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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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長崎新幹線は二酸化炭素排出量を減らす?(2)
 地味~に宮地岳線の車両紹介を更新し続けています。
 ある程度枠を作っておかないと、メモをしようにも集約できませんからね・・・。

 こんな鉄オタな日常ですが、整備新幹線はやめたら?と思っています。
 こういう中途半端な立ち位置なので、整備新幹線について書くとかなり支持率が落ちますが、気にせず書きます。

 今回は飛行機についてです。
 長崎空港は、鹿児島空港同様長崎市から距離があり、アクセスはそれほどよくない空港のようです。
 前回福岡~鹿児島間の例を出した際、高速バスとJRの競争のあおりを受けて航空会社が1社撤退した例を出しました。
 これは、「新幹線以外の鉄道や高速バスでも、条件によっては航空機に対しても競争力を持つ(Cassiopeia sweet氏)」実例だそうですが、長崎新幹線は同様の結果をもたらすのでしょうか?

飛行機と新幹線はライバルではない

 新幹線と飛行機は、ライバルのようでライバルではないと思います。
 個人差があるでしょうから、僕の個人的な基準で書きます。

 福岡から大阪や名古屋に行く場合は新幹線と飛行機を比較することはありえます。
 でも、福岡から東京だと、まずは飛行機を考えるでしょう。
 僕でなくても、福岡から仙台や札幌に行く場合に新幹線と飛行機を検討するのはかなりの変人ではないでしょうか?

 反対に、福岡から広島や岡山に行く場合、恐らく飛行機はあまり考慮しないと思います。

 九州新幹線(鹿児島ルート)も、全通しても東京・名古屋までは行かないようです。行って新大阪どまりだそうです。
 九州内からは、せいぜい関西圏程度が一般的に新幹線を使う範囲なのではないかと思います。

 そういった観点から、長崎空港に乗り入れている飛行機の行く先を見ると、面白いことが分かります。
 羽田便が1日16往復。名古屋便が小牧と中部それぞれ2往復で4往復。伊丹便が7往復。那覇便が1往復。宮崎便が1往復。鹿児島便が2往復。
 後は対馬便4~5往復。五島福江便が3往復。壱岐便が2往復。ソウル(仁川)と上海(浦東)便が週2回1往復といった具合です(参照参照)。

東京便はどう考えても飛行機が有利

 1日16往復の東京便が新幹線に食われることは、まずありえないと思います。
 長崎からの新幹線がどこまで直通するのか不明ですが、恐らく1回は乗り換えないと東京には行けないでしょう。
 それ以前に時間がかかりすぎます。
 寝台列車や鈍行でのんびりした旅をするのでなければ、九州から東京まで鉄道を使うのはよほど特殊な事情がある方のではないでしょうか?

大阪便は既に鉄道にシフト済

 問題は7往復の大阪便です。
 面白いことに、旅行代理店の意見では「関西方面から九州への旅行は、鉄道(JR)にシフトしている。(参照)」そうです。
 つまりは既に鉄道にシフトしてしまっているのです。

 また、関西圏に限らず搭乗率が低いので機材を小型化することすら検討している(参照)現状です。

その他の便はそもそも新幹線は通らない

 その他の便は考慮する必要がないでしょう。鹿児島を除いて新幹線は通らないところですから。

 面白いことに、長崎空港から福岡空港への路線はありません。
 しかも開設の要望すらない(参照)ようです。

 正直、現状でも長崎空港は鉄道の敵ではないのです。
 この上で新幹線を作っても無駄なだけです。もう長崎空港の顧客のうち、奪えるものは奪いつくした後だからです。

 絞れば絞るほど出るのかもしれませんが。


長崎がらみの福岡空港利用者もこれ以上鉄道にシフトしない

 ただ、問題は長崎から福岡空港を使う人が結構いるということのようです。
 その方が便も多くて便利だし、安いしということらしいです。

 福岡空港に負けているのではないかということで、長崎空港から東京に行くと東京往復航空券が当たるキャンペーン(参照)(参照)までやる始末です。
 危機意識は相当なもので、長崎空港ファンクラブというサイトまであります。

 それでは、福岡空港に行く人が新幹線を使うのでしょうか?
 現行で首都圏から福岡空港経由で陸路長崎入りしている人が5.3%。そのうちの42.9%が鉄道によって長崎入りしているそうです。

 ちなみに高速バスは21.4%、レンタカーは16.7%。
 この調査は羽田で長崎便に乗る20歳以上の男女に対面方式で聞いたそうです。有効な回答は754件。
 長崎便に乗っている人が対象ですから、福岡便に乗る人のうち目的地が長崎の人も探して聞いたらもっと多いのかもしれません。

 一方、長崎県民が福岡空港を利用する場合は36.4%が高速バス、27.7%が鉄道、27.5%が自家用車だそうです。
 77.4%が航空料金が安くなれば長崎空港を利用すると答えており、運賃にシビアな感覚がうかがえます。

 この結果を見るとよく分かると思いますが、福岡空港経由で長崎入りする首都圏の人は、既に鉄道を利用しています。
 また、同じ経路を選択する長崎の人は、高速バスや自家用車から値段が高くなった新幹線には移らないでしょう。
 航空料金の差で福岡空港を選んでいる人が多いのですから、新幹線が高速バスより著しく高い運賃になったら逆に高速バスに流れる可能性もあります。

そもそも長崎空港の利用客は元々少ない

 平成18年度の長崎空港国内線利用者総数は162万3000人(参照)。
 一方、平成18年長崎県観光統計による平成18年の長崎県観光客総数は2890万6475人(参照)。
 そのうち長崎市は569万9300人、佐世保市は679万5427人(参照)で、2004年は長崎市・長崎半島の観光客のうち県内客は約25%、佐世保市では約15%
(参照)長崎市で約427万4475人、佐世保で約577万6112.95人で約1005万0587.95人が県外から訪問している計算になります。
 空港利用のすべてが観光客だとしても16%程度。実際はその中には地元住民も多く含まれますし、首都圏で聞いたうちの22.3%が観光に過ぎないので、観光客に占める長崎空港利用者の割合は現状でもさらに低いのではないでしょうか。

 いずれにせよ、飛行機の減便を伴うような大きな移行は考えにくいのではないかと思います。

 それに現在でも長崎空港は危機感があるのですから、もし仮に大きな移転が起こってしまうと空港の存廃にかかわる事態に発展しかねません。
 僕はかまいませんが、長崎の人はそれでいいんですかね?
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