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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 元々は鉄道ブログです。
 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」
 福岡市最大のお祭りと言えば、博多どんたく港まつり
 ゴールデンウイークに行われるこの祭りは毎年200万人くらいが訪れるとされていて、大型連休に日本で一番人を集める祭りだとされています。
 ただし、街ぐるみで行われているお祭りなので、単に都心の本屋に行こうと街を歩いているだけでも訪問者に数えられてしまう恐ろしい祭りです。

<何でもアリなどんたく>

 さてこの博多どんたく。
 どんな内容かというと、主にパレードです。

江戸時代の博多松囃子は福岡城へ福岡藩の藩主を表敬するため正月15日に赴く年賀行事として行われていた。福禄寿・恵比須・大黒天の三福神と稚児が松囃子の本体である。これに博多の各町・各人が趣向を凝らした出で立ちや出し物で続き、これを「通りもん」と呼んだ。三福神・稚児・通りもんの構成が現在のどんたくの原型である。
(起源と歴史)

 この「通りもん」の系譜が現在のどんたくの主流であると思われます。
 博多どんたくを見に行くとなると、普通は福岡市のメインストリートである明治通(貫線・電車道)の博多区呉服町交差点から中央区アクロス福岡前の区間に行くのが一般的です。
 そこでは、様々な人々が様々な恰好で様々な事をして練り歩いています。

 裸であるとか拳銃持ってるとか覚醒剤打ってるとか捕まるようなものでない限り、前進していれば特に内容に制限はなさそうです。規則は知りませんが(^_^;)

 この、何でもアリなのが博多どんたくの特徴なのではないかなぁと個人的には感じています。

 例えば、「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々…」でお馴染みの阿波踊り
 踊る阿呆ならば勝手に踊っていいのかと言えば、一応踊りが決まっているそうです(参照)。
 阿波踊りの規則は見つかりませんでしたが、全国的な広がりを見せるよさこい祭りでは、以下のようなことが決まっているようです。


  • チームあたりの参加人数は150人以下。

  • 鳴子を持って前進する振り付け。

  • 曲のアレンジは自由だが、よさこい鳴子踊りのメロディーを必ず入れる。

  • 地方車は各チーム1台(必須)。安全の確保、過度の装飾競争を防ぐ等の理由から、大きさ等の仕様に制限がある。


(ルール)


<演舞台ではさらにカオスな風景が>

 何でもアリなのは、パレードだけではありません。
 期間中、街のあちこちに演舞台が設けられ、パレードをしているグループやその他の方々が舞台に立って芸を披露します。
 その他の方々が結構曲者で、地元でダンスや音楽をやっている方々の見ごたえのある演技があるかと思えば、どう見てもカラオケ大会と勘違いしとるやろという風な方もいます。

 先に出た阿波踊りの演舞場では、そのような事はないようです。

かつては踊る順番を取る為に、演舞場で前日から有名・無名問わず順番待ちをしていた。踊る順番を巡って口論がある事も絶えなかった。が、順番さえ取れればどの連でも踊れるシステムだった為、有名連が踊れず一部の大学連・企業連が風紀を乱す踊りを有料演舞場で披露する等の失態があった。その為、現在は有料演舞場へは有名連・タレントを連れた企業連を優先して踊らせるシステムになっている(「有料なのに素人の踊りを見せるのか」と苦情が殺到した為)。これにより有料演舞場で見るに耐えられない酔っ払いの踊り等に遭遇する機会はほぼ無くなり、有名連の洗練された踊りもしくはタレントの踊りを常時堪能する事ができるようになった。そしてその部のトリの連が踊り込んできた際には「皆様も参加してください」というアナウンスと共に桟敷席の前が開き、入れ替えを兼ねた一般参加が可能となる。これは観光客を中心に非常に好評で、スムーズな入れ替えと踊り体験が一体になった一石二鳥の構造となっていることも評価されている。その為にほぼ全ての有料演舞場の桟敷前方は非常用出口も兼ねてあらかじめ開放可能なように作られている。
(演舞場)

 一緒に踊れるってのは、別の方向で何でもアリなのかもしれませんが・・・(^_^;)

 阿波踊りは、何でもアリなのではなく誰でもアリなのかもしれませんね。

駐車場などを利用した踊り広場では、演舞場よりもより一層至近距離で阿波踊りを目にすることができる。四国電力徳島支店の駐車場が徳島駅や市街地中心部からも近く便利である。また公園や路上、アーケード街などでは自然発生的に踊りが繰り広げられる。
これはその客と踊り子たちの位置関係から「輪踊り」と呼ばれ主に最終日などで連の予定が特に決まっていない(元々あまり決まった場所へ行くわけではない)時に披露されることが多く、市民にとって阿波踊りがいかに身近なものであるかがよく分かる。また、この輪踊りは自然発生的に繰り広げられることから一般市民から勝手に参加するものや通りすがりの連が途中参加して行くことも多々ある。
なお、場所によっては滅多に見られない形式の踊りが披露されたり有名連のそのとき限りのオリジナル踊りが見えることもある。年にとっては連が輪踊りでその年の踊りを終え解散式をすることもあるほどである。
連に属さない有志が演奏し、一般市民が踊る昔ながらの踊り広場として新町橋北詰の橋本蕎麦屋前が有名である。ここで実際に踊ってみて、初めて阿波踊りの魅力が理解できるとも言われている。
(踊り広場など)

 ちなみに、博多どんたくでも最後に総踊りというのがあって誰でもアリになってしまいますが、阿波踊りのように自然発生的にそうなることはなさそうです。

<元々は決まっていた>

 ただ、どんたくではしゃもじを打ち鳴らす人々がいますが、あれはどこかのおかみさんがしゃもじ持って乱入したのが起源のようです。
 古くは自然発生的に誰でもアリだったのかもしれません。
 どんたくは時代と共に変わってきたわけで、昔は何でもアリではなかったようです。

 どんたくは、元々は松囃子だったようです。

松囃子(まつばやし、まつはやし)は年頭に福を祝って行う芸事のこと。松の内におこなう囃子の意。松拍子・松拍とも。室町時代に盛んに行われていた。
(参照)


貝原益軒の『筑前国続風土記』において古老の伝えとして、博多松囃子は1179年(治承3 年)に病没した平重盛の恩恵を謝すために始まったとされている。また元日節会を博多の人々が発展させたものとも、室町時代の松囃子の習慣が博多に伝播したものとも考えられている。
(歴史)

 博多松囃子は今でもパレードの先頭にいます。
 期間中に街を歩いていると、商店の店頭等で歌ったりしています(参照)。
 博多松ばやしの名称で選択無形民俗文化財になっているのだそうで、これは一応形が決まっているようです。

<現在でも残る「門付け」の系譜>


松囃子はその様相から、人家の門前で音曲を奏し金品を貰う「門付け」や、念仏踊りや獅子舞の起源である中世芸能の「風流」の一種とも言える。
(参照)

 商店等を回っているのは、博多松囃子だけではありません。

福岡城を出たのち三福神と稚児は城下の武家町・福岡を通って博多へ戻り、神社仏閣や年行司や年寄(町内有力者)の宅を祝った。また通りもんは知人宅や商家にて演芸を披露して祝い、商家などは返礼に酒や肴を振舞った。この様相は明治期も同様であった。
(起源と歴史)

 現在でも、歌や踊りを門前で披露しているどんたく隊があり、店によっては見物用の椅子までしつらえています。
 で、踊ると飲み物やお菓子を頂けます。
 言ってみれば、大人のハロウィンです。

【2013年6月1日追記】

 どんたくの人出について、記事が出ていました。

 ゴールデンウイーク期間中、全国トップ級の人出を誇る「博多どんたく港まつり」(5月3、4日)。主催者は「今年は晴天に恵まれたこともあり2日間で延べ220万人が訪れた」と発表したが、これは福岡市民(150万人)が全員どんたくを見物した上でさらに70万人の観光客が訪れないと達成できない数字だ。ではホントは一体何人が訪れたのか。検証してみた。(田中一世)

「賑やかな方がよかろうもん」

 「われわれが広場や演舞台を訪ねて回り『前年より賑わっているからプラス何十万人』とか『ちょっと人が少ないから何万人引こう』-などと目分量で判断しています…」
 どんたくを主催する「福岡市民の祭り振興会」の事務局を兼ねる福岡商工会議所商工振興本部で、人出の算定根拠を尋ねたところ、担当者から驚きの答えが返ってきた。
 昨年の人出が210万人(1日目100万人、2日目110万人)だったので、今年の1日目は「前年より少し多い」と判断して10万人増やし、2日目は「まあ昨年並み」と判断して110万人-と勘を頼りに弾き出していたわけだ。

 では、算定基準となるベーシックな数字は、いつ、誰が、どのように弾き出したのか。担当者は「いろいろと確認しましたが、記録が残っていないのでわかりません。少なくとも私が担当している3年前からは前年比較ですから4年以上前であることは確かですが…」と口ごもった。

 そこで商工会議所や県庁などで関係者の証言をたどっていったところ、40年ほど前に一度来場者数をきちんと算出したことがあることがわかった。
 算出を担当した昭和40年代に振興会事務局次長を務めていた岡部定一郎さん(82)は、福岡県太宰府市でご健在だった。
 「県警が警備計画を立てるためにはある程度の根拠が必要だと言われたので私が来場者数を計算したんです。実はそれまではまったく当てずっぽうでした」
 やはり…。では、岡部さんはどうやって来場者数を弾き出したのか。
 まずパレードが行われる「明治通り」の歩道(約1400平方メートル)に、1平方メートル当たり6~9人の通行人がいると仮定。これが1日当たりで十数回人が入れ替わるとして積算した。
 同じように演舞台も1日に3回人が入れ替わるとして「客席総数×3」で来場者を算定。こうやって歩道と演舞台の人出を計30万人と弾きだした。
 さらに、かつてどんたくの目玉だった装飾した路面電車「花電車」を沿道から見た人を70万~80万人と算定。これに博多駅、博多港、バス、高速道路などの利用者数計120万人を合算し「二百数十万人」という数字が誕生したそうだ。岡部さんはこう結んだ。

 「これで県警の了承も得たと記憶してます。厳密な数字ではないし、かなりの人数がダブっているので甘いことは分かっていますが、まあ祭りですから人出も賑やかな方がよかでしょう?」
 とはいえ、1平方メートル6~9人は山手線のラッシュ時でもあまりない混雑ぶり。日本最大の集客施設といわれる東京ディズニーランドとディズニーシーの入園者が年間2750万人であることを考えると「2日間で200万人超」はあまりに多すぎる。
 では、実際にはどれほどの人出があったのか。
 どんたく期間中ではないが、福岡大学都市空間情報行動研究所が極めて厳密な調査を行っていた。
 平成23年6月下旬の土日に行った調査によると、2日間の来訪者は博多駅周辺が32万人、天神周辺が50万人の延べ82万人だった。
 どんたく演舞台は百道浜(早良区)、野芥(同)、大橋(南区)-など郊外にも設置されているとはいえ、どんたく当日は博多駅・天神界隈は普段の土日の2・5倍以上の人であふれかえったことになる。
 5月3、4日に福岡市内に出入りした交通量を調べると、出入りは普段の土日とほぼ同じか、むしろ出の方が多いくらいだった。九州自動車道も5月3日は福岡から熊本方面に向かう下り線が56・3キロの大渋滞となり、上り線はそれほどでもなかったことを考えると、福岡市民はむしろ市外に遊びに出かけた人の方が多かったように思える。
 こう考えるとどんたくの2日間の人出は多くとも100万人前後と考えるのが妥当ではないだろうか。

 ただ、祭りやイベントで人出を多めに発表することはどんたくに限ったことではない。まあ2倍の水増し程度ならば「博多っ子のご愛嬌」と言ってもよい。
 とはいえ、祭りやイベントである程度正確な人出を予想しなければ交通機関は混乱するし、商店主らも算盤を弾きようがない。
 そこで観光庁は平成21年、人出の実数の統一推計式を提案した。日帰り客の場合、複数の観光地で訪問者を数え、それをアンケート調査で推計した1人あたりの平均訪問地点数で割る-という方式だ。
 ただ、どんたくの最中の歩行者を見物客と買い物客に区別するのは至難の業だ。観光庁の担当者も「市街地全体が会場となるイベントでは計りようがないのが現状です。まあ今後の検討課題でしょうね」とさじを投げた。
(博多どんたく「人出220万人」ウソ?ホント? 実は勘が頼り… 福岡・2013.5.16)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130516/fkk13051602080000-n1.htm
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