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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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警察庁広域重要指定117号事件(東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件)の死刑囚 死刑執行
 17日に「警察庁広域重要指定117号事件(東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件)」の死刑囚の死刑が執行されたそうです(参照)。
 この事件は、1988年8月から1989年6月にかけて4歳から7歳までの女の子4人が相次いで誘拐され、殺害されたものです(参照参照)。
 この事件当時、僕は高校生位だったと思います。
 確か、友人の家で勉強するという名目で遊びに行く日の夕方に容疑者逮捕のニュースが入り、ラジオを聴きながら友人宅に向かったのを覚えています。
 逮捕されたのは1989年7月23日。夏休みでした(だから泊りがけで遊びに行くわけですが)。
 確か、プール帰りの女の子にいたずらをしようとして女の子の父親に取り押さえられたのではなかったですかね(ちょっと違うようです)?

 世間を震撼させた稀代の殺人鬼のあっけない最後に、僕たちはいささか驚き、またその父親に大いに賞賛を送ったものでした。

 ただ、あまりのあっけなさに実際は真犯人は別にいるのではないかという疑念を持つ人もいたようです(参照参照)。


「おたく族」の受難?

 この事件では、死刑囚が「おたく族」であるとクローズアップされ、世間のマニアックな人々はかなり影響を受けたとされています。
 特に、「6000本のビデオ」や漫画がうずたかく積まれている部屋の映像は繰り返し流され、彼が見ていたとされるホラービデオや見ていたであろうと思われた児童ポルノが攻撃された記憶がありますし、広く漫画好き、アニメ好き、特撮好きやAV機器好きまでが攻撃されたと言われているようです(参照)。

 ただ、実際死刑囚の部屋にあった膨大なビデオはほとんどコレクションのためのコレクションであり、他のマニアとの交換の駒であったとする検証も読んだ記憶があります。

 また、あの部屋の映像は入ったカメラマンがわざわざ数少ない成人雑誌を上に置いて撮影したものであるとの話があります(参照)。

 この話は以前からどこかの本に書かれていたものであり、元記事が削除されたのは極めて不可解と言わざるを得ません。

 「おたく族」が難を受けたのであれば、かなり根拠があやしそうですが、果たしてどの程度の影響があったのでしょうか?

事件前までの「おたく」

 「おたく族」とは、そもそも相手を「お宅」と呼び合うマニアックな少年たちを指した言葉で、1983年に中森明夫が著作で用いて一般化したものだそうです。
 そもそもアニメのブームというのは1970年代後半から1980年代前半に勃興したそうです。
 それまで年少者向けのものであったアニメーションが、青年層までターゲットにしたものとなり、一気に市場が広がったのだそうです。
 そして1980年代後半になるといわゆるバブル景気で懐が豊かになり、また余暇時間が増え、加えてビデオ機器が普及して比較的安価になったことから更にアニメ好きが増えたのだそうです(参照)。
 1975年に第1回が開かれた同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)」も1982年には入場者1万人、翌1983年には2万5000人、その翌1984年には3万人を記録するなどそちらも勢力を拡大していたようです。
 参加者が増えていく過程で、参加者のコスチュームプレイ(コスプレ)が問題視されることもあり、警察の要請で会場外でコスプレをしないように決められたりもしたようです。
 そして、死刑囚が逮捕された直後には10万人を突破していました(参照)。

 この際、「ここに10万人の宮崎勤がいます」と叫んだワイドショーレポーターがいたそうです。


事件前までの「ロリコン」

 日本において少女を被写体としたヌード写真集というのは1969年に発売されたものだそうです。
 当初は自然主義的なものが多く、性的対象というよりは性解放の文脈で製作されていたようです(参照)。

 ところが1979年に数冊の写真集がヒットし、1980年代になると多くの少女写真集が出版されるようになったのだそうです。
 それでは、当時はみんながロリコンであったかというとそういうわけでもないようです。
 当時の日本のヌード写真では陰毛が写っていてはいけなかったそうで、陰毛が元々ない少女のヌードだと修正しなくてよかったからという理由らしいのです(参照参照)。

 そういう写真集を買った人の多くは「無修正」という言葉に半ば騙されたようなものなのでしょうが、前項の「おたく族」の少女趣味はその後批判の的に晒されることになります(参照)。

 また、少女ヌードの市場が拡大したためかどうか知りませんが、1981年に発行された雑誌の中には少女を被写体にした読者投稿コーナーがあり、「小学生位の女の子を物陰に誘い込んでに撮ったような、犯罪的な写真が数多く載っていた」そうです(参照)。
 リンク先にある雑誌だけでなく、1950年前後には投稿写真雑誌が一大ブームとなっていました。しかも、当時中学生だった僕たちでも普通に買えていたように思います。
 そういうこともあってか、よく覚えていませんがかなり批判されていたような記憶があります。

そして事件が・・・

 こうした中、死刑囚が逮捕されました。

 一般的な理解では、この事件によって「おたく族」は迫害され、受難の時を迎えたとされています。
 実際、ネガティブな「おたく族」なる呼称はこの事件を契機に一般化して、「おたく族」を叩くのに使われたのだそうです(参照)。
 しかし、不可解ことにその後もコミケの参加者数は増えて行ったようです(参照)。
 つまり、周囲からの偏見は増大したものの、「おたく」な仲間は増えたということなのでしょう。

 また、「ロリコン雑誌やロリータビデオ、ホラービデオなどが、規制を受けた」ようです。
 一般的な理解でも、この頃からロリコンビデオやロリコン写真集はなくなっていったという感じなのではないでしょうか?
 確かに、どうやらそれまでの芸術志向の写真集は姿を消したようです(参照参照)。

 しかし、「ビデオ倫理協会が、ロリータビデオを審査の対象から外すなど、この事件は、むしろ追い風にな」ったとの分析もあるようです(参照)。
 写真集の分野でも、「ちゃんとした写真家」が姿を消し、1990年代になると東南アジアの少女を日本人だとして撮影した「雰囲気が淫靡」な写真集が出回るようになったようです(参照参照)。
 そして、海外から「子供に性行為を強要しているような写真やビデオ」が入ってくるようになった(参照)そうです。
 恐らく、「芸術的」な写真集が批判を恐れたのか市場から退場した後も依然として需要は残っていたということでしょう。
 その合間をぬって、批判を恐れない業者が出てきたということなのでしょう。
 また一方で、高校生の「ブルセラ(ブルマ・セーラー服)」や「援助交際(売買春)」が問題となっていきます。
 どうもこちらでは規制が裏目に出て、一般には見えないものの更に過激になってしまったようです。

僕への影響

 僕は貧乏でしたので、毎月1000円を握り締めて100円で古本を売ってくれる古紙回収業者さんの所に行って毎月本を買うのが楽しみでした。
 当然、お金のかかるオタクなんぞなれるはずもありません。

 あ、でも、中学の頃のバイト代で鉄道模型を買ったな。

 それでもこの事件は大きな関心事でした。
 中でも一番ショックだったのは、死刑囚は猥談が大嫌いだったというエピソードでした。

 「異常性欲のための殺人だという言説が流布したが、***は性欲と呼べるようなものは全然なかった」そうです(参照)。

 その日以降、僕は努めて猥談を口にするようになりました。
 数年後、セクシャルハラスメント(セクハラ)ブームが到来することも知らず・・・。
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