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西鉄は磁気カード終了の方向へ
 先週は、ほとんどネット接続できない環境にいました。
 おかげさまでゆっくり新聞が読めたわけですが・・・。

 新聞によると、西鉄がバスでの磁気カード(バスカード・よかネットカード)サービス終了とよかネットカードの販売終了を発表したそうです。
 4月1日付ですが、2日付で新聞報道されていますし、多分本当のことでしょう。

 西日本鉄道(福岡市)は1日、路線バスと高速バスの一部に導入しているプリペイド式磁気カード「バスカード」を来年3月末で廃止すると発表した。販売は9月末で終了する。また西鉄バス、電車と福岡市営地下鉄で使えるプリペイド式磁気カード「よかネットカード」のバスでの利用も来年3月末で終了する。電車では従来通り利用できる。
 西鉄の竹島和幸社長は「来春からは、福岡市営地下鉄やJR九州などとの相互利用が始まるICカード『nimoca(ニモカ)』利用をお願いしたい」としている。ただ、ニモカでバスを利用した場合の割引率は、バスカードに比べ低いため、バスでしかニモカを利用しない人にとっては事実上の値上げになる。
 西鉄によるとバスカードは1992年に導入された。3000円券で3400円分利用できるなど、高い割り引きが人気を集め、2007年度の販売枚数は約485万枚で販売額は約120億円。西鉄のバス収入の30%を占めている。
 ニモカの場合は、3000円分乗車してもポイント付与額(割引額)は110円にとどまる。
 西鉄はバスカード廃止の理由を、(1)使い捨ての磁気カードは繰り返し使えるICカードより環境負荷が大きい(2)カード読み取り機器が耐用年数(10年)を過ぎ、部品や周辺機器の入手が困難‐などと説明。バス全車両へのニモカ導入が本年度上期に完了することから、廃止を決めたという。
 バスカードは廃止後5年間、払い戻しに応じる。
(西鉄バスカード廃止 来年3月末 事実上の値上げ ニモカに全面移行・2009年4月2日付西日本新聞)

 新聞では、社会面で利用者の声を紹介していました。
 西日本新聞は、以前も割引率なら磁気カードのほうがお得であると報道していました(参照)。
 テレビニュースでもやっていましたが、単に「バスカード廃止」を報道しただけで、実質値上げに触れたのは見ませんでした。

 ただ、実質値上げに踏み切らなければならない事情もあるんでしょうね。

<今後の流れ>

 西鉄のニュースリリースには、もう少し詳しくでています。

西鉄グループでは、平成22 年3 月31 日をもちまして、路線バスおよび一部の高速バスに導入しております「バスカード」のサービスを終了いたします。また、西鉄バス・電車(天神大牟田線)、福岡市営地下鉄の共通カード「よかネットカード」につきましても、西鉄バスにおける発売・サービスおよび西鉄電車における発売を終了いたします。
(割引乗車券のサービス終了について・2009年4月1日付)

 とあり、具体的なスケジュールについてもでています。
 バスカードについては、2009年9月30日に発売を完了し、2010年3月31日にサービスを完了すると書かれています。
 払い戻しについては、2015年3月末までで、2009年12月31日までは発売金額から利用額と払戻手数料200円を差し引いた額が払い戻されます。
 また、2010年1月1日以降は「未利用金額(残額)×発売金額/利用可能額」が払い戻されるそうで、要はプレミア分は帰ってこないということです。
 ちなみに未利用の場合は発売金額での払い戻し、端数は10円未満切り上げ、手数料はありません。

 そのまま利用可能額が払い戻されるのであれば、今バスカードを買い占めておいて来年払い戻して儲ける人がでそうだと思っていましたが、そこは対策しているようです。

 まあ、今バスカードを持っている人は使い切ってくださいということのようです。

 よかネットカードについては、西鉄バスの販売窓口では2009年9月30日までの販売のようです。
 西鉄電車の窓口では、2010年3月31日までの販売です。
 バスについては、2010年3月31日以降使えなくなりますが、電車については引き続き使えるようです。
 電車では今後も使えるので、払い戻しはしないようです。
 ただ、「発売終了後の取り扱いは、確定次第お客さまにお知らせいたします。」と書かれています(参照)。

<値下げから多く使う利用者優遇へのシフト?>


 西日本鉄道のnimoca(ニモカ)、JR九州のSUGOCA(スゴカ)、福岡市営地下鉄のはやかけんの県内3事業者のIC乗車カードが出そろった。入金すれば何度でも使える利便性に加え、電子マネー機能(はやかけんは来春から)を備え、ニモカとはやかけんはポイント制による割引もある。ただ、以前からある磁気タイプのカードの大半はIC乗車券より割引率が高い。3カードの相互利用が始まる来春まで1年もあり、利用者の選択はさまざまだ。
 地下鉄と西鉄バスをよく利用する福岡市の自営業女性(65)は、IC乗車券を選ばず、よかネットカードを使うことにした。西鉄の電車とバス、地下鉄のいずれでも使え、割引率も大きいと考えたからだ。「IC乗車券はまだ相互利用できないし、1枚のカードでお得なら、こっちがいい」
 前払い式のよかネットカードは、5000円カードを購入すれば、5500円分乗れる。一方で、はやかけんは1カ月の乗車料金が5000円で400円、ニモカは1カ月のバス乗車料金が5000円で250円お得で、割引率はよかネットに及ばない。
 地下鉄のみで使えるえふカードは5000円で900円、バスのみで使える西鉄バスカードは5000円で750円がお得で、割引率はさらに大きくなる。割引を重視して、IC乗車券を来春の相互利用まで買い控えする人は少なくなさそう。
 一方、JRと地下鉄に乗れるワイワイカードは、地下鉄に乗った場合のみ初乗り運賃が20円割引される。
 IC乗車券は3カードとも定期券タイプがあり、通常のものと割引率は変わらない。定期券は乗車料金に応じた割引とは関係ないため、市交通局は「利便性が高いIC乗車券への移行は、定期券が順調。定期券を中心にIC乗車券の利用は伸びる」と期待。IC定期券を購入した福岡市城南区の大学生立山桃子さん(21)は「カードをかざすだけでいいので、自動改札をスッと抜ける気持ち良さがある」と喜ぶ。
 西鉄広報は「ニモカの電子マネーを使い、加盟店で買い物するとポイントがつくなど、総合的には磁気タイプに負けないお得感がある」と強調。市交通局も4月から、はやかけんを児童の見守り活動に活用するなど、独自のサービスを始める予定だ。利用者の普段の使い方や目的しだいで、どのカードを選択するかが変わってきそうだ。
(あなたはどれを選ぶ? IC乗車券出そろう 割引率なら「磁気」 目的で変わる選択 伸びる定期券利用・2009年3月26日付 西日本新聞朝刊)

 割引率ではICカードより有利な磁気カードですが、磁気カードと同様の割引率をICカードで提供するのも不可能ではないはずです。
 nimocaでは、磁気カードと同等の割引率よりも、利用頻度によってポイント付与率を増加させるという方式を取ったようです。
 つまりは、利用頻度が高い顧客のみ優遇するようにしようという方針なのでしょう。

 西鉄のバス部門は赤字なのだそうで、そういった実質値上げも致し方ないのかなという気はします。

 また、今回の発表では、まだ鉄道での磁気カード利用はできるということです。
 これは、乗車券が磁気式なので、存続させるのにそんなにコストがかからないからであると思われます。
 確かにバスの場合、磁気カードのためだけにカードリーダーを残すのは無駄な感じはします。
 今、西鉄バス車内には整理券発券機と磁気カードリーダーとICカードリーダーの3つも並んでいて、利用者としても間違いやすいですし、メンテナンスなんかも大変そうな感じです。

 でも、2日の西日本新聞社会面にも書いていましたが、理解を求める説明が必要なのではないかなぁと思います。

<他の磁気カードの動向は?>

 西鉄の場合、よかネットカードの電車での利用は継続するようですが、地下鉄でよかネットカードを売らなくなれば自然と磁気カードは使えなくなることでしょう。
 今年の2月に出た福岡市地下鉄中期経営指針(平成21年度~平成25年度)によれば、「お金を入金積み増しすることで、繰り返し利用できるICカード『はやかけん』の普及に積極的に取り組み、きっぷや磁気カードの使用枚数を減らすことで、省資源化を図る。」「ICカード乗車券「はやかけん」の普及に合わせ、えふカード等、磁気カード券のプレミアム率の見直し等について、料金割引のあり方の検討を行う。」とありますので、何らかの見直しは行うようです。

 よく分からないのがJRで、磁気カードのオレンジカードやワイワイカードもICカードのSUGOCA(スゴカ)もまったくプレミアがありません。
 地下鉄と共通のワイワイカードは地下鉄の動向次第かもしれませんが、JR共通のオレンジカードはどうするんでしょうね。
 既にオレンジカードが使えないJRもあるそうですが、「お車代」みたいな感じの法人需要があるのだそうで・・・。
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Keyword : SUGOCA(スゴカ) はやかけん(HAYAKAKEN) nimoca(ニモカ)

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