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 元々は鉄道ブログです。
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六本松ヒルズ
 株式会社 アービカルネットという会社が、福岡都心改造計画というサイトを作ってなにやら提言をしています。
 それによると、福岡市には「飽和に近づく福岡空港」、「中心地区・天神の交通渋滞」、「アメニティ資源の活用不足」という3つの問題があるのだそうです(参照)。

 いや~。一般市民から見れば、多大な借金と偏在して遠い公共施設の方が切実だと思いますが。

 ま、まあ、そこで解決策として「雁の巣地区への空港移転」と「道路・鉄道・航路による新空港と都心の直結」が言われている(参照)んですが、僕と問題意識が違う以上、処方箋も違ってくるのは当たり前ですね。

 まあ、この会社の人たちも書いていますが、空港が現在地にあるデメリットの一つとして、都心に高層ビルが建てられないということが挙げられています。

日本では未だに300mを超えるビルは建設されていない。これは、耐震構造・地盤・建設費等の理由もあるが、航空法に基く高さ規制が大きく関わっており、概ね空港滑走路からの距離で定まる。滑走路の中心にある標点の標高を基準に制限表面と呼ばれる高さ規制があり、標点から半径4km までは標点の標高プラス45m(水平表面)、そこからすり鉢状に高くなり(円錐表面)、空港から16.5kmから24kmの範囲内では標点の標高プラス 295mに制限される(外側水平表面)。滑走路の前後方向にはさらに厳しい規制がかけられる(進入表面・延長進入表面)。ただし、仮設物や避雷設備、その他飛行の安全を害さないものは、所管航空局長の承認を受ければ制限表面を超えて設置することもできる。
制限表面の内、円錐表面と外側水平表面は、個々の空港周囲の都市の事情や山などの地形により規制緩和される場合も多いが、大都市の発着便数が多い空港(→日本の空港#乗降客数)では緩和され辛い。例えば、福岡市の都心が福岡空港の水平表面と円錐表面の規制のため低層であったり、東京国際空港の外側水平表面の規制のため横浜ランドマークタワーが現行の高さになったりした例が見られる。一方で、新潟空港の円錐表面の規制緩和で新潟市にNEXT21や朱鷺メッセの建設がされたり、大阪国際空港の外側水平表面の規制緩和で阿部野橋ターミナルビルが300m超の計画となった例が見られる。
(参照)

 なにやら難しいですが、具体的にはこういうことのようです。

 しかしながら、この空港が近いことが福岡の都市計画、むしろ景観におおきな影響を及ぼしている。いわゆる航空法の高さ規制があり、計測法は複雑なのでおおよその目安でいえば、博多駅周辺で約50m、天神付近で70mの制限がなされ、実際計画される場合、それより低く抑えられるため、博多駅周辺で12階、天神付近で15階程度で、空港から15キロほどはなれた地域でないと30階以上のビルは建設できず、需要として先の百道地区に高層ビルが集中するからくりである。

 福岡の中心である天神が同じ高さのビルばかりで、都市景観的に単面的で面白みがないのはそういった理由もある。
 現状の空港は非常に利便的ではある。しかし、一方では現在、『新福岡空港』建設構想が進んでいる。福岡市の東沖合に移転する構想であるが、実現すれば、どんぐりの背比べの福岡市の街並みにあっと驚く摩天楼が出現するのも夢ではなくなるかもしれない。
(福岡のビル「背丈の謎」)

 比較的低層なビルが高さを揃えて建っているというのは、ある意味整然として美しい町並みなのではないかと思いますがどうなのでしょう。

 しかし、そんなことを言っていると舐められてしまうようです。

  新宿クラスの超高層ビル群だと、かなり「スゴイ」と思いますが、梅田の高層ビル群は、
  高さ的には「大人しくて物足りない」。
  こういう「見た目の印象」って、結構大事です。
  一般ピープルの印象として「新宿はスゴイが、梅田は大したことない」となります。
  ⇒「東京はスゴイが、大阪は大したことない」となって、
  「精神構造の東京一極集中」に繋がるのです。
(不動産よもやま話(14) 航空法の高度規制を緩和せよ)

 うーん。そんなものですか。

 じゃあ、いっそのこと、都心を移転したらどうでしょう。
 西鉄が百道から西新を経由し、荒江を通って三ツ瀬峠を抜け、佐賀に抜ける西鉄百道佐賀線を建設します。
 で、百道を新しい都心にしてしまうのです。

 だめ?

 じゃあ、最初から鉄道が通っていて空き地の多い千早に都心を移転してしまいましょう。

 それもだめ?

 じゃあ、九州大学六本松地区跡地(関連関連関連)を六本松ヒルズと銘打って都心にしてしまいましょう(市役所は福岡城を復元)。

 あ、これは誰もが思いつくネタ(参照)だったか・・・。

<何も決まっていない九大六本松地区跡地利用>

九大六本松地区福岡高等裁判所・福岡地方裁判所
 で、この跡地(左写真)、南側は現在福岡城跡にある裁判所(右写真)の移転先というのが前提なのだそうですが、北側は何も決まっていないのだそうです。

 ちょっと古い記事ですが・・・。

 福岡市住宅都市局は6日、九州大学六本松キャンパス跡地の南側について、「裁判所が来ることを前提にまちづくりを進める」と明言した。また土地を売る大学側は、今年度中には開発事業者を決めたいとしており、売却先については「UR都市機構」を検討しているとした。この日開かれた「九州大学移転・跡地対策協議会」での一幕。
 六本松跡地は約6.5ヘクタール。国有地だったが、2004年に大学が法人化したためそれ以後は九大が所有。六本松からは来年4月までにおおむね伊都キャンパスへの移転が完了するが、その後の跡地の活用は決まっていない。
 こども病院の移転候補地にも挙がったが、「土地取得費用が高い。土地の間を道路が走るので…」(市保健福祉局)などと取り下げた。市が人工島への移転を決めた今も、病院移転への期待は根強い。
 六本松の跡地利用は、「跡地利用計画策定委員会」(県、市、地元、裁判所などで構成)が昨年跡地利用計画を策定し、その際にゾーニングを決めた。

 南側に「裁判所」を誘致するほか、地下鉄駅に面している北側は「交通の利便性を活かし、賑わいの創出や地域の活性化に貢献できる複合的な利用」、中央部に「避難場所、憩いの場としての広場」を配置する計画となっている。この日の協議会で、裁判所の誘致は市住宅都市局が太鼓判を押した。
 地元住民からは「市で買い取って活用してほしい」との声が多いというが、市は「市で買い取る予定はない」と固持。活用の用途を縛ることになるゾーニングについても「見直す考えはない」としている。また、箱崎キャンパス跡地については、地元の市民団体から「歴史的建造物を取り入れ、公園として利用してほしい」と提案がされているという。市は「市としていまのところ、具体的な構想、利用計画はない」としている。
 福岡で優秀な人材を輩出し、地域発展の屋台骨を形成してきた九大。移転で残る広大な敷地をどう今後のまちづくりにどう生かすのか。市は現在のところ無策に近い状態だ。
(六本松九大跡地南側は「裁判所が前提」 開発事業者は「UR」で検討・2008年08月07日)

 で、最近はどんな様子なのかというと、あまり変わっていないようです。
 六本松九大跡地を考える連絡会のブログによれば、


  • 誰も跡地の開発に責任をもたない

  • 決まったのは、南側に法曹関係がくるという事実。しかし、獲得する敷地の広さや売却額はきまっていない。25年には、現在の場所から移動することはすでに決まっている。

  • 北側は、具体的には何も決まっていない。大型スーパーなどは持って来れないだろう。

  • 市は今は跡地についての活用は考えていない。しかし、住民から要望が出れば対処したいし、希望があれば、請願内容によって提出先(市民局、子ども未来局、教育委員会など)とのコンタクトは取ることができる。

  • UR-あくまでもコ-ディネ-ターが仕事。学問の府であったことを大事にして、たとえば、学習塾などを呼んでくる。

  • 今後も、市が責任をもって、三者が揃っての出前講座を開催。


(参照)

 学習塾を呼ぶって・・・。

<大規模な施設の移転には慎重であるべき>

 大学のような大規模な施設は、周囲の街も作り変えていきます。
 大学の周りは大学に適した街になり、大規模工場の周りは大規模工場に適した街になり、有名な神社仏閣の周りの街は有名な神社仏閣に適した街になります。
 大学の代わりができるのは、大学しかないのです。

 だから、移転をする際は慎重であるべきで、跡地利用をまったく考えずに移転だけするというのは大規模な総合大学としていかがなものなのかなぁと思います。
 しかも国立だし。

<さらに何も考えられていない九大箱崎地区>

旧工学部本館
 もっと悲惨なのは箱崎地区(関連)ですよね。

箱崎キャンパス跡地については、地元の市民団体から「歴史的建造物を取り入れ、公園として利用してほしい」と提案がされているという。市は「市としていまのところ、具体的な構想、利用計画はない」としている。

 あの歴史的建造物も、活用できるとしたら大学ぐらいでしかできないでしょう。

 あ、裁判所をここに移転するってのはどうですかね。
 威厳があっていいですよ。
 市役所や区役所なんかもいいな。
 と、いうわけで、九大箱崎地区跡地は福岡市関係の役所と裁判所の移転先ということでよろしくお願いします。
 もちろん元からある建物を使ってくださいね。

 役所を狭くして、あふれた職員はサヨウナラということにすれば人件費も削減できるし。

【2009年7月27日追加】

 えーっと、7月1日から九大の箱崎キャンパスと伊都キャンパスで部外者の車両入構は1回300円になったんだそうです。業者さんなんかも取られて悲鳴をあげてるとか(参照)。
 てか、伊都キャンパスみたいな不便なとこで1回300円は暴利ではないかと思いますが。

【2011年11月15日追加】

 九大箱崎キャンパスでは移転後の跡地利用をにらんで面白い試みがなされているようです。

 スペインの世界遺産、サグラダ・ファミリア教会の主任彫刻家で福岡市出身の外尾(そとお)悦郎氏(58)=写真右=の国内初工房が伊都キャンパスに移転が進む九州大箱崎キャンパス(同市東区)に開設されることになり、外尾氏が14日、見学に訪れた。若手芸術家にキャンパスの空き部屋を提供する同大関係者によるプロジェクトに外尾氏が応じた。
 外尾氏は同教会の建設に携わる傍ら、4年前に九大客員教授に就任。九大の博物館には、同教会の「生誕の門」に飾られた外尾氏の手による天使像9体の石こうの原型が保管されている。
 工房は旧工学部5号館1階の元実験室(約130平方メートル)を活用。外尾氏は来年2月から活動を始め、帰国時には若手芸術家らと共同で石こう像の修復や、ブロンズ・石像作りを手掛ける。
 見学した外尾氏は「芸術家のみならず市民にも参加してもらい、ものづくりや芸術交流の場にしたい」と意欲を語った。
 プロジェクトは、坂口光一同大教授と、同大卒業生でつくる社団法人「九大OB相談のる研」がアートを題材とした地域おこし研究の一環として計画。今後、同館2階の空き部屋も使い、若手芸術家約10人に提供するという。
 活動は箱崎キャンパスの跡地利用が正式に決まるまでだが、坂口教授は「箱崎をアートの拠点とする第一歩であり、将来の跡地構想にもつなげていきたい」と話している。
(サグラダ・ファミリア彫刻家・外尾氏 九大箱崎キャンパスに工房・2011年11月15日付 西日本新聞朝刊)

 福岡市には市立大学がないので市立芸術大学とかどうですかね~。
 伝統工芸学科と現代音楽学科の2学科で。

 やらんだろうけど(^_^;)

【2012年7月28日追加】

 福岡市は六本松地区に福岡市少年科学文化会館を移転させる予定にしています。
 今の所、青少年科学館に改称する方向のようですが、そこに百道浜にあるロボスクエアを統合させるようです。

 福岡市は27日、同市早良区のロボット体験施設「ロボスクエア」を、九州大六本松キャンパス跡地(中央区六本松)に移転予定の「市青少年科学館」(仮称)に統合する方針を明らかにした。
 ロボスクエアは、市がTNC放送会館2階の約千平方メートルを借りて運営。最先端のロボット展示や工作の体験コーナーなどがある。一方、青少年科学館にはロボットなどをテーマにした常設展示室を整備する構想があり、市は「統合による相乗効果で、教育機能などの一層の発展につながる」と判断した。
 27日の市議会第3委員協議会で井上孝和・科学技術振興課長は「統合後の名称をロボスクエアとし、これまで培ってきたブランドイメージを継承できるよう検討していきたい」と述べた。
 統合後は青少年科学館を管轄するこども未来局がロボスクエアの「体験集客」「教育」の機能を担い、「ロボット関連産業支援」は引き続き経済観光文化局が担当する。
 ロボスクエアは2002年に博多区の博多リバレイン内にオープンし、07年7月、TNC放送会館に移転。11年度は約12万8千人が来館した。
(福岡市の「ロボスクエア」 青少年科学館に統合へ・2012年7月28日付 西日本新聞朝刊)

 少年科学文化会館はこども未来局が管轄。ロボスクエアは経済観光文化局科学技術振興課が管轄してたって事でしょうか。
 こういった統合は、今後もやっていくべきなんでしょうね。
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この記事に対するコメント

情報ありがとうございます。

六本松九大跡地を考える連絡会の代表をしている嶽村です。
9月には九大とURでの売買契約が交わされる予定です。あまり変わっていない状況を、何とか前に一歩前進したいと、署名活動を開始する準備をしています。

是非、ご協力ください。

【請願主旨】
九州大学六本松キャンパスは本年3月に西区へ引っ越し、まちから約5000人の学生・教職員の方々の姿が消えました。旧制福岡高等学校以来88年、若者たちの学びを見守り、支えてきた商店・飲食店経営者からは「死活問題」との声が聞かれます。           
大学はまちの誇りでした。大学であったからこそ、市街地に豊かな緑と土と風の通る道が残されました。もともと国有地であったこの地は市民の財産です。まちの誇りと生活をどのように守り、跡地をどのように生まれ変わらせるのか、福岡市の姿勢・市政が問われています。「草ヶ江校区まちづくり協議会」が行った地元全世帯のアンケート調査でも、「六本松九大跡地を考える連絡会」が広く市民から集めたアンケートでも、希望が多かったのは「緑」と「文化施設」です。                            
福岡市は、市制120周年を迎え、「西日本の中核都市」といわれますが、文化施設は著しく不足しています。演劇や音楽など芸術活動に携わる方々から、ホールが少なく、発表や練習の場がほしいという要望が数多く聞かれます。文化はまちを活気づけます。人と人を繋ぎます。心を豊かにします。六本松キャンパス跡地が緑と文化の拠点として整備され、全国に、そして100年後に誇れる場所になることを望み、以下の点について請願します。

【請願項目】

Ⅰ. 六本松九大跡地は地元住民をはじめ、多くの福岡市民の声を反映し、福岡市が主体となって、緑と文化施設の整備を早急に行ってください。
【2009/07/17 09:45】 URL | 嶽村 #- [ 編集]

Re: タイトルなし
 こども病院も地価が高くて諦めたという話でしたよね。
 公園や文化施設は難しいのではないでしょうか。

 演劇や音楽の練習場は今日付けで調べましたが、それほど少ないとは思いません。
 ただ、西部にはあまりない気がしますので、あっても悪くないんでしょうか。
 パピオやぽんプラザやゆめアール程度だったら作れそうな気がしますけどね。

 大通り沿いの元校舎はそのまま裁判所に転用できそうですが、わざわざ壊して裏に裁判所を作ろうとしてるんですね。
 そういう分かりにくい場所に移転してくださいと言われて、裁判所はOKするんでしょうか。

 なんだか泥縄な気がします。
【2009/07/17 15:15】 URL | 兼梨騒也(仮称) #SFo5/nok [ 編集]


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