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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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秋葉原事件雑感
 ショッキングな事件が起きました。
 この日は2001年に大阪の小学校で児童が殺傷された事件と同じ日だったそうですが、現在の所関連は不明のようです。

 8日午後0時35分ごろ、東京都千代田区外神田4の秋葉原電気街の交差点で、2トントラックが歩行者数人をはねた。運転していた男が車を降り、持っていたサバイバルナイフで歩行者らを次々に刺した。警視庁や東京消防庁によると、5人が死亡し、13人がけがをした。男は駆け付けた警察官に現場近くで取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。
 男は、静岡県裾野市に住む****(****)容疑者(25)で、刺したことを認め、「人を殺すため今日、静岡から秋葉原に来た。(襲うのは)誰でもよかった」「世の中が嫌になった。生活に疲れた」などと供述しているという。警視庁は、通り魔事件として万世橋署に捜査本部を設置した。
 警視庁によると、けが人には、万世橋署交通課の男性警部補(53)も含まれている。死亡したのはいずれも男性で、19、20、29、47、74歳。けがをした13人は男性10人、女性3人。
 調べでは、トラックはレンタカーで、静岡県沼津市内のレンタカー会社営業所で8日午前8時から午後8時までの契約で借り出されていた。現場付近は、歩行者天国で日曜日とあってかなり混雑していたという。
 複数の目撃者によると、トラックが通行人をはねたのは、歩行者天国となっている南北の通り(中央通り)と、車の通行が可能な東西の通り(神田明神通り)が交わる場所。トラックは、神田明神通りを西から東に向かって通過する際、横断歩道を渡っていた歩行者らをはねた。
 トラックは数十メートル先で止まり、ベージュ色のジャケットを着て眼鏡をかけた男がトラックを降り、手にナイフを持ちながら交差点方向に歩いて戻ると、駆け付けた警察官に切りつけた。前後して、歩行者らに馬乗りになるなどして刺したが、男はその際、「ワー」「キャー」などと叫んだり、笑いながら追い回していたという。
 拘束された様子を見ていた男性店員によると、男は中央通りを南に向かって逃げた。制服を着た警察官が追いかけ、通りから30メートルほど入った狭い路地に追い詰められると、無言でナイフを振り回し、警察官が警棒で応戦。警察官が拳銃を取り出すと、男はナイフを路上に置いた。その瞬間に、警察官を含め周囲にいた数人が上に乗り、取り押さえたという。
 ◇ことば…秋葉原
 JR秋葉原駅を中心にヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラなど家電製品の量販店が並ぶ世界有数の電気街で、外国人観光客も多数訪れる。最近では、テレビゲームなどを扱う店やアニメ専門店も進出。ゲームキャラクターの衣装を店員が身に着ける「メイドカフェ」も人気で、「アキバ」と言われる若者文化の拠点にもなっている。
(通り魔:秋葉原で5人死亡、13人けが…静岡の25歳逮捕・2008年6月8日付琉球新報(毎日新聞))

 僕は秋葉原には行ったことありませんし、特に思い入れもありません。
 しかし、容疑者の人となりを多少読んで、大きなショックを受けました。

容疑者は「オタク」?

 一部には、犯行直前まで携帯掲示板サイト(全文?)に書き綴っていたと見られること(参照参照)などから、容疑者が「携帯依存?」ではないかとの報道もあるようです(参照)。
 しかし、「ニュースなども携帯電話でいつも見ていたし、とにかくよく触っていた」というのは最近ではよくいる人でしょうし、僕だってそうです。

 他にも、「自衛隊の装備品に対して、強い興味を持っていた」とか「部屋は、同人漫画誌が数冊ある程度で、物はなく殺風景」とか「カラオケでアニメソングばかりで、『アニメなど2次元世界にしか興味がない』と公言していた」とかいう報道もありました(参照)。
 ゲームに傾倒して性格が変わってしまったとも取れる報道(参照)や、ナイフ自体もゲームによく出てくるタイプと指摘する報道(参照参照)もありました。

 3月23日の茨城県での通り魔事件でも、容疑者がゲーム好きだと報道されていました(参照)が、最近容疑者を「オタク」と決め付けて思考停止するような報道が散見するのは困り者です。

原因は「ナイフ」か?

 また、トラックで数人はねた後にナイフで切りつけたり刺したりしていることから、ナイフの規制がゆるいとの報道もあるようです(参照参照)。
 それを受けて、官房長官が「危険な刃物などの所持規制の強化を検討する考えを示した(参照)」とコメントしたそうです。

 そのほかにも、歩行者天国について防犯カメラ設置など検討する(参照)ようです。

 もうひとつの凶器はレンタカーのトラックだったようですが、そちらを規制しようという考え方はないようです。

原因は「人員整理」?

 3月23日の茨城県での通り魔事件の容疑者は無職でしたが、今回の容疑者は無職になったと「思い込んだ」人だったようです。

 工場では、200人の派遣社員を4分の1に減らすリストラ計画が進んでいた。加藤容疑者が「(作業服の)つなぎがない」と騒ぎ、工場を飛び出したのは今月5日早朝。直後には「辞めろってか。わかったよ」との書き込みがあり、仕事を首になったと思い込んだようだ。
 翌6日未明には「住所不定無職になったのか。ますます絶望的だ」「別の派遣でどっかの工場に行ったって」と追い詰められた様子。この日、加藤容疑者は無断欠勤して福井市に出かけ、複数のナイフを購入した。七日夕には犯行に使ったレンタカーの予約をした。
(参照)

 僕はよく知りませんが、作業着や道具を隠すとか席をなくすとかは陰湿なリストラ通告の常套手段だそうで、「首になったと思い込んだ」のもあながち勘違いでもなさそうな気がします。
 同じような報道は、他にもありました。

一部報道によると、5日朝に出勤した時に、「自分の作業着がない」と激怒し、そのまま会社に来なくなったという。
また、働いていた工場ではリストラも検討されていて、同僚は「(加藤容疑者が冗談で)青森に帰って、また安い時給のバイトでも見つけるとか言ってました」と語った。
(参照)

 しかし会社側はそれを否定しているようです。

 しかし、5日早朝に工場の更衣室で「つなぎがない」と大声で騒いでいるところを、同僚に目撃された直後から姿が見えなくなった。同日夜に日研総業の担当者が同容疑者と連絡を取ったが、「もう1日考えさせてくれ」と話し、翌6日も休んだという。
 関東自動車工業によると、同容疑者は塗装工程を担当し、月曜から金曜までの週5日勤務。同工場は人員削減のため派遣社員約200人のうち150人を今月末で契約打ち切りにすることを決めている。ただ「日研総業を通じ、(同容疑者は)削減対象ではないと伝えた」としている。
(参照)

 ところが、容疑者が整理対象だったという証言もあったようです。

「僕と(加藤容疑者の)2人だけ(会社に)呼ばれて、はっきり6月いっぱいまでと。(その後、契約が)1ヶ月から3ヵ月に延長された。ここ何週間かは悩んだ。人員削減で」(加藤容疑者の同僚)
(参照)

 こちらでも書かれていましたが、果たして容疑者の契約期間があと何ヶ月だったのかが気になります。
 というか、それ以上に、いきなり仕事がなくなるかもしれないというプレッシャーはかなりあったことでしょう。
 容疑者の場合は寮暮らしですから、無職=住所不定となるプレッシャーもあったことでしょう。

原因ではなく要因を探そう

 まだ何も分かっていない段階なので何も言えませんが、地縁・血縁・職場のつながりなど人との関係が希薄になると、犯罪へのハードルが下がりそうな気がします(参照)。
 本人は、止めて欲しかったのではないか。そう思える書き込みが散見します。

[2539]

06/05 12:02
ちょっとしたきっかけで犯罪者になったり、犯罪を思いとどまったり
やっぱり人って大事だと思う

[2540]

06/05 12:04
人と関わりすぎると怨恨で殺すし、孤独だと無差別に殺すし
難しいね

 僕は英語ができないのでよく分かりませんが、イギリスBBCが「なぜこのような事件が起きてしまったかについては、この地(日本)のメディアはほとんど言及していない」と報じたそうです(参照原文)。
 BBCがどのような指摘をしているのか知りませんが、単一の原因だけで起こる犯罪というのはあまりないのではないでしょうか?
 今回も、容疑者の気質や性格、首になったこと、ナイフが買えたこと、トラックを借りられたこと、その他色々な要因が重なってこのような惨事になったのではないかと思います。

 その要因ひとつを拡大して扇情的に取り上げても仕方ありません。
 むしろ、首になった人みんなが通り魔になるわけではない。ナイフを持っている人がみんな人を殺すわけではない。トラックに乗っている人がみんな人を轢きたがるわけではない。という事実の方が重要なのではないかと思います。
 どうすれば、このような惨事を止めることができたのか。考えていかないといけないのではと思います。

事件現場で写真を撮る人たち

 繁華街での出来事であったため、事件直後に携帯で写真を撮っている人が多かった(参照)のが批判されています。
 しかし、的外れな批判もあります。

 例えば、「写真を撮るよりも救命活動を!」というものです。
 恐らく、写真を撮っている時点で救命活動はなされていたのではないかと思います。
 写真を撮っている人々にできるのは、遠巻きに眺めることだけです。
 その際、携帯を取り出すか取り出さないかというハードルはきわめて低く、まして周囲に写真を撮っている人が多ければ、さらに低くなります。

 いたずらに批判するより、自分がその場に居合わせたときにそうならないように自戒する方が有益なのではないかと思います。

 過去に火事場の写真を撮ったことのある僕が言うのも何ですが・・・。

【2008年6月12日追記】
 その後、不安定な雇用形態に言及する報道が増えてきましたが、どのような要因にせよ1つだけを取り上げるのはよろしくないと思います。

【2008年6月14日追記】
 マスメディアの撮り方も批判されているようです(参照)。遠慮ない人も多いですからね(関連)。
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テーマ:秋葉原無差別殺傷事件 - ジャンル:ニュース


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