渡辺具能氏の対抗馬は古賀敬章氏らしい

2007年12月23日12:00  国政(衆議院福岡4区他)・政治一般

 書き忘れていました。

 衆議院福岡4区(宗像市・福津市・古賀市・糟屋郡)の民主党の公認候補が古賀敬章氏(民主党福岡県総支部連合会紹介ページはあるが公式サイトは閉鎖)に決まったそうです。

 僕は元津屋崎町長の阿部弘樹氏あたりなのかと思っていましたが、阿部氏はやはり福津市長選挙でしょうか?
 しかし民主党も「古賀」はヤバいやろ(参照)。

古賀敬章氏は元自民党で安倍晋太郎系

 古賀氏は1953年4月25日山口県下関市生まれ。ラサール中学・ラサール高校・東大法学部を出て1979年に全日空に入ったエリートです。
 中川昭一氏(参照)と大学時代の親友で、その選挙を手伝うために全日空を退社。1987年に山口県議に出て2期務めたのだそうです。

 つうことはつまり中川氏は東大卒ということですか!!

 県議当選後、自民党に入党。山口県支部連合会青年局長を務め、下関が地盤の故安倍晋太郎衆議院議員の影響下にあったようです。
 ところが1991年5月15日に安倍氏が死去。サンデン交通一族の林義郎(参照)衆議院議員系県議との県連内部抗争や安倍氏の息子である晋三氏(参照)との後継者争いに巻き込まれて自民党を離党したそうです。

新生党→新進党→自由党

 そして新生党結成に参加して1993年に旧山口1区から衆議院議員当選。衆議院運輸委員会理事を務めます。
 1996年の総選挙では山口4区から新進党公認で立候補し、安倍晋三に敗北したそうです。
 晋三氏との確執はその後も続き、199年に下関市長選挙に晋三氏系の候補者の対抗馬として立候補して落選しています。
 1987年の肩書きとして、山口県ボランティア振興財団理事、社会福祉法人児童養護施設なかべ学院理事、社団法人農村資源開発協会理事、NPO法人カンボジアNGO相談役、国際NGO難民自立支援協会理事等があるようです。
 2001年には自由党の、2004年には民主党の公認(参照参照)で参院選(比例区)に立候補したようです。
 どちらとも落選したそうで、後に書く事情で家業がつぶれたのと併せて政界引退を表明していたのだそうです(参照参照参照)。

 現在の役職は社会福祉法人児童養護施設なかべ学院理事で、事務所は前任の楢崎欣弥(参照)と同じ場所のようです(参照)。

下関の安倍派との確執

 先ほど少し書きましたが、この人は安倍派の下関市長の対抗馬として1999年に立候補しています。
 ところが、その際の選挙妨害がひどかったのだそうです。

 九九年に(引用者注・安倍晋三派の江島下関市長が)再選されたときは、民主党の古賀敬章氏が対抗馬となった。しかし警察がマークしたり、怪文書をまかれたりの謀略などでつぶされた。そのあげく地場金融からしめつけられ母体の日東建設まで倒産に追いこまれ、抹殺された。
(地方潰しの典型、下関市政「改革」)

 こちらにはもう少し詳しく書かれています。

 初当選で協力して裏切られた人人が当然にも江島批判になって、1999年の選挙で対抗馬だった古賀敬章氏、亀田博氏の応援をすると、今度は建設業者からタオル納入の業者にいたるまで、おぞましい業者排除がはじまった。新水族館や新唐戸市場など大型公共事業でも、下請や孫請にいたるまで業者一覧の提出が求められて、市長部局でつくられた「戦犯リスト」をもとに、排除業者が赤ペンで書きかえられるという徹底ぶりだった。排除された中小業者のなかには、行きづまって自殺者まで出た。
 古賀氏が経営していた日東建設は、入札の指名回数が年間ゼロ回となり、四九回だった前年と比べて実質「指名停止」となった。日東建設は昨年七月に倒産に追いこまれた。江島、安倍氏に対抗する民主党の古賀氏は、経済制裁で抹殺された形となった。
 自分の初当選の協力者を、自分が裏切っておいて、「ボクに逆らった」と、入札排除でしめ殺す、この陰湿なやり口は、近年の残虐な少年犯罪と重ねて業者を青ざめさせるものとなった。恩義とか仁義とか、無縁の考えである。
(アメリカ基準の新型人間)

 公共工事の業者が市長の一存で決まっているとなると恐ろしい話です。
 にわかに信じがたい話ではありますが、この選挙については週刊誌でも報じられました。

工藤会系の暴力団が絡んだとされる'99年の市長選では、対立候補の古賀敬章氏(53歳)に対し、誹謗中傷のビラが撒かれたという。「週刊現代」によると、当時の関係者は次のように語っているという。

 小山(注:事件に絡んで逮捕された、元建設土木会社役員・小山佐市被告)は当時のことを親しい知人にこう語っているという。
「安倍事務所とは長い付き合いだった。安倍晋三とも何度か会っている。安倍側と"古賀敬章潰し"について話をした」
 古賀陣営の元幹部によると、市長選の期間中に中傷ビラが幾度となく、有権者に撒かれたという。
<古賀敬章は在日朝鮮人>
<北朝鮮の金正日の手先>
といった過激なタイトルの怪文書は、断続的に郵送などの手段で大量に撒かれ、古賀のイメージ・ダウンに少なからぬ影響を及ぼした。古賀は今もって憤りを隠せない様子で、こう語る。
「まさに、民主主義を否定する誹謗中傷に満ちた悪質な選挙妨害だった。怪文書は作者不明のまま警察に訴えたが、今日まで何の返答もない。権力を意のままに操るためなら手段を選ばない者の意図を感じてならない、異常な選挙だった」
 江島の選挙に安倍事務所が協力し、それに暴力団まで関与していたのは事実だ。が、事の委細は依然、明らかになっていない。

(「週刊現代」 2006年12月16日号 『官製談合告発された 下関市長と安倍晋三「疑惑の関係」』より)

(きまぐれな日々 ネット右翼並み!安倍の手下・江島潔下関市長派による誹謗中傷ビラ!!)

 こうしてみると、どんな人かは知りませんがとりあえず運が悪そうで好感がもてます(^_^;)

 記事が正しいかどうかは疑問ですが・・・。


でももめたらしい

 いくら好感がもてても、地元に縁のない落下傘候補であることは間違いありません。

 そもそも前任の楢崎欣弥氏が不出馬を表明したのは10月11日の夜だそうで、福岡市内で民主党の赤松広隆選対委員長との会談中に伝えたもののようです。
 10月12日の西日本新聞は、元衆議院議員を軸に調整していると報じています。
 また、10月14日の毎日新聞は古賀敬章氏で調整と報じており、早い段階から楢崎氏が後継として指名していたようです。

 ところがこれが楢崎氏の独断であったため、民主党福岡4区では決定できず、民主党福岡県連にゆだねることになったようです。
 結局どこが決めたのか知りませんが、古賀氏に決まったのだそうです。

 まあ、経緯がどうであれ、やるからにはきちんと闘って欲しいですね。

 しかし民主党も使い捨てが多いような気がしますね。
 今回はリサイクルですが・・・。


おまけ

 ちなみにこの人、当時首相だった小泉純一郎の息子がタレントで、小沢一郎の息子が海上自衛隊だという話を持ち出したことでも知られているそうです。
 「職業に貴賎はないけれど、“子は親の背中を見て育つ”ということで、どっちの政治家が国民のために汗を流しているのかがわかる」んだそうです(参照)。

【2008年10月15日追加】
 9月19日に公式サイトがオープンしたようです。
 まだ衆議院議員でもないのに「古賀 敬章(こが たかあき)Official Site|衆議院議員|福岡県 第4区」と書かれています。
 大丈夫なんですかね・・・。
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