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またもやPISAショック(^_^;)
 以前少し取り上げた(参照参照)OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構)のPISA(Programme for International Student Assessment:国際学習到達度調査)の結果がまたまた出て、またまた関係者はショックを受けているそうです。

 で、 結果を読もうと思いましたが全文英語でしたので諦めました。
 仕方ないので、新聞記事をそのまま引っ張ってきます。

 経済協力開発機構(OECD)は4日、57カ国・地域で約40万人の15歳男女(日本では高1)が参加した国際学力テスト「学習到達度調査」(PISA)の06年実施結果を発表した。学力テストで、日本は数学的活用力が前回(03年)の6位から10位となり、2位から6位に下げた科学的活用力と併せ大幅に低下した。また、理科学習に関するアンケートで関心・意欲を示す指標などが最下位になり、理科学習に極めて消極的な高校生の実態が初めて明らかになった。

 ◇57カ国・地域が参加

 調査には、前回より16多い57カ国・地域が参加。日本では無作為抽出された高校1年の約6000人が参加し、学力テストでは「数学的活用力」「読解力」「科学的活用力」の3分野を、アンケートでは、理科学習への関心・意欲などを調べた。
 日本の数学的活用力は前回534点から523点に低下した。特に女子が男子より20点低く課題が残った。また、読解力は前回と同じ498点だったが、順位を一つ下げ15位となった。8位から14位と落ち込んだ前回と同様、OECD平均レベルではあるが、改善しなかった。科学的活用力はOECDが先行して公表しており既に前回548点から531点に低下したことが分かっている(11月30日付新聞記事)。
 関心などのアンケートでは、理科を学ぶ「動機」や「楽しさ」などについて、それぞれ複数の項目を尋ねた。このうち「自分に役立つ」「将来の仕事の可能性を広げてくれる」など、「動機」について尋ねた5項目では、「そうだと思う」など肯定的に答えた割合がOECD平均より14~25ポイント低かった。これらを統計処理し、平均値からどれだけ離れているかを「指標」にして順位を出したところ、日本は参加国中最下位だった。
 また、科学に関する雑誌や新聞などの利用度を尋ねた「活動」の指標でも最下位。科学を学ぶ「楽しさ」を聞いた指標も2番目に低かった。こうした関心・意欲の低下が順位の低下につながった可能性もあるとみられる。【高山純二】

 ◇渡海文科相「そんなに落ち込まなくてもいい」

 渡海紀三朗文部科学相は「科学的活用力が前回2位から6位になったことは残念。しかし、上位グループなので、そんなに落ち込まなくてもいい」と話した。理科学習への関心・意欲が他国よりも低いことには、「政策の中でより理科教育の充実が必要だと感じている」と述べ、次期学習指導要領改定で理数教育の授業時間を増やしていく必要性を指摘した。

 【ことば】◇OECDの学習到達度調査(PISA)◇ 生活に必要な知識や技能が15歳の子どもたちに身に着いているかを測定する国際的な学力テスト。00年に第1回調査が行われ、以後3年ごとに実施されている。00年は読解力、03年は数学的活用力、06年は科学的活用力を中心に調査が行われ、次回の09年は読解力を中心に調査される。今回はOECD加盟国30カ国、非加盟国27カ国・地域の約40万人が参加。09年は64カ国・地域が参加する予定。
(国際学力調査:「理科に関心」最下位 数学的活用力も低下・2007年12月4日付毎日新聞)

 おいおい。授業時数を増やせば意欲が増すんかいな。

 そもそも、学習への関心や意欲を高めようということや、応用力を育てようというのはいわゆる「ゆとり教育」の目的であったはずです。
 そういった意味で「(目的を達せなかった)ゆとり教育は失敗した」ということができるでしょうが、この結果を見て即「ゆとり教育をやめよ!」と鼻息を荒くするのはそれこそ科学的な思考力が少ない人の物言いだと思います。

 小学校で理科を教えていた立場として「理科に関心が最下位」という問題に絞って話を進めてみましょう。
 小学生は基本的に実験は好きです。

 ところが、授業でやる実験というのは難しいもので、まず実験の前に実験の準備をしないといけません。
 実験の準備と言っても、試験管やらビーカーやらアルコールランプやらを準備するだけではありません。
 今から何を確かめるためにどういう実験をするのかというのをちゃんと把握してから実験しないと、単に実験をして面白かっただけで終わってしまいます。
 同様に、実験が終わったら後片付けだけではなく、実験の結果何が分かったのかきちんと考えてまとめなければなりません。

 本来は、この過程は楽しいものです。分からなかったことが自分たちの手で分かるわけですから。
 名探偵になったような気分です。
 面倒くさいのは確かですがね。

 それをきちんとやるには大臣の言うように時間も必要です。先生の力量もいるでしょう。分かりやすい道具も必要です。

 そもそも「ゆとり教育」の理念は素晴らしいものでした。
 それを実現するために何をすれば良いかを現場に考えさせたのも画期的だったと思います。

 「ゆとり教育」批判を煽っている人の一部は、こういう体制が嫌いなのではないかなぁと思います。

 しかし、それを実現するために人を増やすとか予算を増やすとかいうことは一切ありませんでした。
 現場に仕事と責任を押し付けているようにも見えます。

 結果として、中途半端な取り組みになってしまったのではないかと思います。
 授業時間を増やすだけで思考停止するのであれば、数年後またがっくり来ることになると思います。

 それに、そもそも子どもたちの周りには、日頃から科学的に考えている大人がどれだけいるでしょうか?

 そもそも僕たちの政府は、国民が科学的に思考して欲しいと思っているのでしょうか?

 事件があれば、人相が悪い関係者を犯人扱いし、若い総理大臣がしくじったら年寄りの総理大臣を歓喜の声をあげて迎え、県庁が宮地岳線を第3セクターにしたら多額の赤字だと聞いたら鵜呑みにする。

 変なのも混じってたぞ(^_^;)

 何でもいちいち科学的に考えるのは骨が折れます。
 考える前に色々調べないといけないですしね。

 子どもたちの周りに、考えるのが好きな人を増やすことも大切なのではないでしょうか?

 そのためには一般国民を虐げるのをやめて、せめて子どもと考える時間がとれるような生活をさせて欲しいものです。
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