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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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秋葉原で「また」「刃物男」の嘘
 まずは次の「秋葉原で警官、指切られる ナイフ持つ男を職質」という記事を読んでいただきましょう。

 26日午後1時半ごろ、東京都千代田区外神田のJR秋葉原駅近くの路上で、男性警察官に職務質問された若い男が「ツールナイフ」を持っていたため警官がナイフを取り上げパトカーに乗せようとすると、男はナイフを奪い返し逃げようとした。警官は約3メートル先で男を取り押さえたが、指の付け根を切られた。
 警視庁は、傷害と公務執行妨害の現行犯で男を逮捕した。現場は、17人が死傷した無差別殺傷事件の交差点から数十メートルの場所。
 万世橋署によると、警視庁地域総務課遊撃特別警ら隊の男性警察官2人が2人の男に職務質問したところ、1人がリュックサックに刃渡り約7・5センチのナイフを持っていた。男は黙秘しているという。
(秋葉原で警官、指切られる ナイフ持つ男を職質・共同通信)

 賢明な読者であれば、題名が少し不適切なことに気づかれるはずです。
 「ナイフ持つ男を職質」ではなくて、「職質したらナイフを持っていた」のです。同じと言えば同じですが、印象はまったく違います。
 しかも後で触れますが、実は最初から「ナイフを(手に)持って」いたらこのような事件にはならなかったかもしれないそうなのです。

共同通信だけではないミスリード

 初っ端から共同通信にいちゃもんをつけましたが、産経新聞も「ナイフを持ち歩いていた男に職務質問した警察官が切りつけられた」と書いています(記事)。
 もっとひどい記事になると、毎日新聞のように「傷害:秋葉原で職質の警官けが ナイフ持った男ともみ合う」という題名になっていたりします。
 この記事を読むと、「(容疑者が)逃げた。巡査長が約3メートル離れた路上で取り押さえ、傷害と公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。巡査長は取り押さえた際、右手親指と人さし指の間をナイフで切り軽傷」ということです。
 確かに「ナイフ持った男ともみ合う」というのは間違いではありませんが、誤解を招きかねません。

なぜ職務質問を受けたのか?

 記事を読めば分かるとおり、容疑者がナイフを持っていたかは見た目では分からなかったようです。
 それでは、なぜ職務質問をされたのでしょう?

 ああいう事件の直後だからでしょうか?

 いいえ、違います。


 報道では「正当な理由がないのに刃体6センチをこえる刃物を携帯していた」という警察のアナウンスを垂れ流しておりますが、実際には警察は刃渡り6センチ以下のナイフ、工具類まで「軽犯罪法」を適用して没収しております。
 警察がリーズナブルな理由を認めなければ爪切りだって取り上げるというのが昨今の警察による「おたく狩り」です。
 秋葉ではおたく狩りに対抗すべくおたくが武装という論調ですが、これも思いこみでしょう。単におたくは銃器や刃物が好きだから携行している場合が多いわけです。フォールディングナイフなんぞバッグに入れておいても即座に役に立たないことぐらい誰でもわかるでしょうに。
こういう記事を提灯記事と言います。
 http://www.asahi.com/national/update/0605/TKY200706050286.html
 警察は怪しい風体の人物を調査できるといいますが、それは目つきが怪しいとか、尋常でない様子の人間を対象にしたもので、単に迷彩のジャケットを着ているとか、まんだらけの紙袋もっているとかでは「理由」にならないわけです。
 スーツを着てネクタイしていると職質はされないわけです。秋葉にいくおたくの諸君はスーツを着て、アタッシェケースをもっていけば、鉈をもとうが、短刀をもっていようがまず職質されないでしょう。
 要は、おたくはナイフや工具類を持ち歩く性癖があるから、狙い撃ちすれば成績があがる。という小役人根性です。それが治安の向上には結びつない。これで銃器犯罪の減少に貢献しました、と出世する警察官僚がいるわけです。権力の私もいいところです。
 小役人の点数稼ぎ、「桜の代紋を付けたヤクザの言いがかり」でナイフを没収された人間は積極的に警察に協力することは減るでしょう。何か犯罪をみても通報なんぞしないでしょう。つまり警察は自ら市民を敵に回して治安の悪化を招いているわけです。
 そんな点数稼ぎの「おたく狩り」をやっている暇と兵隊あるなら、リアルおたく狩りをやっている犯罪者を狩り出す、或いはそれを防ぐためのパトロールに兵隊を投入すべきです。
 こういうおためごかしをやっているから銃器の検挙は増えないし、先日の愛知の立て籠もり事件のような醜態をさらすわけです。
 因みに今月の「月刊VOICE」7月号で、例の愛知の事件の失態と警察の体質に関して寄稿しております。我が国の警察の機能不全は地方警察が警察庁に管理されて機能しておらず、国家警察が存在しないことにあります。
( 【警察の提灯記事】オタク狩りに対抗?「アキバ」で銃刀法違反の摘発急増)

 つまり、例の事件よりずっと以前から、秋葉原などで警察官が職務質問をして刃物を持っていないか調べ、刃物を持っていたら逮捕するという「オタク狩り」が行われていたようなのです。
 理由は、アウトドア好きな格好をしている人間は十徳ナイフをもっている可能性が高いからだそうな(参照)。

 しかし冷静に考えればおかしな話です。
 僕も一時期十徳ナイフを持ち歩いていました。最近はやめてますが。
 ナイフについているドライバーが使いやすかったですし、封筒の封を切るときに重宝していました。
 十徳ナイフは便利なのですが、武器としてはそんなに優れているとは思えません。
 僕の十徳ナイフは小さなものでしたし、肝心のナイフの刃はへろへろの薄っぺらいやつでした。
 しかもカバーに入れているので、とっさに取り出して構えるなんてできるはずがありません。
 それに、すぐに刃が戻るので、人なんか刺したら自分の方が大怪我しそうです。

刃物を持っていれば誰でも逮捕

 僕も知りませんでしたが、銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)というのは結構ややこしい法律で、刀・剣・槍・なぎなた(刃渡り15cm以上)、あいくち、飛び出しナイフといった刀剣類だけが取り締まられているわけではなかったんですね。
 刀剣類を模造した模造刀剣類や、刃体の長さが6cm(鋏や折りたたみナイフについては8cmらしい)を超える刃物に関しては携帯が禁止されているのだそうです。

 では6cmを超えなければ自由に持ち歩いて良いのかというとそれも違うようで、「正当な理由がなくて刃物(中略)を隠して携帯していた者」になってしまい、軽犯罪法違反になるのだそうです(参照参照参照)。

 今回問題になったのは、「刃渡り7.4cmのツールナイフ(参照)」ということです。
 ツールナイフというのは、調べてみると色々な道具に使えるナイフのことのようで、十徳ナイフみたいなやつを指すようです(参照参照参照)。

 てか、十徳ナイフみたいなやつは携帯しているから便利なのであって、携帯できなければ意味ないのでは??

 7.4cmということなので、折り畳みであれば軽犯罪法で引っ張られたのでしょうが、そうでなければ銃刀法違反で引っ張られたということでしょう。

「オタク」はオウム並み?

 法律はそうなっていても、普通僕たちが十徳ナイフや鋏を持ち歩いていても職務質問されることはありません。逮捕されたり任意同行を求められたりすることはまずないでしょう。
 しかし、地下鉄サリン事件の直後、オウム真理教(アレフ)の信者に対して同じようなことがなされました。

 当時、カッターナイフを携帯していて逮捕されたケースや、職場の制服を返さなかったケースなどで逮捕された信者がいたと聞いています(参照参照参照)。
 確か警察の偉い人か誰かがが当時、これは異例なものであまりやってはいけないことだとか何とかコメントしていた記憶があります。

 こういった手法は特殊な事件ではよく使われるようで、「革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)」と目されていた(参照)某大学教養部自治会トップが免許証の住所を書き換えてなかったということで逮捕されたこともありました。
 もちろんこれも異例なことです。

 ところが、そんな異例なことが現在ではまかり通るようになってしまったわけです。

「オタク」の危険性

 ではなぜ警察はこのようなことをしているのでしょうか?オウム真理教と同じくらい危険だと思っているのでしょうか?
 僕は警察の人ではないのでよく分かりませんが、「簡単に成績を上げるため」ではないかと思います。シートベルトや一旦停止や原付の速度超過を取り締まるのと同じように。
 恐らくそれは現場の警察官の責任ではなく、警察組織全体にそのような手法が流行しているのでしょう。

 つまり、「オタクが危険だから」ではなく「オタクが安全だから」取り締まられているのでしょう。

 これは、昨今の凶悪犯罪数の低下に果たした警察の役割について僕たち国民がきちんと評価していないのも一因ではないかと思います。
 マスコミも視聴率めあてに凶悪犯罪の発生をクローズアップして「昔はもっと安全だった」と印象で語るのをやめ、日本では凶悪犯罪が減っていることをきちんと報じるべきでしょう。

 おまわりさんはよくやってくれたよ。日本が依然安全なのは日本の優秀な警察のおかげです。
 だから無理に仕事を探さないで協力してもっともっと安全な日本をつくろうよ。


秋葉原でまた! 職務質問の警官 刃物男に切られ軽傷」という記事もありましたが、「また」じゃないでしょう。全然別物です。
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