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Author:therapie
 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
 筆者転居のため、最近は福岡市内の情報をメインに書いています。
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 今のところ、基本的に毎週日曜日に更新しています。
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福岡オリンピックてぇのもあったねぇ
 福岡市南区。
 那珂川町に近い場所に屋形原三ツ角という三叉路があります。

大きな地図で見る
 この角にあった東野酒店跡(福岡市南区花畑3-4-8)に「カット300円」という赤い大きな文字が躍っています。
 「カット+洗髪+顔そり600円」ともあります。

 マジですか?

 で、先日行ってみました。

 店名は理容トライらしく、どうも7月11日に開店して開店記念に7月一杯だけ安くしているそうです。
 8月からはオールで1500円だそうで、それでも安いです。

 お店の人もなかなか楽しい人たちでした。

<「日本での開催目指して、オリンピック招致に賛成しましょう!」>

 東京オリンピック・パラリンピック招致委員会なる団体が暗躍?しているようですね。
 Yahoo!Japanでも「東京はライバル都市と比べて、世論調査の結果が不安材料です。日本での開催目指して、オリンピック招致に賛成しましょう!(参照)」とわけの分からない煽り文句を書いています。
 いよいよ日本も思想統制先進国の仲間入りしそうな気配ですね。

 しかし、それでも賛成者が69.0%だそうです。

 マジですか?

<日本国内でのオリンピックは嫌われる(特に福岡は鼻つまみ)>

 国内候補地選定で敗れた福岡では「半年足らずの短期間に(反対書名が)13万6千人を超え」、「どの世論調査でも招致反対が6、7割をしめ」ていました(参照参照)。
 場合によっては「市民の7~8割が反対」とも(参照参照)「アンケートでは反対が9割ちかい」とも書かれています(参照)。

 2006年2月に断念した札幌は反対がやや上回る程度だったようです。


2016年に夏季オリンピックを開催しようと東京都や福岡市と共に立候補という声が、自民党の一部議員から起こった。実現すれば史上初めての夏季・冬季両五輪開催都市として話題を集めるはずだっだが、上田文雄札幌市長は市議会で財政難に伴い辞退を表明した。
なお、誘致に際して札幌市は市民アンケートを行い、「反対」が「賛成」を僅かながら上回っていたとした。もっともこのアンケートは、対象が20歳以上の市民1万人、回答もその半分の5,103人に過ぎず、サンプル数が少なすぎるのではないかとの批判がされた。実数としては、「反対」が35.3%、「賛成」が33.3%、「どちらともいえない」が 26.9%、「関心がない」が2.3%の内訳となり、「反対」と「賛成」の差は僅か102人だった。
また、アンケート直前に札幌市が開催経費は1兆8,328億円にのぼるとの概算値を公表したことから、公正性にかけるとの非難がされた。またこの概算値も、同時期に試算した福岡市は、条件の違いはあるにせよ総経費を4864億円と算出しており、後に過大と非難された。
(参照)

 東京都民だけはオリンピック好きなんでしょうかねぇ。

<東京対地方という図式>

 しかし、福岡オリンピック構想の市民からの嫌われっぷりは群を抜いています。

 市民から嫌われているからか、別の支援者が付いていたようです。
 「福岡vs東京」に妙な思い入れという文章に、「自身の思い入れを福岡vs東京にかこつけているんじゃないのか、と思う」ということが書かれていました。
 具体的には以下のような文章です。

8/28

 朝日新聞夕刊に連載中の「五輪ドリームズ 福岡・東京 十六年大会招致合戦2」にこんな事が紹介されている。

『・・・こうした選挙運動の成果か、JOC評価委員会は今月二十五日、東京有利との報告を公表した。ある都幹部は、「どちらが世界で戦える都市なのかは、東京が名乗りを上げた時点で明らかだった。福岡と争った期間も、国際オリンピック委員会(IOC)委員に働きかけた方が、よほど効率的だった」とうそぶいた。』

 とある。
 一方、西日本新聞には同日、こんな記事が。

『(JOCが)二十五日公表した評価報告書について、福岡市幹部は「思っていたよりも評価してもらった」と安堵の表情を浮かべたが、勝ちにこだわる山崎広太郎市長は「東京の評価が甘い」と不満をもらした。』

 この記事のささいに見える相違、このギャップには現代日本の縮図が浮き彫りにされている。親しい取材記者に対した気のゆるみはあるだろうが、かくの如き発言をする、東京都幹部職員のおごりとは何か。
 福岡市役所幹部の、必要以上に謙虚な、発言も問題ではあるが。
 格差社会への具体的提案としての性格は福岡のプロポーザルの基本の一つである。格差社会の痛切な現実が両都市の幹部発言から読み取れる。東京都幹部は地方都市の現実を突き放し、地方都市の幹部はそれに従順だ。福岡のプロポーザルにはこんな現実をどうにか打破したいというアイデアがある。オリンピック招致戦を戦い、そして東京に勝ってみせる事でそのモデルを示そうとしている。日本の現実に対して極めて大事なプロポーザルなのである。
(参照)

 そもそも、福岡が立候補したのは東京への対抗心からではありません。

<福岡立候補は東京への対抗ではない>

 福岡市側の動きは以下の通り。

2005年9月22日 - 福岡市議会でオリンピック開催立候補を表明
2005年10月13日 - 招致検討委員会設置
2006年3月4日 - 招致推進委員会設置
2006年4月24日 - JOCに対して「立候補意思表明書」を提出し正式立候補した。
2006年8月30日 - 東京都内で行われた国内開催候補地を決める投票で東京都に敗れる(東京都が33票に対し福岡市は22票)。
(参照)

 一方で東京の動きは以下の通りです。

2006年3月8日 - 東京都議会でオリンピック開催招致を決議
2006年4月1日 - 東京都庁内に招致本部設置
2006年4月28日 - 日本オリンピック委員会(JOC)に対して「立候補意思表明書」を提出し正式立候補
2006年6月30日 - 日本オリンピック委員会(JOC)に「第31回オリンピック競技大会開催概要計画書」を提出
2006年8月30日 - 国内候補地選定委員会で福岡市を破った
(参照)

 東京が後追いです。

 そもそも、当初争っていたのは福岡と札幌と東京です。
 2005年12月時点で「現在東京、福岡、札幌と名前が上がっているが、札幌が一番立ち後れている(参照)」と言われていますが、少なくとも東京対地方という図式ではありませんでした。

また、福岡市長が、ライバルになりそうな札幌市の「オリンピック予想試算 2兆円弱」について、「うちは1000億でやる。札幌市はやる気が無いのだろう」と発言し、それに対して札幌市側は抗議。翌日、「総経費と市の負担額を勘違いしてました」と福岡市側が謝罪する事態もあった。
(参照)

 しかし、札幌は2006年2月には早々に断念(参照)し、アンチ東京派の期待は福岡に注がれます。
 招致費用は福岡市の税金をあてにして・・・。

<そもそも踊らされた福岡市>

 福岡市立候補の裏事情について、大本命の東京を土俵に上げるためのかませ犬としてJOCが画策したという説もありました。

朝日新聞8月31日付朝刊
「選考劇 JOCが演出--福岡の健闘、必要条件」より引用(青字)

恐れていたのは、JOCが東京都に立候補を「お願い」するような形になることだった。東京都がスポーツ界の意見を採り入れずに独走すれば、08年五輪招致での大阪市の失敗の繰り返しになる。JOC主導の招致活動を展開するためには、福岡市の健闘が必要だった。

福岡市はいわば「ペースメーカー」(「当て馬」とも言う)だったのだろう。
ペースメーカーはヘタレでは役割を果たせないが、強すぎて最後までトップで走ってくれても困る。本物(本命)の選手が良い記録で優勝できるように適切な速さで走り、ちゃんと抜けてもらう。
(参照)

 山崎広太郎福岡市長(当時)もJOCとの関係は認めています。

なぜ、オリンピックを、ということになったかと申しますと、昨年4月15日に日本オリンピック委員会(JOC 竹田恆和会長)とパートナー都市協定を結びました。JOCとしては、東京オリンピックから40年が経過し、そろそろ日本での開催を真剣に考えておられた。竹田会長がおっしゃっていたのは、「国内候補は自分たちが決めるが、IOC(国際オリンピック委員会)に評価されるかどうか、がすべてである」ということでした。その意味で私が感じたのは、「JOCも過去のやり方を反省して、都市と一体となって、IOCが考えていることをキャッチしながら、それに沿う働きかけをしたい」というものです。
(参照)

 言わば福岡は踊らされた哀れなピエロであったということでしょうか。

<踊らなかった市民>

 福岡市長をはじめとする福岡市役所はものの見事に踊らされたわけでしょうが、市民はそうはいきませんでした。
 毎年ゴールデンウイークに開かれる「博多どんたく港まつり」でもサブタイトルに福岡オリンピック招致が掲げられていましたが、ほとんどの参加者は無視していました。
 誰でも徒党を組めば踊れるどんたくですが、大部分は踊らされてはいなかったようです。

 5月3,4日に行われた「博多どんたく港まつり」では、オリンピック招致の宣伝を活発に行っていた。
 パレードの先導車には、オリンピック招致の宣伝をしているものが多かった。
 また、子どもたちに五色の輪を持たせて、宣伝させている団体もあった。
 4日の午後6時半過ぎに「総おどり」が行われた。それまでパレードを見ている側だった、観客たちが、踊りに参加できるのである。
 僕も300円でしゃもじを2本購入した。そして、しゃもじを叩きながら、見よう見まねで踊った。

 最後の曲の前に、RKBのアナウンサーが、マイクを通して、ホークスの試合結果を伝えた。「負け試合」だったのだが、それでも、明治通りにいるおびただしい人たちは「ホークス、優勝するぞ!」のシュプレヒコールに熱く応じていた。

 ところが、このアナウンサーは、続いて、オリンピック招致を実現させるぞ、とアホなことを言い始めたのだ。

 どんたくにオリンピック招致運動を持ち込むことは「ずるい手段」だと思う。でも、招致まずありきの立場の福岡市にとっては、GWで日本で一番の観客数が見込める「どんたく」で、オリンピックの宣伝をするということは「福岡市は、オリンピックをすることができる都市だ」というアピールをするのに、格好の場なのだ。

 しかし、RKBまで宣伝の側にまわってしまうとは…。

 気になったのは、RKBのアナがどういうかではない。
 これは、RKBにとって「広告」なのだろうから、オリンピック招致の立場で発言し、扇動しようとするのは、目に見えているからだ。

 むしろ、気になったのは、RKBのアナが扇動しようとした瞬間に、総踊りの輪の中の人たちがどういう反応を示したか、なのだ。だから、僕は、周りにいる人たちの表情をできるだけたくさん見ることができるように、注意した。


 ホークスの試合結果を伝え、「優勝するぞ」のかけ声の時には、熱烈に応じていた観客の多くは、オリンピック招致のことを話し出すと、割合冷静な表情になったのだ。

 表情からしか読み取れないけれども、
(そうだ!福岡にオリンピックを開催させるぞ)というような表情は少なかった。
 それまでの柔和な表情とは変わって、引き締まった表情になる人や、(このどんたくのイベントに、政治的な問題を持ち込みやがって)といったがっかりしたような表情や、口を真一文字に結んで、少しにらむような表情を浮かべた人たちが、けっこういたのである。

 「博多どんたく港祭り」のパレードは、たしかに、宣伝の場所でもある。たくさんの企業がパレードしているからだ。

 だが、招致の是非をきちんと聞いた北海道に比べて、福岡市の態度は、誠実ではないと思う。どんたくというイベントに酔っている市民たちに、招致を推進しようと「総踊り」で呼びかけるなど、あきれた行為である。
(参照)

 オリンピック招致に市民が冷淡だったのには、いくつかの理由があると思います。

 何より、オリンピック招致の影に福岡都心に近い須崎埠頭再開発構想が見え隠れしたのも嫌われた大きな原因でしょう。
 福岡市の借金問題は人工島の汚職事件と相まって多くの市民に認知されています。開発アレルギーが結構強いのです。

 先の札幌への噛み付き具合やどんたくの利用、昨日書いたあらゆる場を通じて福岡オリンピック招致を宣伝する厚かましさ。そういったものも理由かもしれません。
 全国ニュースに福岡市長が出て東京のアンフェアさを批判するたびに、多くの市民は見苦しさと恥ずかしさを感じていたのかもしれません。
 てか、僕がそうだ。

 その見苦しさ、恥ずかしさを、今日本全体で共有できそうなのが哀しいです。
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