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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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悪い奴にも人権はある
 また犯罪予告をした人が捕まったようです。

 インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「埼京線の上野駅で人を殺しまくります」と書き込んで警察官に警戒を強化させたとして、警視庁上野署は14日、偽計業務妨害の疑いで、板橋区成増の無職、****容疑者(32)を逮捕した。上野駅に埼京線は乗り入れておらず、「存在しないから犯罪にはならないと思った」などと供述している。
 調べでは、**容疑者は6月28日午後7時半ごろ、掲示板に殺害予告を書き込み、2日間で延べ50人の署員を警備に当たらせるなどして業務を妨害した疑い。自宅のパソコンから書き込んでおり、すぐに浮上したという。
(存在しない駅で「殺しまくる」 ネット予告の男逮捕「犯罪でないと」・2008.7.14 16:22)

 実際の書き込みを見たわけでは有りませんが、この容疑者は「馬鹿だなぁ もっかい私が逮捕されない犯行予告ってのを教えてやる」と当該の書き込みをし、その後に「まぁ、犯行予告にみえるってだけだけどなw」と書いていたそうです。
 これが本当なら「存在しないから犯罪にはならないと思った」という供述は的外れで、犯罪予告ではないから罪にならないと思ったと供述するほうが正しいわけですが・・・。
 最近、犯罪的なものへの厳しさが増しているような気がします。

 さて、某店で商品を包んでいた4月28日付の毎日新聞に「弁護団バッシング 報道規制の懸念生む」という題名で光母子殺害事件テレビ報道について検証していました。

「ドラえもん」は荒唐無稽か?

 この事件では、犯行当時18歳30日だった元少年に対し、母子2名殺害で死刑と前例に反して重い判決が科せられたのが話題になりました。

 この量刑については今までが軽すぎたという意見もあることでしょう。
 僕は詳しくないので特に感想もありませんし、これ以上言及しません。

 ただ、一般的には「ドラえもんが何とかしてくれると思った。」という一見荒唐無稽な元少年の供述と大弁護団が話題になっていました。
 さて今僕は、「一見荒唐無稽」と書きました。この供述が荒唐無稽なものなのかどうか、僕にはわかりません。
 なぜなら、この供述が荒唐無稽なのかの検討があまりなされていないように見えるからです。
 正直、それをすべきだったというまとまった報道もこの古新聞が初めてでした。

弁護団は無能だったのか?

 僕は従来、弁護団を自分の仕事をしているだけなので、批判すべきではないと思っていました。
 ただし、方針の変更によって世論を敵に回してしまったのは無能なのではないかと思っていました。
 ところが、この記事を読むと、「弁護団側を3カット放映しようとする企画しても(上層部などの判断で)1カットに減らされることがあった」とか、コメンテーターの人選で「(弁護団サイドで語ってもらおうとしても)テレビでは勘弁してくれという感じで断られた。世論に配慮している人が多い。」という証言がありました。
 つまり、弁護団側の主張は伝わりにくくなっていたということらしいのです。

司法と報道の遺族への押し付けでは?

 確かにこの事件の犯人は残虐です。
 この事件は、遺族の方が積極的に発言されたのも特徴でした。遺族の方の怒りも伝わってきて、それ自体はとてもよいことなのでしょう。
 しかし、遺族の方に語らせ、報道は安易にそれに乗っかり、司法がそれに配慮した判決を出すという流れになっていたような気がします。
 それは遺族に責任を押し付けていることにならないでしょうか?

 確かに被害者や遺族の思いや考えを伝えるのは、報道の役割でしょう。
 被害者や遺族の思いを汲んで、裁判所は判断する必要はあるでしょう。

 しかし、加害者(弁護)側にも一応の主張はあるのですから、報道はそれを伝えるべきです。
 世論に迎合して、または世論を誘導して、一方の主張だけを過剰に報道するのは危険です。
 裁判所は法に則って両者の言い分をきちんと聞いて判断すべきであって、いたずらに一方の主張に流されるべきではないでしょう。

悪人に人権はないのか?

 「悪い奴に人権は要らない」という主張は以前からありました。
 むしろ、僕たち一般庶民の間ではそういう考えがずっと主流だったのではないかと思います。

 しかし、昔から容疑者や被告人の人権は軽視される傾向があったという背景がありました。
 そして、検察側は国家を背景とした大きな権力があり、報道も検察や警察から情報を得ているという現状がありました。
 だからこそ、世論がどうであれ、容疑者や被告人の人権を充分に守らないと公平な裁判は難しくなります。

 法律上は判決が確定するまでは無罪推定ですし、もっと言えば判決が確定した後で覆された冤罪事件もあります。
 容疑者や被告人がやっていようがいまいが、公平な裁判を受けるべきではないかと思います。

 僕たちは忘れがちですが、人間は失敗をします。その罪の重さ以上に権利を制限されるのはおかしなことなのではないでしょうか。
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