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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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西鉄社長が6月に交代
 17日に西鉄の株価が若干下がったそうです。

国際航空貨物利用運送に係る運賃、料金を共同して決定している疑いに関し、公正取引委員会による立ち入り検査を受けたと発表している。
西鉄(9031)の株価は13時50分現在、363円の2円安。
(西日本鉄道(9031)は小幅安に踏み止まる 公取委の立ち入り検査受けるも、好地合が吸収する格好に・2008年4月17日 13時50分NSJショートライブ)

 で、調べてみるとこういう事情でした。

 国際航空貨物の料金値上げをめぐりカルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は16日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで日本通運、近鉄エクスプレス、郵船航空サービス(いずれも東京)など物流13社の本社などと、業界団体の航空貨物運送協会(東京)の計約20カ所を立ち入り検査した。
 ほかに立ち入り検査を受けたのは西日本鉄道(福岡市)、阪急エクスプレス(大阪市)など。
 関係者によると、13社は2004年ごろから、航空会社が運賃に上乗せする燃油サーチャージや、空港での保安強化に伴うセキュリティーチャージをそのまま国際航空貨物の料金に転嫁することを取り決めるカルテルを結んでいた疑いが持たれている。
 13社は貨物の混載や通関を担う「フォワーダー」で、原油価格高騰やテロ対策などに伴うコスト増を背景に料金値上げを繰り返していた。航空貨物運送協会の国際部会などで、定期的に値上げ幅や時期について話し合っていたとみられる。
 航空貨物運送協会は1991年設立の社団法人で約130の航空貨物運送業者で構成。現在の理事長は国土交通省OB、常務理事は財務省OB。
 国際航空貨物の市場規模は年間数千億円で、2006年の輸出貨物取扱量は約130万トン。13社のシェアは約75%に上る。国際航空貨物をめぐっては、欧州連合(EU)欧州委員会も昨年10月、欧州の大手各社を立ち入り検査している。
(国際航空貨物カルテル 容疑で公取委 西鉄など13社立ち入り・2008年4月16日)

 ところがそんな中、西鉄の社長交代が発表されました。


 西日本鉄道(福岡市)は17日、長尾亜夫社長(64)の後任に、竹島和幸取締役専務執行役員(59)を昇格させるトップ人事を発表した。長尾氏は代表権のある会長に就任する。6月下旬の株主総会後の取締役会で正式に決定する。
 長尾氏と竹島氏は同日午前に会見。5年で退任する長尾氏は交代理由について、同社が今年12月で創立100周年を迎えるのを踏まえ「西鉄100年から先の新時代には新しい人を、と考えた」などと説明。
 竹島氏は「長尾社長の経営方針と戦略を着実に引き継ぎながら、安全の一層の強化などに取り組み、沿線の街づくりなどにチャレンジしていきたい」と話した。
 また、西谷和武副社長(64)の後任に、南雄志郎取締役専務執行役員(63)を内定したと発表。明石博義会長(72)と西谷副社長の今後については未定という。
(西鉄社長に竹島専務・2008年4月17日)

 竹島和幸氏の略歴については、こちらの記事の方が詳しかったです。

 西日本鉄道は17日、竹島和幸取締役専務執行役員(59)を社長に昇格させる人事を発表した。長尾亜夫社長(64)は代表取締役会長に就任する。6月下旬の株主総会後の取締役会で正式決定する。竹島氏は経営企画本部長などを歴任、今年創立100周年を迎えることを受けて人事体制を一新する。

 竹島 和幸氏(たけしま・かずゆき)71年(昭46年)慶大商卒、西日本鉄道入社。03年取締役、06年から常務執行役員、07年専務執行役員。大分県出身。
(西鉄社長に竹島取締役・)

 顔写真はこちら

 ちなみに長尾亜夫(つぐお)現社長の略歴はこんな感じです。

九州大法学部卒。66年西鉄入社。総務部長、常務を経て、01年6月から専務。59歳。福岡県出身。6月末就任。明石博義社長(67)は会長に。
(参照)

 ちなみに1943年6月1日生まれらしいです(参照)。

 ついでに明石博義氏は1936年生まれ。1953年に小倉高校を卒業し(6期)、慶應義塾大学経済学部を昭和33年に卒業。
 1958年に西日本鉄道入社。取締役北九州営業局長、常務取締役、専務取締役などを経て、1997年に社長。2003年から会長なのだそうです(参照参照参照)。

 どうも長尾氏は当初代表権がない社長だった節があるので、今度もそうなんですかね。
 てか、会長と副社長の処遇が未定ってどういうことなんでしょう??

 謎が多い人事です。

 と思ったら、日経が詳しい記事を出してくれました。

 西日本鉄道は17日、竹島和幸取締役専務執行役員(59)を社長に昇格する人事を発表した。長尾亜夫社長(64)は代表権のある会長に就任する。電車・バスといった運輸事業は少子高齢化や燃料高など環境が厳しい。創立100周年目の社長交代で、流通や不動産など運輸との相乗効果を期待できる新しい収益源の開拓を加速する。
 「(在任中は)法改正や市場のグローバル化など変化が激しかった。経営環境の変化にスピード感を持って対応するため(竹島氏を選んだ)」。長尾社長は同日開かれた記者会見で話した。社長人事は6月下旬の株主総会後の取締役会で正式決定する。
 同社社長としては初の戦後生まれとなる竹島氏は、社内外の関係者が認める長尾社長の「意中の」人物。これまで都市開発を主に担当し、大型複合商業施設「チャチャタウン小倉(北九州市)の開発、ビジネスホテル「西鉄イン」の展開などを主導。福岡市中心部の天神地区に駅ビル「ソラリアターミナルビル」を含む商業施設群「天神ソラリア街区」の運営などを通して天神地区の集客力を高めるなど、現在のグループ内の収益源の中枢を担ってきた。
 一方で運輸事業の経験はなく、昨年から全社的な事業計画を策定する経営企画本部長に就任しグループ経営について理解を深めていた。
 創業から社業の柱だった運輸事業は、急速な少子高齢化に伴う地方都市の過疎化で今後も縮小が避けられない見通しだ。経費削減で2007年度黒字回復を見込んでいたバス事業では燃料費の急騰で赤字脱却を果たせない。
 鉄道でも保有する天神大牟田線と貝塚線(旧宮地岳線)合計の輸送人員は06年度で02年度比約4.5%減の1億346万人と漸減傾向にある。久留米市や大牟田市など鉄道沿線では中心市街地の衰退が著しい。
 竹島氏は「天神に加え、沿線都市の街づくりにも積極的に関与する」としており専門組織の立ち上げも視野に入れる。5月にはICカード「nimoca(ニモカ)」の導入を控える。
 運輸事業と相乗効果が期待できる流通や不動産、レジャー・サービス事業を今後どう伸ばすか。公共交通の利用促進とともにホテル事業などの積極展開のためにも福岡・天神に限らない広域での事業展開もカギとなりそうだ。
(西鉄社長に竹島氏、流通・不動産事業を加速・2008年4月18日付日本経済新聞九州経済面)

 こうしてみると、不採算の鉄道やバス路線からの撤退とか森を伐採してのマンション建設などは継承されそうですね。
 ま、社長一人で決めているわけではないのでしょうが。

【2008年4月22日追加】
 RKB毎日放送では以下のように報道されていたようです。

今年秋に創立100周年を迎える西鉄です。
西日本鉄道はきょう取締役会を開き、新しい社長に竹島和幸専務が昇格する人事を内定しました。
長尾亜夫社長は会長に就任します。

長尾亜夫社長はきょう午前11時から、西鉄本社で会見し、後任に竹島専務をあて、自らは会長職に就くことを明らかにしました。
6月下旬の株主総会で、正式に承認されます。
竹島和幸専務は、大分県出身で長尾社長より5歳年下の59歳。
これまで主に、流通部門や都市開発事業を手がけ、去年6月から専務執行役員経営企画本部長を務めています。
西鉄の長尾社長は新しい社長に竹島専務を選んだ理由として、59歳という年齢や経営決断の早さなどを挙げました。
新しく社長に就任する竹島氏は、99年に都市開発事業本部の流通事業部長となって以降、ソラリアプラザ、ステージの開発・運営、ビジネスホテル・西鉄インや賃貸住宅事業など一貫して、都市開発や流通事業に関わってきました。
竹島氏はこれまでの職歴で本業のバス・鉄道事業に関わったことはありません。
しかし、マイカーの浸透、少子化、原油高など様々な要因で本業のバス・鉄道事業の収益が圧迫される中、それ以外の事業で経営を底上げすることが求められています。
長尾社長は、代表権のある会長に就任します。
長尾社長はこの5年で赤字の宮地岳線を一部廃止し、経営の効率化を図ったほか、学生専用の定期「エコルカード」をはじめとするバスの企画商品を開発。
またドライブレコーダーやデジタルタコグラフをバスに搭載して、安全対策に力を注ぎました。
原油高や株価の下落など企業にとって厳しい経営環境のなか、竹島氏は創立100年目の社長として経営手腕を問われます。
(次期社長に竹島和幸専務・2004年4月17日付)

 利用者に投げかけることもせず宮地岳線を廃止することも「業績」にカウントされる。
 そういった時代のようです。

【2009年4月8日追加】

 この記事から1年近く経ちましたが、新社長になってからいくつかの出来事がありました。
 例えば、貝塚線へのnimoca導入発表やかしいかえんのリニューアル。

 今ある資源を活用していこうという姿勢なのでしょうか?

 儲けろ儲けろのこの時代、経営者も大変でしょうが頑張ってください。
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Keyword : 西日本鉄道 西鉄宮地岳線(現貝塚線)

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