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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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長野・福岡・広島方式/九州の高いビル
 必要があって、九州の高い建造物について調べてみました。
 うーん。ひょっとしたら、煙突なんかでもっと高いのもあるかもしれませんが、あまり詳しくないのでご容赦ください。



















順位建物名称所在地高さ階数竣工年備考
1福岡タワー福岡市早良区234m--1989年電波塔
2西小倉駅前第一地区高層建築物北九州市小倉北区160m41階2010年工事中
3シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート宮崎市154m43階1994年 
4アイランドタワー スカイクラブA棟、B棟、C棟福岡市東区145m42階2008年工事中
5JALリゾートシーホークホテル福岡福岡市中央区143m36階1995年 
6リーガロイヤルホテル小倉北九州市小倉北区132m30階1993年 
7門司港レトロハイマート北九州市門司区126m31階1999年 
8リベラガーデン マリナタワー福岡市西区115m33階2007年 
9NTTDoCoMo九州香椎ビル福岡市東区88.75m(最高部高さ114.3m)17階2003年 
10ロイヤルアーク千早ザ・タワーズA棟、B棟福岡市東区111m31階2010年工事中
11ドムトールン長崎県佐世保市105m--  
12ORIENT TRUST TOWER 北九州北九州市小倉北区103m33階2009年工事中
13OASISひろば21大分市101m21階1998年 
14TNC放送会館福岡市早良区100m21階1996年 
14Mタワー福岡市早良区100m20階1996年 
14別府タワー大分県別府市100m--1957年テレビ塔
14博多ポートタワー福岡市博多区100m--1964年レーダー塔

 今回は、こちらこちらを参考にさせていただきました。

 宿題が終わったので、本題に入ります。
 先日買った、福岡はなぜ元気か―聞き書き 桑原敬一前市長の街づくりという今となっては皮肉としか思えない題名の本を読んでいると、気になる記述がありました。
 今日は、その事について書いてみます。

<長野方式は福岡方式?>

 1995年に行われた第18回ユニバーシアード福岡大会に関して、この本では桑原氏からの聞き書きとして次のように書かれていました。

 ユニバーシアード福岡大会前年の九四年、広島アジア大会の開会式を見に行きました。事前に観客に日の丸が配られ、選手が入場すると数万人が一斉に振りました。その中で数十人が手作りの韓国の旗を振っているのを見て「これだ」と思いました。福岡市民は参加国の旗を振って選手を迎えようと考えたのです。入場行進も炎天下で選手は長時間、立ちっぱなしで可哀そうでした。
 九五年、福岡ドームであったユニバー開会式は、くじ引きで約一四〇の小学校区ごとに担当国を決めました。それぞれが担当する国の旗を振り、入場した選手は疲れないようすぐに観客席に座らせました。
 せっかく担当の国を決めたのだから、選手を校区の夏祭りに呼んだり食事を振る舞ったりしたらどうかということになりました。これが「校区ふれあい事業」です。
 長野五輪では学校ごとに国を割り当て選手と交流し「長野方式」と呼ばれました。が、あれは本当は福岡方式です。しかも学校単位では生徒が卒業すると後に何も残りません。福岡は校区ぐるみなので、いまだに国際大会があるごとに担当国と交流が続いています。校区によっては相手国の小中学校と姉妹校の関係を結んだり、発展途上の国に文房具を贈ったりしています。
(毎日新聞福岡総局 福岡はなぜ元気か―聞き書き 桑原敬一前市長の街づくり 2000)

 校区ふれあい事業(活動)というのは確かに存在し、後々まで影響を及ぼした例も確かに確認できます。

<校区ふれあい事業の痕跡を確認するのは難しい>

 例えば、福岡市東区の和白東小学校区では、最終的にコモロイスラム共和国(現・コモロ連合・参照)を応援する事になったようです。

 1995年(H6)8月世界の学生オリンピック「ユニバーシアード福岡大会」が世界の130国や地域から、6千人を超える若者たちが参加しました。福岡市としては若者たちが心を開いて、ふれあえるよう、市民一人ひとりが主人公となって歓迎するために、校区単位で応援国を引き受けることとなり、和白東校区は当初バミューダー・エチオピアの応援国となり2つの国について学習会を開き、応援と交流に備えたのですが突然二国共に不参加となり、選手来日1週間前にコモロイスラム共和国を応援することとなり、「てんやわんや」の2週間でした。
(参照)

 また、西区の内浜小学校区ではマレーシアを応援し、福岡市と姉妹都市である同国のイポー特別市の小学校と姉妹校関係になって交流を続けているそうです。

 また、1995年のユニバーシアード福岡大会の際に内浜小学校区の応援国がマレーシアだったことから、これを契機にイポー市の小学校と姉妹校の締結を行い、自治会などの参加を得て「内浜・イポー市交流の会」が発足しているという。文通や絵の交換などの交流に加えて、2002年度は「アジア太平洋こども会議・イン福岡」(毎年青年会議所が中心となって開催)に参加したイポー市姉妹校の小学生が内浜小学校を訪問、子どもらによる直接の交流が実現した。
(参照)

 しかし、校区ぐるみの交流というのはネット上ではあまり確認できませんでした。

<その後のスポーツイベントへの影響も確認が困難>

 しかし、興味深いものも見つけました。

 1988年(H10)7月19日~22日「アジアがひとつになる夏」にむけて、アジア44の国が参加して大会が行われました。
 和白東校区はバーレーンが応援国として、7月21日博多の森競技場へ子どもと大人60人で応援に行きました。競技途中で生憎の暴風雨と雷で全身ずぶ濡れになりながら、ロビーで選手との交流を行い忘れられない思い出づくりが出来ました。
(参照)

 1988年というのは恐らく1998年の誤りで、博多の森陸上競技場で行われた陸上の第12回アジア陸上競技選手権大会だと思われます(参照)。
 この大会は、第3回、第4回に東京で行われて以来の日本開催だったようです(参照)。

 この後、福岡では2001年に第9回世界水泳選手権福岡大会(参照)が、2006年には第34回世界クロスカントリー選手権(参照)が行われているようです(参照)が、同様の事が行われたのかどうかは確認できませんでした。

 ちなみに世界水泳とIAAF世界クロスカントリー選手権は、アジアでは初開催だったようです。
 このほか、世界水泳では世界初の仮設公認プールを作った事で話題になったようです。まあ、金がないなら知恵を出せって事ですか(^_^;)


<長野方式とは?>

 それでは、1998年の長野オリンピックで行われた「長野方式」とは一体どのようなものなのでしょう。

市民との融和
 国際的イベントと市民との融和、そして一過性ではなく継続的な「国際理解・親善」につなげる工夫として「一校一国運動」「一店一国運動」が展開された。「一校一国運動」は、広島アジア大会の際に行われた地区公民館単位での活動を参考に考案され、市内の小中学校各校が長野オリンピック参加の特定一国について深い研究・国際交流を図る形で展開され、市民と参加各国、そしてオリンピックというイベントを強く結びつけ、大会運営にも市民文化活動にも好影響を与えた運動。その後のオリンピックの際にも導入され、今ではIOCのプログラムに取り込まれている。
 一店一国運動は同じような活動を商店に置き換えたもので、長野市街地を訪れる選手や観戦客に対してのホスピタリティを意識した運動で好評を持って迎え入れられた。
(参照)

 広島アジア大会を参考にしたと書いていますね。

<長野方式は広島方式?>

 1994年アジア競技大会といえば次のような事でも知られています。

6万人が立ち去った競技場の観客席に「ごみひとつ」残されていなかったことを、各国の新聞が「恐るべし、日本民族」などの見出しで紹介した。
(参照)

 で、調べてみると、校区公民館単位での交流事業も行われていたようなのです。

 広島市西区の古田地区には七月下旬、予定通りソウル市内の惟石初等学校の児童と教師七十六人が訪れた。児童六十人は二泊のホームステイを含め、四泊五日の交流を楽しんだ。
 同地区では、一九九四年の広島アジア大会に向けて市内の公民館が取り組んだ「一館一国・地域」応援運動を機に、古田日韓親善交流推進委員会を結成。九三年から地域ぐるみで同校と交流を続けてきた。
(参照)

 福岡の内浜小学校とほぼ同じです。

 また、国際交流だけでなく、地域のスポーツイベントとして残っているケースもあるようです。

地域活動連絡協は安佐北区の12の母親クラブで構成し、実行委員長をした「スポレクフェスタ2006安佐北区子どもまつり」が事故もなく盛大に終わったことにほっとした。参加は幼稚園から中学生まで2000人と、例年通りの賑わいだった。17の児童館も主催に加わり、広島アジア大会の年からの開催は実に13年続く伝統行事。今年は新しい遊びの「キンボール」を使っての試合が好評でした。いろんなスポーツと遊びのつどいは、区役所のバックアップを受けながら今後も続けたい。
(参照)

 こうして見ると、長野方式の源流は広島アジア大会だと考えるのが妥当でしょう。

<ちなみにもう少しさかのぼってみました>

 こういった地方都市のスポーツイベントとしては、「85年の神戸ユニバーシアード大会、94年の広島アジア大会、95年の福岡ユニバーシアード大会、98年の長野冬季オリンピック大会、そして02年のFIFAワールドカップ大会(参照)」が挙げられるようなので、神戸ユニバーシアードについても検索してみましたが、同様の活動は確認できませんでした。
 札幌オリンピックについても同様です。

 神戸市は何だかんだ言っても近代以降日本を代表する港湾都市のひとつです。ユニバーシアード以前から国際都市の自覚があった事でしょう。
 その点、広島、福岡、長野はこれを機に継続的な国際交流につなげたいという発想が出やすかったのかもしれません。
 その運動が100%継続できているわけではなさそうですが、少しでも残っているというのは素晴らしい事なのかもしれません。

福岡はなぜ元気か―聞き書き 桑原敬一前市長の街づくり福岡はなぜ元気か―聞き書き 桑原敬一前市長の街づくり
(2000/10)
毎日新聞福岡総局

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【2013年6月24日追記】

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