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古賀市ミニバス早くも廃止の危機
 4月20日9月11日9月12日に書いた古賀市ミニバス実験運行事業(旧乗合タクシー運行実験)について、案の定存廃が問題になっているようです。

 今回、新聞記事がネットで出ていないようですので全文引用します。

 旧西鉄宮地岳線の鉄道跡地ルートを走る古賀市の乗合タクシーの利用者が徐々に増えている。利用低迷を受けて停留所を増やすなどした改善策が奏功し、十月の乗客数は、運行を始めた月に比べて三・五倍に増加。ただ、積み重なった多額の赤字の抜本的な削減には至っておらず、運行の存廃を含めた議論を呼んでいる。
(福岡東支局・向井大豪)
 車体は十人乗りのワゴン車で、今年四月、旧宮地岳線の西鉄新宮-津屋崎間の廃止に伴って運行が始まった。市から委託を受けた地元のタクシー会社が、古賀市隣保館前(同市日吉三丁目)-JR千鳥駅(同千鳥五丁目)間を一台で往復。大型バスが乗り入れできない狭い道路を中心に運行し、小学校や公民館、公園など十八カ所を回る。運賃は一律で中学生以上が二百円、小学生百円、幼児無料。
 市は乗合タクシーの運行経費(一日二万五千円)から運賃収入を差し引いた初年度の赤字を約六百三十万円と見積もり、当初予算に同額を計上した。ところが九月末までの利用者数は一日平均八・八人と極端に少なく、市が九月までの半期に支払った委託費の累計は約四百三十万円。当初見込みを大幅に上回る勢いだ。
 □ □
 旧宮地岳線の乗客の多くは、廃線区間に新設された西鉄バス路線に移ったとみられる。鉄道跡地に並行して走る国道495号線を中心に運行され、時間帯によってはJR鹿児島本線への乗り換えも可能。朝夕は通勤・通学客で混雑している。
 事態の打開に向けて市は九月、九州運輸局や西鉄バス、地元代表者らでつくる「地域公共交通会議」を開催。乗合タクシーの利用促進のための対応策を協議した。
 会議では、増便のために各停留所ごとの待機時間を削り、往復回数を増やすことを決定。さらに、停留所を二カ所増やし、百円券十二枚つづりで千円の回数券も発行。随時停車を求められる一般のタクシーと混同されやすいことから、名称を「ミニバス」に変え、専用ステッカーを車両に張ることにした。
 成果はすぐに表れ、十月の利用者数は前月比百七人増の四百八十一人、運賃収入も約二万五千円増えて約八万九千円となった。委託運行する花鶴タクシー(同市天神二丁目)の運転手白石博嗣さん(四九)は、「足腰が弱り、国道沿いのバス停まで出歩けない高齢者を中心に、病院への通院客の利用が増えている」と話す。
 □ □
 だが、運行経費を補うには程遠く、委託料は前の月とほぼ同額。累計額は五百万円近くに達し、当初予算を上回るのが確実になったため、市は十二月定例議会に委託料の補正を提案する考えだ。
 「実験段階」に当たる本年度は国の補助で半額を賄えるが、議会を中心に財政圧迫を懸念する声が高まっている。
 こうした中、旧宮地岳線の乗客をカバーする当初の目的にこだわらず、市内を循環する形にルートを変えてはどうかという意見も出てきた。点在する公共施設やショッピングセンターを回り、買い物客らの需要も取り込もうとの声もある。
 新たなルートを新設するのか、利用増が見込まれなければ廃止するのか-。市経営企画課は「どのような運行形態が望ましいのか、存廃の是非も含めて関係者と協議していきたい」としている。
(赤字削減 道遠く 旧宮地岳線補う乗合タクシー・11月23日付西日本新聞)

 この実験には「古賀市のコミュニティバスを作って欲しい」という声(参照)を封じる狙いがあるのではないかと言われています。
 どう考えても利用客がつきそうにない乗合タクシーを運行することによって、ほら見ろ需要がないじゃないかと言わんがための実験だというのです。
 再三言っていますが、200円は高すぎます(参照)。これでは西鉄バスよりも高いです。

 西鉄バスよりも安くしてしまうと民業圧迫だと騒がれて市内のバス路線から撤退するぞと言われるのかもしれませんが。
 地域公共交通会議に西鉄バスも参加している時点でライバルに塩を送るような画期的なアイデアは出ないようにも思えます。

 実はこのミニバス。結構関心は高いようです。
 このてこ入れがあってすぐ、各停留所にルート図チラシが置かれましたが、JR古賀駅に置かれた分はすぐになくなってしまいました。潜在的な需要はあるということではないでしょうか?
 僕もたまに乗りたくなりますが、そういうときに限って来ないんですよね。で、乗ったことないです。

 ただ、他の停留所の分はなかなか減っていませんでしたが。
 それと、古賀駅前の分はずいぶんたって補充されたようですが数週間は何もないまま放置されていました。

 これだけすぐにチラシがなくなる割には乗る人が少ないのはなぜか。ルート図にアンケートでも付けていればよかったのじゃないんですかね?
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Keyword : 西鉄宮地岳線(現貝塚線) 古賀市ミニバス 古賀市 政治

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この記事に対するコメント
人が乗らないのは
長文にて失礼。

宮地岳線が廃止になったのは「人が乗らないから」という一言に尽きると思います。
ただ人が乗らないとは言っても必要とする人がいる限り、公共交通機関の役割というのはあるわけですが…。
古賀市のミニバスにしても同じだと思います。
なぜか新宮町、古賀市、福津市あたりは、蜘蛛の巣の縦糸に当たる南北方向の交通に目を奪われがちですが、僕は現存する鹿児島線、あるいは西鉄バス路線との連携が必要なんじゃないかと思います。
例えば旧花見駅付近の人は千鳥駅か古賀駅までの交通手段が欲しいでしょうし、西鉄新宮にしても、JR駅への交通が不足していると思います。
また、ミニバスでは病院や公民館等の公共施設への交通は確保しようとしていますが、駅から病院など、他との連携がない限りにおいては沿線以外の場所へは行けない無用の頂仏になってしまうかと思います。
ルートをよく見てないので、あまり説得力はないとは思いますが、そのようにして需要を喚起しない限りどっちにしても宮地岳線の轍を同じように踏んでしまうのではないかと思います。

宮地岳線にしても他との交通連携が図られなかったため、あるいは沿線に目的地となる施設がないため結局のところ少ない沿線需要の中で乗客が徐々に減って行ったのではないかと思います。

例えば旧古賀ゴルフ場前駅と乗換えの利く「鹿部(仮称)駅」があったなら、博多へ行く乗客はあそこまで減っていなかったのではないかとも推察できますし、西鉄福間駅へのバス路線があったなら、それなりに乗客はいたのではないかと思います。

今住んでいる熊本には熊本電鉄がありますが、熊本電鉄は並行するバス路線が電車よりも便利なところまで乗り入れており、残念ながらバスの方が使い勝手が言いという状況になっています。
しかし、熊本電鉄では市街地方面を延伸し(改軌までして市電に乗り入れるそうです)、なおかつ市中心部へのバス乗り入れを減らして途中駅への路線を拡充することによって電車の需要喚起を図る方針のようです。
それによって確実に電車にシフトする人が増えるという交通実験の結果もネット上にアップされています。(therapieさんは目にしたことがあるかもしれません)

ミニバスを闇雲に作るのではなく、ミニバスの役割を策定した上でそれに適した路線を設定しないとやはり同じ結果になってしまうのではないかと思います。

宮地岳線については今更何を言っても遅いのですが、地元の人に本当に必要な動線は何かというのを研究する必要がありますね。
【2007/11/25 10:36】 URL | やひ@肥後熊本 #ADR/QmPY [ 編集]

きちんとした計画が・・・
 ミニバスにしろ跡地利用にしろ、地域づくりのグランドデザインの中にしっかり位置づけないと無駄なものになってしまいますね。
 おっしゃるとおり、地元の人間にとってどのような交通機関が必要なのかきちんと把握した上でよりよい物ができて欲しいと思います。
【2007/11/28 01:41】 URL | therapie #SFo5/nok [ 編集]


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