8月29日の記事で、新宮町が出した新宮町合併効果検討職員研究会報告書ダイジェスト版の改定について少し紹介しました。 僕は最後に「古賀市との合併の場合は別の負担が増加する可能性があります」と書きましたが、今日はその話です。 ご存知かと思いますが、水道料金は各市町村によって違います。これは、水道事業が各自治体によって独立採算で行われているためです。
太宰府市の水道料金はなぜ高いの? というご質問をよくいただきます。 家事用水道(20m3/月)を基準として比較した場合、太宰府市は3,979円となり、福岡県内で15番目、筑紫地区(春日市、大野城市、筑紫野市、那珂川町、太宰府市)の中では一番高い状況です。 (平成17年4月1日現在) では、なぜ料金に差が出るのでしょう。
それは、水道事業は市町村単位で経営されていますので、次のような条件の違いによります。
・水源の場所、水質 ・浄水場などの施設を造る費用 ・職員の人件費や施設を維持管理するための費用 ・給水人口の規模
太宰府市の場合は、
1.水資源に恵まれていないため、市内にダムを2ヶ所、浄水場を2ヶ所設置している。 2.自然水圧で送水できない高台(65m以上)の地域が8ヶ所あり、ポンプ室を設置して 送水している。 3.福岡市などに比べると、水道利用者が少なく、水道管の利用効率が低くなっている。 4.使用量が増えると料金単価が上がる料金体系を採用しているが、大口需要者となる 工場や事業所が少ないため、料金収入が伸びない。
以上のような地理的条件、人口体系等の事情を考慮しながら、料金を設定しています。
水道事業の経営は、公営企業法の適用を受け、水道料金の収入(給水収益)で経営する独立採算制を原則としています。 しかし、現在の料金体系では、1m3の水を239円でつくって216円で売っている計算となり、23円の収入不足となります。
今後とも、ご理解とご協力をお願いいたします。 (参照)
このようにすぐ隣の市町村と比較してもずいぶん水道料金が違うということはありえます。合併した場合は同じ料金に統一するのが普通です。 例えば2005年1月24日に福間町と津屋崎町が合併した福津市の場合、上水道料金は「合併後、従前のまま不均一とし、3年を目途に統一」し、下水道料金は「従前のまま不均一とし、2008 年を目途に統一」することになっているようです(参照)。
ですから現在、福津市役所のサイトでは水道料金を調べることができません(参照)。
では、福津市、古賀市、新宮町の水道料金はどのようになっているのでしょうか?(つづく)
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