湾鉄調査部
興味ある事を興味あるままに調査しています
広告


プロフィール

therapie

Author:therapie
 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
 自分の興味が向いたものを、自分勝手に調査しています。
 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
 お問い合わせはメールフォームからお願いします。



最近の記事



カテゴリ



最近のコメント



最近のトラックバック



ブログ内検索



月別アーカイブ



RSSフィード



リンク


ブログパーツ類
あわせて読みたいブログパーツ

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村 鉄道ブログへ

ジオターゲティング


検索






Join the Blue Ribbon Online Free Speech Campaign


「破れ窓理論」の嘘(1)
 破れ窓理論(Broken Windows Theory)。割れ窓理論とも言いますね。
 ニューヨーク市のジュリアーニ元市長(Rudolph William Louis "Rudy" Giuliani III,1944.5.28-・参照)がニューヨーク市の犯罪率減少に取り組んだ際に唱えたことで有名です(参照)。
 早い話が軽微な犯罪を徹底的に取り締まることで凶悪犯罪の発生も抑えることができるという理論のようです(参照)。
 この理論、「建物の窓が壊れているのを放置すれば他の窓もまもなく全て壊されるだろう」という言葉から名づけられたそうですが、どうなんですかねぇ。

割れ窓を直しても窓は割られ続ける

 先日、昼間のテレビで落書きのことをやっていました。「九州最大の繁華街」である「博多」の舞鶴交番管内が落書きに満ち溢れているという内容でした。

 福岡以外の方のために書いておきますが、舞鶴交番は福岡市中央区にあり、福岡市博多区にもありませんし古来からの博多部にもありません。
 また、博多区にしろ博多部にしろ大部分は歓楽街ではありませんし、福岡市博多区にある九州最大の繁華街と称されることが多い中洲地区は舞鶴交番管内ではありません。
 実際、この番組で取り上げられたのは福岡市中央区の「大名(だいみょう)地区」であると思われます(参照参照参照)。

 この番組でコメンテーターが「破れ窓理論」を引いてコメントしていましたが、コメンテーターは重大なことを忘れていました。
 この手の落書きは、消しても消してもまた書かれてしまうということを。

 割れ窓理論が正しければ、一度消された落書きは二度と書かれることがないはずです。

割れ窓理論への反論

 割れ窓理論への反論はいくつかあります。
 もっともポピュラーなものは、ニューヨーク市で犯罪が減った時期は他の都市でも犯罪が減っていたとするもののようです。
 また、同時に行われたさまざまな政策の影響もあると指摘する声もあるようです。

 面白い反論として、Bernard Harcourt と Jens Ludwigが行った研究があります。
 これはニューヨークの借地人を秩序ある郊外に移転させる計画の検証だったようですが、移転先で借地人たちは以前と同じ確率で犯罪を犯していたそうです(参照)。

なぜ窓は割られるのか?

 窓が割られるには、いくつかの条件があると思います。

 まず、割られる窓があること。
 ない窓は割れません。

 次に、割る人間がいること。
 人が来ない場所にある窓は、割れることがあっても割られることは皆無でしょう。
 また、窓を割らないお上品な人しかいない場所でも窓が割られることはないと思います。

 そして、割りやすい状況があること。
 衆人環視の元ではなかなか窓を割る事は出来ません。人目につきにくければ割られる可能性も高まるでしょう。
 人目につきにくいということは、他の犯罪についても犯しやすいということです。
 窓を割られにくいように監視を強化すれば、その分犯罪も起こりにくくなるのは当然といえば当然です。

 また、落書きの場合は衆人環視の場でも起こりえます。
 観光地や盛り場などでは、観光客やその場にたむろしているグループが存在証明を残したいという理由で落書きすることがありえます。

 この例の場合は確かに落書きが他の落書きを誘発する一因になるでしょう。

 長くなったので続きます・・・。
関連記事
スポンサーサイト

にほんブログ村 地域生活ブログ 福岡情報へ にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログへ
Keyword : 社会 心理学

テーマ:社会 - ジャンル:政治・経済


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://wantetsu.blog61.fc2.com/tb.php/577-5949f2cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



当ブログはリンクフリーです。
ただし、匿名掲示板からのリンクは管理者であろうとも禁止します。
不適当だと判断したコメント・トラックバックは掲載しません。
情報の正確性には常に留意しておりますが、その検証能力には限りがあります。
このサイトにより生じたいかなる損害においても責任は負いかねますのでご了承ください。