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元々鉄道ブログですが、福岡県古賀市、新宮町、福津市の情報に移行、その後福岡市近郊の情報に寄り道した後、心理学と障害者福祉に関心を移しています。
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 と言いつつ、福岡市北郊にある新宮、古賀、福津の情報をメインに書いていました。
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福岡市LRT構想その後
 西鉄が福岡市内にLRT導入を検討?を書いたのが2009年の11月12日のことでした。
 その後、西鉄さんの構想に乗ったのか都市開発国際協会(INTA)という団体の専門家まで「路面電車で交通網改善へ」などと提言しています(関連記事)。
INTA提言福岡市内路面電車網
 最近になって10月7日に福岡青年会議所アジア交流首都宣言~Fukuoka未来への提言~という文書の中で中心部へのLRT導入を提言しています。

 一方、福岡市長選挙の候補者の中にもちらほらLRT導入を言う方が現われています。

<福岡青年会議所のLRT構想>

 福岡青年会議所の提言は以下の通りです。

LRT でアジア一回遊しやすいエコなまちへ

現状と課題

路線バス保有台数日本一の福岡。それだけにバス停留所が数多く存在し、博多駅や天神で路頭に迷う観光客は少なくない。
また地下鉄の発達は便利になった一方で、ウインドウショッピングが影を潜め、博多駅前は閑散としている。
ベイサイドプレイスなどのウォーターフロントエリアや北天神、ホテルニューオータニ博多周辺の渡辺通りのエリアには、バスやマイカーしか移動手段がないため、地下鉄の駅があるエリアに比べて活況を呈していない。また国内で上位に入るだろう都心部の渋滞も慢性化し、地元経済にも損失をもたらしている。土日にもなると九州各地からマイカーが押し寄せるため、ノロノロ運転はさらに加速する。
「渋滞するから天神には行きたくない」そんな理由で天神のデパートへの買い物を控える人たちも少なくない。世界全体が脱ガソリン車の時代にシフトする中、環境面でも、コスト面でも、まちおこしの面でも優れたLRTの時代が到来している。

提言

初めて福岡に来る外国人でもわかりやすく回遊でき、天神とウォーターフロント地区、博多駅をつなぐLRT=次世代型路面電車を導入したい。御供所の寺町やウォーターフロント地区などを通ることで、シンプルに迷わず都心部を回遊できる。移動手段としてはもちろん、環境面でも、デザイン面でも優れたLRT。交流を活性化させるための移動手段として最適な手段だ。
LRTの建設費用は地下鉄開設に比べて、1/10 ~ 1/20 程度と格段に安く建設でき、CO2が車の約1/7 と環境にやさしい。低床型のバリアフリーの車両を導入、また芝生軌道にすることにより、環境面や騒音防止にも効果がある。
LRTそのものがまちの景色になるため、色使いやネーミング、車両の形など福岡を象徴するようなデザインを取り入れることが必要だ。LRTの導入はまちの景観にも大きく貢献する。地下鉄と違い、乗客はまちの景色を眺めながら移動するため、乗客を意識した店舗や看板が自然発生的に生まれるだろう。LRT開通とあわせて、福岡都心部の看板などの広告にも欧米諸国のように一定の基準を設け、広告にも統一感のある福岡を目指す。
またLRTの導入をきっかけに都心部に流入する車を制限することも提言する。近接する地域に大型フリンジパーキング(都心外周部の駐車場)を設けて「、パーク&ライド」を促せば、都心部への車の進入を激減でき、一挙に交通渋滞を解消できるに違いない。排気ガスの出ないLRT、そして「車のない天神」にすることで環境面でもアジアトップレベルのまちを実現できる。
(アジア交流首都宣言~Fukuoka未来への提言~・2010年10月7日付福岡青年会議所)

 うーん。
 何と言うかバラ色の未来ですね。
 ま、まあ、夢は大きい方がいいですからね。

 福岡青年会議所が提言している路線は以下の通りです。
福岡青年会議所のLRT提言


<福岡市長選挙候補者のLRT構想>

 一方、福岡市長選挙の候補者の中にもちらほらLRT導入を言う方が現われています。
 例えば、山崎広太郎前市長の支援を受けている植木とみ子さんは、山崎前市長が血道を上げていた須崎埠頭再開発に熱心なようです。
 直接LRTに言及されていませんが、天神LRTやINTAや青年会議所の案はどう見ても須崎埠頭再開発が前提なので無関係とは言えません。

 植木氏は会見で「縦割り行政の弊害をなくすため、市役所全体を簡素化する」と主張。公約として、待機児童を1年でゼロにする▽教育予算を一般会計の10%まで拡大▽犯罪の少ない安全・安心の街づくりに向け専従組織を新設▽須崎、中央ふ頭地区のまちづくり-などを掲げた。
(福岡市長選 植木氏が出馬表明 前市教育長 自・公・みに推薦願・2010年8月12日付西日本新聞朝刊)


 第三に、「規制突破」である。規制の考え方から脱却して、「心と暮らしを豊かにする地域ビジネス」という新しい働き方を作るのだ。保育園と高齢者施設とが結びついた幼老共生社会、埠頭地域の様々な法的規制の見直しなど、新たなものを作るのではなくて、今あるものを結びつける、そういった方法をとっていきたい。これは、現場主義の、女性である私が、とりわけ、強力に実行できる分野であると思っている。
(現状を突破し、素敵な街・福岡へ~植木氏の市政ビジョン・2010年8月12日付データーマックス)

 また、自由民主党の支援を受ける九州朝日放送元アナウンサーの高島宗一郎さんも気になることを言っています。

 高島氏が掲げる福岡市のビジョンは大きく3つ。ひとつ、点在する企業、商業施設、観光地などのビジネス資源を線となる交通インフラで結ぶ「国際ビジネス観光都市」構想。そして、それで得た利益による「住民サービスと福祉の充実」。3つめは、自らの政治姿勢である「徹底的な情報公開による尊敬される政治」である。
(「すべてを捨てて臨む」~元KBCアナ・高島宗一郎氏、出馬会見・2010年9月6日付データーマックス)

 「点在する企業、商業施設、観光地などのビジネス資源を線となる交通インフラで結ぶ」と言っても地下鉄やバスというわけではなさそうですから、LRTなのかもしれません。

 はっきりLRTに言及しているのは、元佐賀市長の木下敏之さんです。

 木下氏「こども病院の現地建て替えにおいて、医療を続けながら行なえるリファイン建築方式」「LRT(ライトレール)など新型都市交通による人工島の魅力化」「法人住民税の減税による日本主要企業のアジア本部やアジアの企業の日本本社の誘致」。
(「乱戦」街頭演説や討論会で立候補予定者が熱い訴え・2010年10月17日付データーマックス)

 こちらは人工島へのLRT導入ということで、今までの論議とはちょっと違いますね。

<地下鉄七隈線延伸計画への各候補の意見>

 なお、福岡市地下鉄七隈線延伸と須崎埠頭再開発については西日本新聞が各候補者の意見をまとめていました。
 まず有馬精一さん。

(2) キャナル経由ルートの延伸は多額の費用を要するので、市財政の状況をふまえて広く市民の意見を集約しながら検討します。

(3) 須崎ふ頭の再開発は前市長時代にオリンピック招致と一体に打ち上げられたものですが、招致失敗とともに消えた構想です。巨額の財政負担をともなう再開発計画に反対します。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)

 聞かれれば検討と答えるしかないわけですよね。
 確かに需要予測が誤ってたことなど日常茶飯事ですし。

 次に前出の高島宗一郎さん。

(2) 現状の七隈線は、各交通機関との連携が必要だと認識しています。そのため、延伸もその一つの手段だと考えます。いろいろなルートがあり、市民の皆様の意見を聞きながら検討してまいります。

(3) 都心に残された一等地であるため、これからの市政発展には何らかの仕掛けが必要だと思います。私は、水と緑のキャンペーンに取り組んだ経験から、自然を生かし、博多湾との調和を図ったまちづくりも検討してみたいと思います。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)

 ま、まさかウォーターフロントルートの復活でしょうか(^_^;)

 この人も前出の木下敏之さん。

(2) まず、七隈線の需要予測や延伸計画の積算などのデータを検証し、事業の内容を検証するとともに、福岡市全体の交通体系も考慮して判断します。

(3) 海に開かれた福岡にとって、特にウオーターフロントの再整備は重要な位置づけがなされるべきだと考えます。長期的に観光港と産業港の再配慮やプサンの力を利用する港のあり方を検討します。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)



 またまた前出の植木とみ子さん。

(2) 七隈線の延伸は、調査から建設までかなりの年数が必要となるので、先に地下鉄天神駅と天神南駅コンコースを直結し、乗り継ぎ時間の大幅な短縮を図る。併せて、ターミナルの橋本駅とJR下山門駅を高架でつなぐ等、七隈線の利便性を向上させる方策も検討する。

(3) 臨港地域として規制がある区域を開発可能にし、民間活力を導入して区画内をアジアンマーケットや元、ウォン等のアジアの通貨が流通可能な地区とする。併せて、国際金融機関の誘致、港湾格安運送の整備を行い、さらに広域アジアに向けた国際格安航空会社の確保に努める。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)

 天神駅と天神南駅の間は色々あるからこれ以上掘れないって話じゃなかったでしたっけ?
 天神地下街の下の駐車場の一部を通路にするとかかなぁ。
 橋本と下山門って需要あるんでしょうか?

 次に内海昭徳さん。

(2) 延伸は当面見送り。天神地下街の店舗への影響を深く考慮する必要があり、都市開発、都市成長の動向に伴った人の流れ、産業構造に大きな変化が見えてこない限りは現状維持。

(3) 港湾地区の須崎ふ頭、博多ふ頭、中央ふ頭の連携を図り、港と街が一体となった人間密着、地域密着の再開発が必要になっている。そのコンセプトとして「産・学・住」をキーワードに飲食店、住居、学校、ビジネス環境の複合型の施設を建設し再開発を進める。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)

 天神地下街への影響というのは新たな視点ですね。

 次に飯野健二さん。

(2) 採算が合わない状況での延伸は、考えにくい。採算が、見込めるなら、天神とキャナルシティの間の延伸は、検討の余地はある。

(3) 今ある施設を利用しながら、絵画や音楽、ダンスなどの文化の拠点などを誘導して、観光地としての魅力を作る。居住空間の提案なども含めて、人々が集まるような再開発を考える。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)

 キャナル限定で延伸ですか。
 これも今まで公式にはあまり聞かない案です。

 そして現職の吉田宏さん。

(2) 市全体の交通体系の確立、厳しい財政状況、地下鉄の経営状況などの課題はあるが、市民生活の利便性向上を図る観点から積極的に検討し、延伸計画の実現に向けて努力する。

(3) 外国クルーズ客船などが寄港する中央ふ頭・博多ふ頭地区では、海の玄関口にふさわしいにぎわいのある空間づくりを進める。箱崎ふ頭地区では、中国や韓国に最も近い主要港湾である特性を生かし、RORO船ターミナルづくりなど、結節機能を強化、切れ目のない物流を創出する。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)

 現職ですからね。

 そして荒木龍昇さん。

(2) 地下鉄七隈線の天神南駅からキャナルシティ経由博多駅への接続は450億円もかかり、空港線に並行して造る必要はない。できるだけ少ない費用で利便性を高めるために、天神南駅と天神駅の接続の在り方について検討する。

(3) 都心部にかつての市内電車のルートで都心部を巡回するLRT(次世代型路面電車)を走らせ、新たな福岡市の魅力とする。LRTで鮮魚市場・鮮魚会館、ベイサイド、国際ターミナルと天神および博多駅との交通アクセスを改善することで、ウオーターフロント地区が活性化する。
(ここが聞きたい!<3> 福岡市長選候補者アンケート まちづくり・2010年11月7日付西日本新聞)

 これも天神駅と天神南駅の間は色々あるからこれ以上掘れないって話じゃなかったでしたっけ?
 LRTには言及されていますね。

 そう言やまったく関係ないですが、西鉄がチンチン電車「思い出」ゆきというページを作っています。
 まさかLRTへの地ならしか(^_^;)

 七隈線予定ルートの1つだった南部では新しいバス路線の実験が始まるようです。

 福岡市と国土交通省九州地方整備局などは7日、全線4車線化の整備が進む国道202号福岡外環状道路沿いの医療機関を結ぶバス路線を設けるための社会実験を、来年1月から始めると発表した。実験は、市営地下鉄七隈線福大前駅と、西鉄天神大牟田線大橋駅を結ぶ9キロの区間を予定している。
 福岡外環状道路は、市南西部を東西に走る福岡都市高速5号線の下部を通っており、沿線には福岡大学病院をはじめ、九州がんセンター▽長尾病院▽さくら病院▽福岡徳洲会病院▽福西会病院▽那珂川病院-などの医療機関が集積、一般・療養を合わせた病床数は4千床を超える。
 しかし、こうした医療機関を結ぶ形での路線バスはない。この7病院が2008、09年度に通院者と見舞いの来院者を対象にアンケートを実施したところ、1日当たり1350人の利用者が見込まれるとの結果が出たため、西鉄にバス路線の開設を求めてきた。
 社会実験は3月末までの予定で、具体的な利用状況を調べる。また同道路の井尻地区の区間(1キロ)が本年度内に開通すれば、西鉄井尻駅とを結ぶコースも実験対象に組み込む予定という。
 実験の運行本数などは今後、西鉄と詰める。事業費は約1千万円。国の交付金活用を想定する。
 路線バス設置を要望してきた長尾病院の服部直和専務理事は「多くの市民に利用してもらって定期路線となり、医療機関の連携が進むことも期待したい」と話した。
(福大前駅─大橋駅間 病院を結ぶバス路線 外環状道路 来年1月から社会実験・2010年9月8日付 西日本新聞朝刊)

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Keyword : 福岡LRT構想 LRT(LightRailTransit) 福岡市地下鉄七隈線(3号線)

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