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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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阿部豊後守忠秋
 江戸幕府第3代将軍徳川家光(1604.8.12-1651.6.8(在職1623-1651)と第4代将軍家綱(1641.9.7-1680.6.4(在職1651-1680))に仕えた老中阿部豊後守忠秋(1602.9.4-1675.6.25(在職1635-1666))は手腕、人柄共に高く評価されている名老中であるそうです。
 そのような人なので、いくつかの逸話が残されています。

 まず、転勤辞令事件。

 この事件名は筆者が勝手に付けたものです。

 ある寺の僧侶が転属の命令を聞かないので同僚の松平伊豆守信綱と忠秋が説得に行ったのだそうです。
 非常に才知に富んでいて「知恵伊豆」と呼ばれた信綱がまず説得しましたが全然聞きません。
 そこで忠秋がどうしても行きたくないか尋ねたところ、「お咎めを受けても行きません」と答えたので、「では咎めとして転属を申し付ける」と言ったのだそうです。
 で、結局僧侶は笑って転属を受け入れたのだそうです(参照)。

 次に死罪事件。
 将軍家光が狩りから帰って湯に入った際、御湯殿坊主の久庵が間違って熱湯をかけてしまったのだそうです。
 家光は怒って忠秋を呼び、久庵の父子共死罪にするよう申し付けたのだそうです。
 忠秋は一旦下がりましたが、夜になって家光の機嫌が良くなって談笑していると聞きつけると再び参上しました。
 忠秋は、先ほど聞いた久庵父子の件についてよく覚えていないのでもう一度伺いますと聞いた所、将軍は少し考えて久庵本人を八丈島に流刑にするよう言いつけたのだそうです(参照)。

 続いてうずら事件。
 忠秋はうずらオタクで多くのうずらを飼っていたのだそうです。
 あるときその噂を聞いたある商人が忠秋に非常に良いうずらを献上しようと持って気来たのだそうです。
 そこで忠秋は重職にあるものが物を好むのは良くないと家中のうずらを放したのだそうです。

 この話は2つバージョンがあるようで、まず忠秋が目をつけたけども買えなかったうずらを商人が持って来たという説。
 この説だとうずらを一応受け取った後、放したのだそうです(参照)。
 次に商人が手持ちの(?)うずらを持って来たという説。
 この説だと忠秋は商人に「重職に就く者が物を好むことは良くないとよくぞ教えてくれた」と言ったのだそう(参照)で、話としてはこちらの方が良くできています。

 こうして見ていくと忠秋は、自分の考えを角を立てずに相手に伝える名手だということが分かります。

 もっともこれには相手との関係も重要です。
 ある時家光がやぐらに登った際に小姓にここから飛び降りたら褒美をやると言ったのだそうです。
 小姓がみんな困っているのに腹を立てた家光は、こういう時はどう答えるか忠秋に聞いて来いと言ったのだそうです。
 忠秋はそういうふざけた発言には当意即妙に答えるのが良いと傘を貸してくれたら飛び降りますと言えと教えたのだそうです。
 後日小姓がそのように答えると、家光は非常に機嫌が良くなったのだそうです。

 家光じゃなかったら真に受けるって。

 相手がどのような人物で、どのように伝えれば自分の考えを実現させやすくなるのかを考えるのも必要なんですねぇ。

 自己呈示(self-presentation)とは、「相手に与える印象をコントロールしようとする試みであり、それによって望ましい結果を得ることが目標」です(参照)。
 意識あるなしに関わらず、人は相手に良く思われようと印象操作をしているものです。

 小欄でも大上段に構えて「公共交通を守れ!」とか「福祉予算を増やせ!」等等書いていますが、たまには方法を変えるのもいいかもしれません。
 「公共予算は全廃してみんな自家用車を使って自己責任でやれ!」とか「高齢者や障害者は強制収容所に入れてしまえ!」とかとか書いてみましょうか。

 そこまで極端に書けば、読んだ人は反発してその逆の考えになってくれることでしょう。
 問題はそれを真に受ける人もいそうだということですが。

 ちなみに忠秋は振袖家事の火元ではないかと疑われていることでも有名(参照)。
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