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高齢者v.s.若者~紅葉マーク義務化撤回を考える
 パソコンの画面が見えにくくて困っていました。
 古い液晶だから仕方ないと思っていましたが、試しに画質を調整してみると見違えるほど見やすくなりました。

 できる事から始めないといけないんですね。

<紅葉マーク事実上の廃止>

 去年の末、驚くべきニュースが流れました。
 そのニュースとは、紅葉マーク(高齢運転者標識)の義務化撤回。

 今年6月の改正道交法施行で、75歳以上の高齢者ドライバーに罰則付きで義務付けられた「もみじマーク」表示について、警察庁は25日、罰則を撤回し、表示を努力義務に戻す同法改正試案をまとめた。正式に法案化し、来年の通常国会に改正案を提出する方針。
 もみじマークは「枯れ葉を連想させる」として批判があり、義務化が決まった施行前の5月ごろには、「高齢者いじめ」などと国会で与野党から批判を受けたことなどから、警察でも摘発を1年間先送り。「違反者も指導にとどめる」としていたが、結局、半年で撤回することになった。
 現行の改正道交法では、75歳以上の運転者については、車にもみじマークの表示を義務付けられ、違反者には行政処分の点数1点と反則金4000円を科すなど、罰則が盛り込まれている。
 同庁が今回示した試案では、この道交法を再改正し、75歳以上の表示義務違反について、「罰則を当分の間、適用しない」とし、70~74歳と同様に表示を努力規定にとどめる。批判を受けたもみじマークのデザインについても、来年1月に有識者らの検討委員会を設置し、変更を検討する予定という。
 もみじマークは平成9年の道交法改正で導入。75歳以上に対し、高齢が運転に影響を及ぼす恐れがある場合、車の前後に表示することを求めたが、当初は努力規定だった。14年からは70歳以上を対象とするなど、警察庁では高齢者の事故対策を講じた。
 しかし、75歳以上について、運転者が原因の死亡事故が10年前の約1・5倍(昨年)に増加。一方、もみじマークの表示率は18年1月時点で35・3%と低迷していたため、政府は、もみじマークを努力規定から罰則付き義務に強化した。
 もみじマークを再び努力規定に戻すことについて、警察庁は「表示率が約75%まで上昇したため」などと理由を説明している。
(高齢者いじめ? もみじマーク罰則を撤回 半年で道交法改正へ・2008.12.25)

 いやね。下らない罰則はいらないと僕も思うんですよ。「年齢表示はその年齢からは『運転弱者』になるという輪切りの思想(参照)」というご意見には僕も同感です。
 「デザインも運転上、注意すべき人というくくりで、わかばマークに統一すべきでは(前掲)」というのもなかなかいい意見だと思います。

<個人差を認めるのは危険>

 ただねぇ、「自分は実年齢より10歳は若く、不安を感じるまでは何もつけない」とか言ってる人が一番危ないんですよね。
 そんな理屈が通用するなら、「俺は初心者だがストレート合格だ!」とわけの分からんことを言って初心者マークを付けないというのもアリになってしまいます。
 高齢者に標識をつけるのであれば、一定の年齢を目安にしなければならないのは当然でしょう。

<自信過剰が一番危ない>

 それに、運転が下手な人は小さな事故が多い反面、大きな事故には遭いにくいものです。
 一方、運転がうまい人は過信から無茶な運転をしがちで、事故に遭うときは大きな事故になりがちです。
 実力以上の自信を持っている人が一番恐いのです。

 そもそも、そういった標識を付けることは周囲へのアピールだけではありません。
 高齢者自身が自覚して、慎重な運転を心がけるという効果も期待できるのではないかと思います。

 ところが反対している人たちは、「自分はまだまだ大丈夫!」と言っています。
 そういう人に付けさせても無駄かもしれないですね。

<確かに不都合はある>

 で、家族に聞いてみると、確かに紅葉マークを付けたことによって不都合が生じそうなことはあるようです。
 それは、一般車両が紅葉マークの車を前に入れないということ。

 一般的に高齢運転者は速度が遅かったり挙動が不審だったりする場合があります。
 ですから、高齢運転者だと分かればあまり前に入れたくないと考える人も出てくるのでしょう。

<だったらなおさら高齢運転者標識は必要>

 しかし、そういって譲らない人ばかりではありません。それなら、初心者や大型車両だって同じことです。
 何よりも、譲りたくないほどに不安定で交通の流れに乗れない高齢者が多いのなら、注意を喚起するための標識は必要だということになるでしょう。
 周囲が注意すれば防げる事故もあるはずです。

<後期高齢者医療制度と派遣切り>

 問題になっていた後期高齢者医療制度。確かにおかしい制度です。
 国民皆保険というのは、助け合いで成り立っています。
 費用がかかる人が多い後期高齢者と、費用を負担できる人が多い現役世代を分ければ色々な不都合が生じてもおかしくありません。

 しかし、一方で現役世代を守る側面もある制度です。
 あまり報道されないのであやふやな記憶ですが、後期高齢者向けには国庫からの負担も手厚くなっていたと思います。

 で、問題なのは、これが主に高齢者の視点のみで語られ、しかもこの問題だけがクローズアップされたことにあると思います。

<今になってやっと注目された非正規雇用問題>

 以前から、非正規雇用労働者の増加は一部で問題視されていました。
 派遣労働者の実態についても一部で話題になっていましたが、派遣切りが問題になるまで大きな話題にはなっていませんでした。

 で、共産党の局地的躍進を招いたわけですな。


<高齢者と若年層の利益は相反するか?>

 成人の日のNHKニュースでも言っていましたが、高齢者は選挙に行く人が多いので、政治家は高齢者の問題を優先的に取り上げがちだということです。
 一方、若年層は選挙にも行かず、非正規雇用ともなれば労働組合にも入っていませんのでほとんど政治への影響力がないのだということです。

 このようなことを書くと、高齢者と若年層の利益相反の面がクローズアップされがちですが、そうとばかりは言えないと思います。
 若年層もいずれは年を取るわけですから、安心できる高齢者福祉を作っていくことは自分たちのためでもあります。
 一方、高齢者は若年層に支えられているわけですから、若年層が安定して働けなければ自分たちの生活が成り立ちません。

 そういった調整をしていくのが政治や行政の役割だと思います。
 その調整がうまくいくためには、すべての層がまんべんなく政治に参加することが必要なのではないでしょうか。

 と、紅葉マーク義務化撤回に思いました。
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