょうねぇ。

 ちなみに答えているのは法務大臣で弁護士で法学博士の田中伊三次氏(参照参照参照)。
 この人もなかなかくせがある方だったようです。

 ちなみに冒頭の話題に戻りますが、田中氏も中原中也とゆかりがある方のようで、中也が京都に行った際、友人の紹介で会ったことがあるそうです(参照)。

 その他にも逸話が多く、法務大臣退任直前の1967年10月13日には一度に23人分の死刑執行命令書にサインした上で新聞記者を呼び、記事にするよう要求したそうです(参照)。
 それだけでも凄いですが、平沢貞通のものについては「これは冤罪だろ。」と署名しなかったそうでこれも凄い(参照)。

 また、法務大臣在任中の1973年8月8日に韓国の政治家(後の大統領)金大中氏が東京で拉致される事件が起こりました。
 8月24日の衆議院法務委員会で「第六感」のせいにして韓国中央情報部の関与を示唆したのはあまりにも有名です(参照参照参照参照)。

 また、1976年のロッキード事件の際には衆議院ロッキード問題調査特別委員長を務め(参照)、超党派の政治倫理確立議員懇談会の代表もしたようです(参照)。ってあんたんとこの親分の不始末だろうが(^_^;)

 で、1983年の総選挙では「大平総裁の下では戦えない」と自民党の公認を拒否して離党。当選しても無所属を通したそうです(参照)。
 この時同じ京都1区から立候補した自民党議員が伊吹文明文部科学大臣だそうです(参照)。一応トップ当選らしい(参照)。
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この記事に対するコメント
同じく(^^;)
オレも宮本氏のことはハマコー氏が予算委員会か何かで、宮澤賢治くんは死んだか人殺しをしたか何かの、凄い間違い発言をしたので名前だけは覚えてた。
で、どんな人かは新聞で知った(((^^;)

それにしても、今の政治家は人間臭さがないね…
【2007/07/20 14:21】 URL | 元主幹 #- [ 編集]


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