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 元々は鉄道ブログです。
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博多の三傑
 博多の三傑と言われる3人の人物がいます。
 三傑と言われると、普通は武士でしょうが、博多は商人の町なので3人とも商人。

<神屋宗湛>

 1人目は神屋宗湛(KAMIYA,Soutan,1551.2.5-1635.12.7)。曽祖父の神屋寿貞が石見銀山の本格的開発に携わったという豪商神屋家の6代目で、豊臣秀吉に気に入られて博多で一番の豪商の地位を確立しました。
 晩年は側近として活躍した人物で、著したとされる(偽書の疑いもあるらしい)茶会記「宗湛日記」は四大茶会記とも言われているそうです。
 徳川家康には「冷遇(と言うより普通の扱い)」されたそうで、1600(慶長5)年黒田長政移封後は藩の御用商人にまで「没落」したとか(参照)。

<島井宗室>

 2人目は島井(嶋井)宗室(SHIMAI,Soushitsu,1539-1615.10.16)。大友宗麟と結んで財を築いたとされ、島津氏侵攻の折には神屋宗湛と共に織田信長、豊臣秀吉に接触。豊臣秀吉の保護を得て非常に儲けたそうです。
 ですが朝鮮出兵(文禄・慶長の役)には反対をして宗義智と共に朝鮮国王と折衝。出兵後も撤兵を主張したため豊臣秀吉の怒りを買って蟄居を命じられたそうです。
 許された後も明との和平を裏で交渉していたのだそうです。
 神屋宗湛と同じく、江戸時代は藩の御用商人になったようです(参照)。

<大賀宗九>

 3人目は大賀宗九(OOGA,Souku,?-1630)。元々は大友氏に仕える大神氏という豊後国の武士だったそうで、大友氏滅亡とともに商人になったという事です。
 海外貿易を行っていましたが、博多に移り住んだのは黒田氏の移封前後。神屋宗湛、島井宗室と共に福岡城築城や城下町整備に活躍して結びつきを深めます。
 1621(元和7)年には黒田長政から知行を与えられるほど(知行は固辞)だったそうで、後に博多商人の筆頭となったのだそうです(参照)。
 ちなみに現存する大賀薬局は大賀氏の末裔だとの事です。

<現存する最古の企業は平助筆復古堂>

 ちなみに株式会社帝国データバンク福岡支店情報部によると、九州最古の企業は福岡市中央区にある紙・文房具小売の株式会社平助筆復古堂
 1501年創業だそうです(参照)。

 ちなみに14日15日に書いた松屋菓子舗は1673(延宝1)年創業。
 博多で最古の菓子店という事でしたが、九州最古の菓子店は平戸市のつたや総本家で1502年創業です。

<比較的古い博多の和菓子店を探そう>

 それでは松屋菓子舗が自己破産したとして、次に古い博多の菓子店は一体どこなのでしょうか?

 松屋菓子舗にほど近いふくぎん博多ビルにある鈴懸
 最近流行っている老舗の和菓子店だそうですが、1923年創業だそうで(参照)比較的新しいです。

 対馬小路に本店がある承天庵も老舗とされているようですが、ここは1855(安政2)年創業(参照参照)。

 御菓子處 五島というお店も人気のようですが、創業年は分かりませんでした。

 また、唐人町の加美屋というのも古いらしいのですが、創業は享保年間(1716年から1735年)。
 「初代大山惣右衛門が「大山菓子司」を創業。その技術と味は永く福博の人々に愛され、黒田藩御用菓子司となり歴代藩の御用を勤めた(参照)」との事です。

 以前の記事でも書きましたが、株式会社五十二萬石本舗は1587年創業(参照)。千鳥屋グループは佐賀郡久保田町で1630(寛永7)年創業とこの2社がメジャーなお菓子屋では結構古いです。

 ん?
 これだけ見ると、松屋菓子舗より五十二萬石本舗と千鳥屋の方が古いんですけどぉ・・・。
 まあ、千鳥屋は「博多の」というと若干語弊がありますし、五十二萬石の方は公式ページには出ていないので、いろいろ事情があるのかもしれません。
 とりあえずは加美屋さんが古いという事で、お菓子だけにお茶を濁しておきます。

<蛇足>

 ちなみに去年まで九州最古だった企業は長崎県五島市にあったそうです。

 九州最古の歴史を持つ長崎・五島市のスーパー経営「川口分店」が、破産申請の準備に入っていることがわかった。
 「東京商工リサーチ」によると、川口分店は室町時代の1470年に創業した九州・沖縄では最も古い企業で、創業当時は塩の製造を手掛けていた。その後は業務を変更し、五島市で「まるかわストアー」を経営していたが、人口流失による需要の減少や、大型店・ドラッグストアの進出などで業績が悪化。近年の売り上げは2億円台とピーク時に比べて半減し、赤字による債務超過に陥っていた。負債総額は、約1億2000万円に上るとみられている。
 まるかわストアーは、4月末頃にすでに閉鎖されている。
(九州最古の企業が破産へ 長崎のスーパー・2011年6月21日付)

 平助筆復古堂より30年ばかり古かったんですね。
 残念です。

<蛇足2>

 ちなみに名護屋城の謎―豊臣秀吉と神屋宗湛という本があるそうで、内容を見ると「第2章:名護屋本営の「仕掛人」は神屋宗湛」なんてのもあるようです(参照)。
名護屋城の謎―豊臣秀吉と神屋宗湛名護屋城の謎―豊臣秀吉と神屋宗湛
(1999/01)
原口 泱泰

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