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福津・古賀・新宮合併構想を考える(1)~合併提言全文
 今月10日、古賀市中村隆象市長が福津市新宮町に合併提言をした話題は先に書きました(関連関連)。
 古賀市役所のホームページを見ると、7月12日付の市長室のブログで提言したことについて簡単に触れ(参照)、市長の談話で合併提言の全文を載せていました(参照)。

 宮地岳線跡地の際と同様、またまたトラックバックを送信しています(^_^;)


 ちなみに、この全文は奴間健司古賀市議のサイトにも載っています(参照)。

 奴間氏によると、7月6日に緊急の古賀市議会議員全員協議会が開かれ、そこで市長から未定稿の提言書が示されたのだそうです(参照)。

 奴間氏も市長の談話と同じく12日付で出していますねぇ。どういう意味があるのか。

1 地方分権改革の潮流
 平成12年4月に施行された地方分権一括法により機関委任事務の廃止をはじめとした権限の移譲が行われ、平成16年度から平成18年度にかけては、「三位一体の改革」により税財源の移譲が進められました。これら一連の改革を第一期地方分権改革と位置付けることができます。
 さらに、地方六団体が設置した新地方分権構想検討委員会は、平成18年11月に発表した「分権型社会のビジョン」の中で更なる地方分権改革の必要性を訴え、平成18年12月には3年間の時限立法である地方分権改革推進法が成立、同法に基づく地方分権改革推進委員会が設置されるなど第二期地方分権改革がはじまっています。
 今日の地方分権改革の動きは、少子高齢化の進行とその帰結としての人口減少社会の到来、国・地方の財政事情の悪化、住民のライフスタイルの多様化、社会の複雑化などの諸課題に対応するため、我が国の行政システムを従来の中央集権型から地方分権型へ転換を進めるための動きであります。
 これからの日本は、地方の多様性を容認しながら、全体として発展していくことが、望ましいあり方であると考えます。
 それと共に、分権型社会の担い手にふさわしい基礎自治体を形成するため、市町村合併が進められています。平成10年度末に 3,232あった市町村が平成20年1月1日時点で1,799に再編される見込みであり、現在も「市町村の合併の特例等に関する法律」の下で市町村合併が進行しています。
 市町村合併の進展は、都道府県から市町村への大幅な権限移譲を可能にし、必然的に都道府県の空洞化をもたらします。第28次地方制度調査会は、市町村合併後の地方制度の課題として広域自治体改革の必要性を述べ、その具体策として「道州制の導入が適当」であると答申しています。

 地方分権改革は、都道府県や国の機関の廃止・再編を伴う新しい国のかたちづくりにかかわるものであり、明治維新、戦後改革に続く第三の改革といわれる所以であります。このように地方自治体は、大きな歴史的うねりの渦中にあって、30年、50年先の近未来を見据えた舵取りが今問われています。


2 二市一町の結びつき
 二市一町は、平安時代から太宰府と京を結ぶ官道でつながれ、太宰府天満宮の荘園であった「筑前国席内院」は、ほぼ二市一町を域内としていたとされています。また、江戸時代には、表糟屋、裏糟屋、宗像の三郡を一行政区とする郡奉行が置かれ、唐津街道が二市一町を通るなど歴史的な結びつきが色濃く見られます。このような二市一町の歴史を反映して、現代においてもごみ処理や高等学校などの行政事務を共同運営しています。
 二市一町は福岡市と北九州市との中間に位置し、地理的にも山地を後背地として玄界灘に向かって開けた地域であり、JR鹿児島本線、国道3号などでつながれています。JR福間駅からJR筑前新宮駅までの距離は8.5km、所要時間約8分の至近距離にあり、住民が通勤・通学等で相互に往来するほか、行政境にも家屋が建ち並ぶなど生活圏域の一体化が進んでいます。
 二市一町の市民、町民は日常生活においても、買い物、遊び、飲食あるいは婚姻関係に至るまで、これまで長い間親密な関係を保ってきました。


3 二市一町の合併に向けて
 我が国の市町村制は、明治、昭和の大合併そして平成11年度からはじまった平成の大合併に見られるように、生活圏域の拡大に伴って、一貫して自治体としての経営規模を拡大する道を歩んできました。昭和の大合併から約半世紀が経過し、モータリゼーションや情報化の進展、道路及び公共交通網の整備などにより、住民の生活圏域は二市一町のそれぞれの行政境を越えて拡大して います。また、地方分権改革の進展により、基礎自治体は補完性の原理に基づき住民に身近な事務を自立的に担う存在と位置付けられることとなり、これまで都道府県が担ってきた補完事務は縮小します。道州制の導入は、更にこの動きを顕著なものとし、これまでのように広域自治体が基礎自治体を支援するという関係は希薄なものになると思われます。われわれ基礎自治体も自由度が高まる ことに比例して自治体間で格差が生じることも覚悟する必要があります。

 このように分権型社会においては、基礎自治体は住民に最も身近な総合行政主体として福祉や教育、まちづくりなどの事務を自己完結的に処理することが期待されていますが、果たして現在の経営規模で時代の要請に応えることができるのかというとはなは だ不十分ではないかと考えられます。
 生活圏域を同じくする二市一町が一つの基礎自治体となることによって行財政基盤を強化するとともに、行財政の効率化や行政能力の向上を図り、まちづくりにおいても二市一町の地域資源を効果的に組み合わせて総合的に活用し、地域一体となった発展を図ることができ、市民、町民の未来をより確固としたものにすることができると考えます。

 市町村合併は、これまでの先行事例が示すように幾多の困難が伴い、財政状況や社会基盤整備の違いなど、課題を捜せば枚挙にいとまがありません。しかし、我々の子孫が明るく希望にあふれた生活を享受できることを願うならば、二市一町が対等な立場で相互の存在を尊重し、分権型社会を担うにふさわしい基礎自治体を目指すという理念の下、合併を進めていくことが現時点では最良の選択であると考えます。

 現状、二市一町において目立った動きがない中、合併の実現にはまだまだ多くの困難と時間を要するものと思われますが、この提言は、目前に迫った分権型社会を生き抜く上で、現在の経営規模では時代の要請に十分応えることができないという危機感と我々の子孫に対して残すべき社会のかたちに対する想いの発露であり、二市一町合併のさきがけになることを願い提言するものであります。
(二市一町(福津市、新宮町、古賀市)合併の提言)

 とりあえず、今回は転載しておきます。
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Keyword : 新宮町 古賀市 福津市 合併 福津市・古賀市・糟屋郡新宮町合併問題

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